ハイジの徒然なるままに

なにげない日々にもたくさんのワクワクがあるはず・・・ある英語講師の毎日です♪

ボランティア禁止令?

2007年11月22日 | 日記
最近ボランティアについて考えさせられる出来事がたまたま続いた。

ひとつは先日、ある小さな旅行代理店をたずねたときのこと。
もう10年以上前に私が通訳ガイドとして登録していた。。。けれど実際にはガイドのお仕事はあまりなく、外国人のお客さまからの翻訳のお手伝いなどをすることが多かった。

そのうちに私も仕事が変わり、そちらに行く機会もなくなった、、、でも担当だったKさんは毎年私の誕生日とクリスマスにはカードを欠かさず送ってきてくれている。本当に素敵な仕事の出来る格好いい女性です

そんなKさんをいきなりたずねてみた。

「わぁ~~ハイジさん、久しぶり~~」

変わらぬ笑顔で迎えてくれた。
早速すわって互いの近況を話しだす。。。
私は仕事のこと、そしてボランティア活動のことなど、、、

するとKさん、「そういうの困るのよねぇ~~」と
横浜には語学に堪能な人材が多く、通訳や観光案内などボランティアがしてしまっている部分が大きい。
旅行業界にとっては確かに困った現象だ。

Kさんに言われてあらためて思ってしまった。。。
横浜にいると、英語でボランティアをしようとしたときにはだいたいにおいて「選考会」がある。5倍10倍といった倍率も驚くことではない
横浜市の小学校で行われている英語活動の「英語サポーター」でも選考会があったと聞いているし、、、ボランティア志願者を「試験」して「合格」しないとボランティアができないっていうのもなんだかおかしな話だ。
ボランティアに選ばれることがまるで名誉であるかのような・・・

もしこれらすべてのボランティアによってされている活動が報酬をともなう「仕事」となったらどうなるだろう?
膨大な雇用が作り出され、仕事の質は向上するだろうし、、、
経済が活性化される

Kさんが半分笑いながら「そういうの困るのよねぇ~」というのは正直なところなのだろう。

30分ほどお茶を飲みながらなつかしい話に花を咲かせ、私は失礼することにした。
エレベーターホールまで一緒に来てくれたKさん。
私が「いつかまた一緒にお仕事したいですね♪」と言うと、
「うんうん、だからもうあんまりボランティアはしないでね」と笑う。

H「じゃあ、Kさんお仕事くださいよぉ~」
K「ちがうわよ~ハイジさんたちがまずボランティアをやめないと!!」
H「そっかぁ、たしかに・・・」

ふたりで笑いながら別れた。

私の周りにもボランティア活動をする人が多い。
みんなが一斉にやめてしまったらどうなるのだろう?
それがいいことなのかどうなのか?私自身も答えが出せないでいる。

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