今、ツイッターで、難病ALSのチャリティとして、氷水を頭からかぶるのが、流行っている。
この映像をツイートして、100ドル寄付するか、氷水を選択するか、両方選択するか。
そして、次の3名を指名する。
数学が好きな私としては、直ぐ計算した。
3のn剰 > 70億(人口)
n × Log3 > Log(70億)
n > Log(70億) ÷ Log3
n > 20.6
つまり、21回、展開されると、70億人以上となることを意味する。
検証:
3の 1乗 = 3
3の 2乗 = 9
3の 3乗 = 27
:
:
3の 20乗 = 3,486,784,401 (34億・・・)
21乗で、70億人を超える。
どのくらい広がっているのかを、視覚的に表したのが、このヒートマップのサイト。
http://srogers.cartodb.com/viz/89e638ac-2a2c-11e4-9cb7-0e73339ffa50/embed_map
私には、まだ、このメールは届いていない。
回数で言ったら、何乗あたりなのか。
よくよく考えてみたら、対象者はツイッター利用者になる。
日本では、25%ぐらい。
http://research.lifemedia.jp/2014/05/140514_twitter.html
赤ちゃんも入れた総人口で考えても、約30百万人。
私は、ツイッターを利用していないので、絶対に、このメールは届かない。
先程、掲載したヒートマップの右上に「JAPAN」と入力し、日本だけ見ていると、意外と少ないことが分かる。
まだ、暫くは、このメールが届かないかも知れないと考える。
世界のツイッター利用者数は、どのくらいの人数かを検索して見た。
2018年で、3億9千万人とある。
http://news.mynavi.jp/news/2014/05/28/165/
先程の計算では、次のとおり。
3の18乗 = 387,420,489 (3億8千・・・・)
つまり、18回で、世界中のツイッター利用者全員に届く。
ツイッター利用者は、そろそろ、氷水を頭から被る準備をした方が良いと考える。
閑話:
これから言えることは、ネズミ講は直ぐに破綻することが分かる。
自分の配下に5名置いたとすると、5の11乗で、48百万となる。
11段階下になったら、もう48百万人になってしまう。
数学的にネズミ講は永続的に存続できない。
11段階目に加入した人は、もう加入者は増やせないことを意味する。
10段階目に加入した人でも、5名しか配下がいない。
9段階目に加入した人でも、25名しか配下ができない。
8段階目に加入した人で、やっと125名の配下。
まず、自分が、8段階目に加入できること自体が難しいと考えた方が良い。
配下が獲得できないので、9段階目、10段階目の人は、脱退する。
すると、8段階目の人は、いつまで経っても、配当がない。
また、8段階目の人が脱退する。
脱退の連鎖反応で、いづれ破綻する。
最初に作った人だけが、儲かる、騙しの構造であることが、分かる。
休題:
ALSは、次の記載のとおり:
筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)は、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は確立されていない。
死を宣告されたのと同じで、恐ろしい病気である。
原因を探り、その治療法を探し出すのは、大変な作業であることは分かる。
お金も掛る。
今回のツイッターで、世界中がこの言葉を知った意義はあると考える。
日本人では、篠沢秀夫元教授がこの病気で、現在もこの病気と闘っています。