こころラボ

楽しく幸せなこころを育てる実験

ゼロから始めるエレキギター:げ、げいじゅつ?

2022-07-22 08:29:57 | 日記

「雪の華」も大サビに入り佳境を迎えています。

コードがスムーズに移行しにくい箇所を重点的に練習していますが
原曲のテンポだと私にはまだ速いため、左手がガチャガチャしてしまいます。

楽譜どおりのストロークと少し数を減らしたストロークのどちらにするかを先生と相談した際に
「ギター演奏は芸術なので、要は自分がどう演奏したいかが重要になる」と言われました。

う~ん、原曲を聴いて「素敵だ、こんな風に弾きたい」とは思うけれど自分の技術では足りない。
じゃあ、まずは技術を磨こうという気持ちで練習してきたので、突然「どう弾きたいか?」と問われても「?????」です。
そんなこと考えたことなかった。しばらく考え込みました。

コードをジャカジャカ弾いているので多少出ていない音があっても不自然ではないとは言われているものの、自分はきれいな音を出したい。
各コードをきちんと押さえてきれいな音を出すには、曲全体をもう少しゆっくりとしたテンポで演奏したいなあ。
速いとあせって弦をしっかり押さえられなくなるし。
と、ここまでは導き出したのですがそれ以上は絞り出せませんでした。

歌詞も読み込んで情景とか心情とか想像してみようかな。
ミュージックビデオも見てみよう。

難しいなあ、こういう「情緒的(?)」な部分って。

昔、小柳ゆきさんがカラオケで採点するTV番組に出て「あなたのキスを数えましょう」を歌っていて
対戦相手より点数は低かったけれど歌としては小柳さんの方が圧倒的に感動したことがありました(お客さん泣いてたし)。
小柳さんが歌った「廻廻奇譚」も素晴らしかったなあ。
こういうことが「芸術」たるゆえんなんだろうな~。
小柳さんの中に「こういう風に表現したい」というイメージがあり、それを実現するために技術を駆使するみたいな。

実はバイオリンの練習でも「クリスマス・イブ」はかなり弾けるようにはなってきたけれど
なんだか素っ気ないというか深みがないなと感じて、山下達郎さんご本家の歌を聴いたりしています。
速弾きの部分は「ダバダ」みたいなコーラスなのですが、クリスマスムードを高める聖歌のような感じもして
軽く清らかに弾くのがいいのかな~なんて思ったりしています。
歌詞もうろ覚えだから一度書き出してみようかな。

芸術、かぁ~。