Gメモリーズブログ

有限会社クリエイティブデザイン羽沢組

「ファイナルウォーズ」雑感 その3

2010年04月13日 | 代表羽沢のG雑感
「ファイナルウォーズ」の好きな所

 私にとっての「ファイナルウォーズ」の好きな所。
 何だかんだ言ってもたくさんの怪獣の登場は楽しいし、ゴジラがその中でも特に強いのも嬉しい。
 ガイガンはメチャメチャかっこいいし、私の大好きなエビラの登場も嬉しかったです。
 旧轟天号をゴジラ映画で見られるのもしみじみ感じたし、後半の廃虚と化した舞台での戦いも新鮮でした。
 ドン・フライ演じるゴードンはぴったりだと思ったし、中尾彬艦長も似合っていました。北村X星人も適役だったと思います。
 ついでに言うなら、小美人の2人を筆頭にM機関の女性兵士、X星人の女性、轟天号のクルー等わき役の女性達もみんな美人!
 私よりもっとハマっちゃった人は、もっといろいろ好きな所はあるんでしょうね、きっと。

 中年ど真ん中の私ですが、若い頃はゴジラに対して今ほどは優しくはありませんでした(ゴジラ映画に限らずどんな作品に対しても)。ついつい好きな所や感動した所以外にも、ツッコミ所を探したり、残念な所を言いたくなったりしていました。
 いい大人になってからでしょうか(たぶん30歳過ぎてからかも……)、「本音」「個人の感想」「批判」と言った言葉を盾にして、特撮やアニメ、それらを好きな人達に対しての一方的な(批判にも批評にもなっていない)悪口や中傷を言っている他の大人達を見て、なんてカッコ悪いんだろう、なんて青臭いんだろうと感じました。上から目線で常に見下して言うその態度には時には醜さすら感じ、かわいそうにすら思う事があります。今でもです。

 それからでしょうか。かなり見方が変わったのは。
 せっかく大好きなゴジラ映画を見るなら、ケチや文句を言いながら見るよりは、好きなシーンやシチュエーションを楽しみにして喜んでみたいと思うのです。
 せっかく語るなら、カッコいい所、嬉しかったシーン、感動した所等を話した方が何倍も幸せです。
 だから「ファイナルウォーズ」も画面に向かう時は、いつも楽しんで見られるのです。
 そういう気持ちがなかったら、今頃は個人的にゴジラ映画の納得できない所が引っ掛かり過ぎて、良い所を見逃してしまい、愛情を込めてゴジラソフビを作る事はなかったのかな……と思う今日この頃です。