梅雨入りしてからのほうが、本を読めませんでした。
湿度の高さに疲れて、早寝してしまいました。
やはり、夜誰もいない静かな環境で読むのが一番、脳に映る映像がクリア。
「のろのろ歩け」「かたづの!」
中島京子さん。今一番好ましい作家。
のろのろは、タイトルもグー!だけども、北京、台湾、香港にまつわるショートストーリー。よかった!!
「今夜の食事をお作りします」
現代の中国人作家によるシリーズものから。
骨太で衝撃的。山崎豊子さんの「大地の子」を彷彿とさせる、生きる力強さ。人情。不条理。今の日本の小説が軟弱すぎる、負けた!
「王妃の帰還」
あっこちゃんシリーズの柚木麻子さん。女子中学生のクラス内派閥争い。しかし女は女の凌ぎ合いの中でこそ強くなる!!という意味では納得。
「コーヒーが冷めないうちに」
舞台演劇のようと思ったら、まさにその小説化だった。こういうのはお芝居のほうが断然面白いハズ。
今は「一路」を読んでます。結構かなりお笑い系!?