免許更新

昨日、試験場まで運転免許の更新に行って来た。１年半前にスピード違反をしてしまった私の区分は一般。

講習は６０分受けなければならない。

で、講習が始まった。講師は警察官を定年にでもなった人だろうか、独特の口調などからそう感じた。

・・・と、始まって数分後、近くの受講者が居眠りを始めた。高校時代などは気合を入れて寝たこともあるが、そういう雰囲気ではない。明らかに、我慢したくてもできない辛い眠気が襲ってきたみたいだった。

「ぷぷっ！」思わず笑った。

寝るのは悪い。が、子守唄のような何も訴えかけるものもないような、抑揚のない講義も如何なものかと感じた。これでは普通に人でも眠くなるし、退屈になる。

これが商売だったら。

きっと、いろいろ工夫されて交通安全の重要性や、最近の法律改正を興味を持たせながら話すことだろう。

大げさに言えば、大した事故にもあわずに生きて免許を更新できること、違反がないことのすばらしさに感謝し、反省も踏まえて、今後の交通安全に対する決意を新たにさせるところまでもって行くだろう。

そうして、事故や違反を減らすことが求める成果だから。

講義自体が商売でなくても、社の未来を託す社員教育でも、いかに成果をあげるかに焦点が置かれる。

しかし、今回の公安の講習は時間つぶしが目的のようにさえ思えた。だから面白くもないし、しっかり聞きたくてもゴニョゴニョとマイペースで喋っていて、良く分からんかった。

これは教訓である。
自分の仕事の理由、求める成果を今一度検討するいい機会である。

この仕事は何の為にやるのか？


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