航空機墜落で「撃墜の可能性を指摘」しても陰謀論にならない場合(NHK、宮武嶺)
プリゴジン氏が死亡か ロシアでジェット機墜落 撃墜の可能性も
2023年8月24日 18時49分https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230824/k10014172301000.html
「戦争をさせない1000人委員会」の見解では以下が陰謀論──「911は自作自演、日航機123便は撃ち落とされた、123便の生存者は墜落現場で殺害された」。
航空機事故ではあらゆる原因の可能性を考えるのが科学的態度。よって何時いかなる場合でも撃墜の可能性を指摘しても良いわけだが、なぜか欧米政府の公式発表とは違う見解を示すと、陰謀論叩きが始まる。だがロシアで起きた航空機事故の場合は、自らが撃墜の可能性を指摘しても、それは陰謀論にはならない。
たとえば「エールフランス1611便ミサイル誤射撃墜事件」。この事件は、CIAも検閲に関与しているウィキペディアにはこうある──
エールフランス1611便火災墜落事故 - Wikipedia
しかし事故から43年後の2011年、元フランス軍軍事長官ミシェル・ラティがフランスのテレビ局TF1の番組に出演し、「あの事故はフランス軍が誤ってエールフランス機を撃墜したのが真相だ」と 証言した[1]。彼は「当時フランス軍はルヴァン島(英語版)のミサイルテストセンターで地対空ミサイルの発射実験を行っていて、古い軍用機をテスト用標的として発射されるようにプログラムされていたが、レーダー探知範囲に入ったエールフランス機に誤って発射された」「弾頭はテスト用のダミーだったので、命中しても空中で大爆発を起こすことなくあのような墜落に至った」と語った。これを切っ掛けとして事故原因の再調査を求める動きが起き、2019年9月にマクロン大統領によって事故関連の機密を解除・公開するに至っている。
多分、「エールフランス1611便ミサイル誤射撃墜事件」でも陰謀論叩きは頻発したはずだ。
ところが、ロシアで起きた航空機墜落ではNHKも「撃墜の可能性を指摘」しても、それは陰謀論にはならない。よって
検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺は堂々とロシアの撃墜を指摘できる。
この明白な二重基準はピーター・ケーニッヒの以下の言葉で簡単に理解できる。
※ピーター・ケーニッヒ:「陰謀論」あるいは「陰謀論者」(CT)という用語とそのさまざまな変形が、アメリカの諜報機関によって使われていたことをご存じだろうか? 第二次世界大戦の直後、冷戦反対派を黙らせるために、彼ら諜報機関が陰謀論という巧妙な用語を発明したのだ。これは、冷戦がフェイク(偽物)であり、西側世界のための単なる恐怖プロパガンダだと分かっている人々すべてを黙らせるためのものだったのだ。
以下が、その見解に同意する検閲を推奨するリベラル弁護士・宮武嶺のブログの記事。
ロシアの民間軍事会社(傭兵集団)ワグネル代表のプリゴジン氏が自家用ジェット機で墜落死。米シンクタンク「戦争研究所」(ISW)「プーチン大統領がロシア軍司令部に撃墜を命じたのは、ほぼ間違いない」
2023年08月25日 | ロシアによるウクライナ侵略
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/4ff6a1302918d588f0efebf6065318e0
国境なき医師団の病院がロシア軍により72時間の間に2度砲撃を受け、医師らが死傷。「ロシア軍が民間インフラ、住宅地、医療施設に攻撃を続けている」と批判声明。ロシアの戦争犯罪は西側のフェイクではない。
2023年08月08日 | ロシアによるウクライナ侵略
https://blog.goo.ne.jp/raymiyatake/e/c7d8498c8357b64e0d57aff584531af2
爆撃を避けるために病院の地下室で患者の対応にあたる医療関係者=ウクライナ東部マリウポリで2022年3月1日、AP
これからもぜひ一日一回、上下ともクリックしてくださると大変うれしいです!!!
