白黒一家

ネコ暮らし

女が脚本を描くとあぁなるのか。

2009-05-19 05:54:52 | 戦国浪漫
相変わらず、毎週「天地人」だけは欠かさず観ております。
20回 「秀吉の罠」を見た訳ですが。
相変わらずくだらない、男と女の場面に割く時間の多い事。
古びたトレンディードラマの匂いがプンプンします。
秀吉は、もう天下人一歩手前まで来ているのですが、
何が凄いってその天下人になる過程がものの1分ほどで省略。
柴田勝家や佐々成政の事なんて顔も出てこない始末。
そんなもので良いのですか?
戦国時代には、それなりに名前を馳せた武将を1分の間に顔も見せない
そんな演出でよいのでしょうか?
柴田勝家のご当地の人の気持ちを考えると、不憫です。
いくら時間がないとは言え、それならそれで馬鹿げたメロドラマシーンを
減らした方がよっぽどいいのではないかと…。
そういう想いから…表題の意見となるのです。

私だって、女ですからそんな事言われたくないんですよ。
でも、結局馬鹿げた事をするから最後にはそういう風に言われちゃうのです。
クソッタレー。

とうとう石田三成が出てきましたね。
小栗旬です。
私は、「石田三成」という武将が好きなんです。
ここ最近、ゲームなどの影響で歴女とかって部類があるらしいですが。くそったれ。
私は、ずっと以前より戦国時代フリークです。
石田三成は、歴女とやらに人気が有るらしく…
それで「小栗旬」の配役が決定したのでしょうが…
どうもいただけません。
あの「人たらし」と呼ばれる秀吉のおそばでずっと過ごしてきた男ですよ。
もっと深みのある人間像だったと思うのです。
石田三成に関しては、今までの映像など両極端で悪い部分か良い部分か。
そんな観方が出来ますが、今回はどちらで行くのでしょうね。
それにしてもいただけません。
残念です。

歴史ドラマっていうのは、自分達の日本の歴史をドラマ化するわけで
好きな人にとってみればどうしても文句の言いたくなる事が多い分野です。
歴史に忠実に…というのはもちろん、その演出や人物像などにも
やっぱりイメージは崩して欲しくなく…思い切った事がやりにくいかもしれません。
一昨年の「風林火山」のガクトの抜擢はかなり思い切りました。
観ている私には、もう耐えられない気もしましたが
それでも、周りの役者さんと脚本・演出で楽しんで見れました。
泣き過ぎる直江のイメージをどう受け止めていいのか未だに分かりません。
これは役者さんが悪いのではなく…。
なんだか居た堪れないですな。

画像は、初公開!!
一昨年、山梨に遊びに行った時に取りました。
「チビマル、信玄公と会話する。」です。
圧巻された銅像でした。




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