ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

あんちょこ

2007年02月04日 | 日記
英語でも日本語でも間違いなく言葉は生きているって感じる。
今日もそんな出来事があった。。。

機会があって女子大生と話していた。
私が「あんちょこが見られないとつらい、、、」とかって話していたところ、
「あんちょこってなんですか?」と。

私としては横浜のガイドをするときの手持ちの資料のことを「あんちょこ」とただ呼んだだけなのですが・・・若い彼女には初めての言葉だったらしい。

でも、地域的なものかもしれないし?あんちょこって関東でしか使わないのかも、、、と相変わらず都合のいい解釈をそのときはしてみた。

ところが今日の帰りたまたま地元で会った小中学生に聞いてみると・・・

「あんちょこ?あんことチョコが入ったお菓子?」

との回答・・・
えぇ~~~横浜で育った子供も知らないのぉ
ってビックリとともに、かなりショックを受けてしまった。。。

広辞苑で調べてみると、
「あんちょこ」はアンチョク(安直)がなまったもので昔風に言うと「虎の巻」
・・・さすがに私もこれは使いませんが

じゃあ、「あんちょこ」は今風にはなんて言うの??
って彼女に聞いてみたら、、、

「カンニングペーパー」略して「カンペ」だそうです

こうなったら、
私の中でも「あんちょこ」はとりあえず「開かずの間」(これも古い??)におさめておいて、新たに「カンペ」をインプットしなければいけません。

かつて教師をしていた母が学校で「帳面を開いて!」と言って笑われたと言っていたのを思い出します。。。ノートのことです、念のため!!

そしてそのもうひとつ前の世代の祖母は「手風琴が・・・」と言っていたのを覚えています。。。はい、アコーディオンのことです、念のため!!

私もこんな「念のため」がつけられる日が近いのでしょうか??やめてぇ~~笑
そうならないように努力します

ちなみに英語だったら"cheat sheet"くらいでしょうか?
どうも英語よりも日本語の方が変化が速いように思う、、、すぐにカタカナになってしまう、これが文科省も問題にしているところなのでしょうけれどね。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
絶やしてはならぬ。 (日本語保存会)
2007-02-09 06:15:30
戦争を経験した、生きた証言者の方々がいなくなると同時に、近い過去の戦争でさえ、「歴史」と言う、もはや教科書のイチページにしかならず、化石、仮説、言い伝えのようになり、古き良き時代の日本語は「名前を付けて保存」ではなく、現代語に「上書き保存」されてしまう。



なんとか、古い日本語を存続させるために、恥を書き捨て、是非とも古い日本語を使っていただきたい。

私はそう思います!

(なんか感情高ぶって、おおげさになってきました(^^;)



と言うことで、あんちょこの次はエンマ帳!



これで、お願いします。











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同感ですが、 (ハイジ)
2007-02-09 20:32:30
日本語保存会には引き続き参加させていただきたく思います。
そういえば「エンマ帳」も最近聞かない言葉ですねぇ~
ただ「是非とも古い日本語を使っていただきたい!」なんて言われてしまうと、なんか自分がとっても年を重ねた気がしてしまいますぅ(笑)
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