にほんブログ村
社会・経済ニュースランキング
Amazon 社会・政治・法律
Amazon Kindle ベストセラー
私も以前から参加しているFacebookグループに戦争をさせない1000人委員会 in Facebookという有名な団体のFacebookページがあるのですが、その冒頭にこういう注意書きがあることに最近気づいて、どこもうちと同じようにご苦労されているのだなあと苦笑してしまいました。
『ご一読ください。このグループの管理陣の共通見解です。
陰謀論、おことわり!。
↓、これらを首肯する投稿・コメントは、見つけ次第に軒並み対応します。ご了承ください。
ムサシによる投票操作、ディープステートや日本を操る本当の支配勢力の暗躍、トランプは全地球的な英雄、気象兵器は存在する、311は人工地震によるテロ、ケムトレイルはバイオ兵器、在日特権はある、小沢一郎・鈴木宗男・堀江貴文・中川昭一・田中角栄らはジャパンハンドラーに陥れられた、明治てんのーは替え玉、田布施システムが明治てんのーの替え玉を用意した、ワクチンを打つと政府に監視される、ワクチンを使って人体にマイクロチップを埋め込む、ワクチンを打つと必ず死ぬ、コロナ等のパンデミックは支配勢力の作戦、911は自作自演、日航機123便は撃ち落とされた、123便の生存者は墜落現場で殺害された、南京大虐殺はなかった、強制連行はなかった、従軍慰安婦はいなかった、真珠湾攻撃はなかった、ウクライナはアメリカの代理戦争のための緩衝材、ウクライナは台湾有事に備えたアメリカの代理戦争の実験、アゾフ大隊はネオナチ、ドンバス地方でネオナチがジェノサイドを起こした、ドンバス地方の民は自発的にロシアに投降した、ウクライナの民衆を殺傷したのはウクライナ軍、ウクライナ報道は西側大手メディアが仕掛けたヤラセ・捏造、ウクライナ=善・ロシア=悪は西側メディアによる芝居の筋書き、云々。』
Qを追う 陰謀論集団の正体
藤原 学思 | 2022/9/20 前から申し上げている通り
1 ディープステイト(DS)陰謀論・トランプ信者
↓
2 コロナ軽視論・反ワクチン陰謀論
↓
3 プーチン信者・親露派陰謀論
という陰謀論の流れがあって、ツイッターやYouTubeで一握りの陰謀論者がアクセス稼ぎと「自然」食品などの物販で儲けるために荒唐無稽な陰謀論を大量に広げる流れがあるんです。
うちにもウクライナ戦争に関して親プーチン・親ロシアのコッテコテの陰謀論者が来られてコメントを一時投下され始めたのですが、反ワクチン陰謀論だけは人の命にかかわるので止めてくださいとお願いしたのに、また凄いのを書いてきたので永久追放しました。
そしたら、最後にまた、
『大嘘報道に騙されることの罪
皇軍の蛮行(アジアで2000万人を殺戮)を知っているはずのリベラル弁護士・宮武嶺さんは、ウクライナのネオナチ政権──当然、相手を敵だと思えば、あらゆる蛮行を平気でする──が蛮行をすべてロシアのせいにするトンデモに加担。
あなたは今までのキャリアを全てぶち壊す愚行に今励んでいる。そろそろ目覚めないと、愚者のまま余生を縮めて──人口削減計画の「ワクチン」傷害で──終わることになる。』
皇軍の蛮行(アジアで2000万人を殺戮)を知っているはずのリベラル弁護士・宮武嶺さんは、ウクライナのネオナチ政権──当然、相手を敵だと思えば、あらゆる蛮行を平気でする──が蛮行をすべてロシアのせいにするトンデモに加担。
あなたは今までのキャリアを全てぶち壊す愚行に今励んでいる。そろそろ目覚めないと、愚者のまま余生を縮めて──人口削減計画の「ワクチン」傷害で──終わることになる。』
という捨てセリフコメントを書いてこられて、物凄い妄想にとらわれているとしても私のことも気遣ってくれているように、悪い人じゃないことはわかるんで、何とも言えない気持ちになりました。
こういう反米・親露の陰謀論者の人たちは、トランプ前米大統領やロシア政府だけは真実ばかりを述べていると思っていて、実は両者が桁外れの量のフェイクニュースを流していることは気にしないのでしょうか。
とうとうトランプ支持者の議会突入についても起訴されたトランプ氏。
【言い訳してみろ】トランプ大統領が「煽動」し、トランプ支持者が新大統領の就任手続を阻止しようと議会に乱入。4人死亡。これが日米のトンデモ右翼が守ろうとしたアメリカの民主主義なのか。
いま、陰謀論の主戦場がウクライナ戦争になっているということは、冒頭の戦争をさせない1000人委員会の注意書きでよくわかるんですが、もちろん注意書きの
『ウクライナ報道は西側大手メディアが仕掛けたヤラセ・捏造』
『ウクライナ=善・ロシア=悪は西側メディアによる芝居の筋書き』
の部分は程度問題で、ウクライナに関する情報や報道は確かに日本で暮らしていると圧倒的にウクライナ・NATO側に都合のいいものが流れてくるので気を付けないといけないです。
たとえば、私が上記の陰謀論者の人への返信でコメント欄に書いた実際にあったアメリカの「陰謀」に、こんな歴史的事実があります。
湾岸戦争の時に、ブッシュ(親)政権がアメリカ議会と国連全体をイラク攻撃に誘導するためにでっちあげた「ナイラ証言事件」というフェイク事件です。
イラク軍がクウェートに侵攻した際に、イラク軍の兵士がある病院の新生児室の赤ちゃんたちを殺して回っているのを見た、という証言をクウェート人の少女がアメリカ議会でしたのです。
ところが、実はこの少女は駐米クウェート大使の娘で、クウェート侵攻時にはもちろんアメリカにいたのでそんな場面を見たわけがないし、そもそもこの子の証言内容はブッシュ大統領の選挙運動を担当していた広告代理店が演出していた、というトンデモ事件が発覚したんです。
だから、欧米の報道がいつも真実なわけがないので、当ブログでは例えばロシア軍がブチャ虐殺を本当にしたのか見極めるために1年間様子を見ましたし、ダム決壊についてはロシア占領地域で起こったことですからロシア軍がやった可能性は高いとは思いますが決めつけていませんし、ロシア政府がウクライナの子どもたちを強制的に連れ去っているという戦争犯罪についても西側の報道を鵜呑みにはせず注意深く観察して記事を書くようにしています。