島国(日本)が考えた「尻の形」をした銘菓が悪趣味!と中国で話題に- 秒刊SUNDAY(2013年10月26日00時37分)
島国(中国では日本のこと)が考えた銘菓がとんでもない発想だなどと話題になっているものがあります。こちらは「尻餅」といい、お尻の形をしたお餅と言う事で確かに他にはない独特の発想をしたお餅だ。もちろん尻にちなんで、尻型ということではあるが、海外ではなかなかこれを受け入れ難い様子で「おならの味がするのではないか」と恐れられている。―尻餅食べログより
妙にリアルな尻の形をした餅は、北海道苫にある「 御菓子の梅屋」のお菓子のようで、地元の和洋菓子店梅屋の2代目店主が考案。地元駅のどん尻にちなんで作られた餅のようだ。機械では無く手作業で作られている為、様々なお尻のおもちを愉しむことが出来るのだという。
食べると甘い味がするお菓子と言う事で、地元の人にも親しまれている。
-尻のお菓子と言う意外性
尻のお菓子と言う発想がなかなか思いつかないようで、おならのような味がするのではないかという懸念の声が上がっている。我々は「和菓子」と言うジャンルを知っているが故、このお菓子の味をなんとなく想像できるが海外ではなかなか想像しがたい「フォルム」であるようだ。
-海外の反応
・おならの味がするんじゃないだろうか
・お尻の形?
・悪趣味過ぎるわ島国。
・これはない
・「尻」の意味が判らなかったが「お尻」の意味ね
・臭いがオナラなんだろう
・日本人はこう言うのが大得意です
・日本人は幼稚だな
・発射したいですね。
某お祭りなどで売られているもう少しエグい飴なども有名ですね。
記事参照
http://tt.mop.com/read_14322767_1_0.html
尻を、どうこう言っているので、弁護すると、北海道の地名は、そもそもがアイヌ語を語源としている。
それを日本語に当て字したので、こんなことになっている。
まず、北海道で、尻の字がつく地名を挙げると次の通り。
利尻、奥尻。
この尻は、島の意味。
他には、高い山の意味もある。
利尻には、利尻富士という高い山がある。
次のアイヌ語辞典を参照すると、アイヌ語の意味が書かれている。
http://www.h3.dion.ne.jp/~oyama/boukenn-folder/bouken-ainugo-ziten.htm
「シリ=~ようす・~の山」となっている。
山とか、島を意味する。
北海道の人は、当て字であることは理解しているので、北海道以外の人が思っているほど意味を感じていない。
関西風に言えば、洒落である。
この和菓子、中国でも話題になったので、この和菓子屋の商魂が勝っていたことになる。
私は、この記事を読んで、そう思った。
休題:
同様に、北海道には、漢字の「平」を、「ピラ」と読む地名がある。
アイヌ語の意味では、真逆である。
ピラ=崖
たまたま、「ピラ」から「平」になったので、平坦な地形と勘違いするが、本当は違う。
赤平(あかぴら)市は、川沿いの市で、平坦ではない。
小平(おぴら)町、平取(ぴらとり)町、安平(あぴら)町、古平(ふるぴら)町。
因みに、札幌の意味は、結構知られているが、アイヌ語の豊平川(もと札幌川)の呼称「サッ‐ポロ‐ペッ(乾いた大きな川)」または「サリ‐ポロ‐ペッ(葦原の広大な川)」と言われている。
別に、明治時代の高札(こうさつ)に、幌(ほろ)が掛かっていたからという意味ではない。

こっちの語源の方が、面白いけれどね。