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難病ALSのチャリティ

2014-08-27 | シンキング

今、ツイッターで、難病ALSのチャリティとして、氷水を頭からかぶるのが、流行っている。

この映像をツイートして、100ドル寄付するか、氷水を選択するか、両方選択するか。

そして、次の3名を指名する。

 

数学が好きな私としては、直ぐ計算した。

3のn剰 > 70億(人口)

n × Log3 > Log(70億)

n > Log(70億) ÷ Log3

n > 20.6

つまり、21回、展開されると、70億人以上となることを意味する。

検証:

3の 1乗  = 3

3の 2乗  = 9

3の 3乗  = 27

     :

     :

3の 20乗  = 3,486,784,401 (34億・・・)

21乗で、70億人を超える。

 

どのくらい広がっているのかを、視覚的に表したのが、このヒートマップのサイト。

http://srogers.cartodb.com/viz/89e638ac-2a2c-11e4-9cb7-0e73339ffa50/embed_map

 

私には、まだ、このメールは届いていない。

回数で言ったら、何乗あたりなのか。

 

よくよく考えてみたら、対象者はツイッター利用者になる。

日本では、25%ぐらい。

http://research.lifemedia.jp/2014/05/140514_twitter.html

赤ちゃんも入れた総人口で考えても、約30百万人。

私は、ツイッターを利用していないので、絶対に、このメールは届かない。

先程、掲載したヒートマップの右上に「JAPAN」と入力し、日本だけ見ていると、意外と少ないことが分かる。

まだ、暫くは、このメールが届かないかも知れないと考える。 

 

世界のツイッター利用者数は、どのくらいの人数かを検索して見た。

2018年で、3億9千万人とある。

http://news.mynavi.jp/news/2014/05/28/165/

先程の計算では、次のとおり。

3の18乗 = 387,420,489 (3億8千・・・・)

つまり、18回で、世界中のツイッター利用者全員に届く。

ツイッター利用者は、そろそろ、氷水を頭から被る準備をした方が良いと考える。

 

閑話:

これから言えることは、ネズミ講は直ぐに破綻することが分かる。

自分の配下に5名置いたとすると、5の11乗で、48百万となる。

11段階下になったら、もう48百万人になってしまう。

数学的にネズミ講は永続的に存続できない。

11段階目に加入した人は、もう加入者は増やせないことを意味する。

10段階目に加入した人でも、5名しか配下がいない。

9段階目に加入した人でも、25名しか配下ができない。

8段階目に加入した人で、やっと125名の配下。

まず、自分が、8段階目に加入できること自体が難しいと考えた方が良い。

配下が獲得できないので、9段階目、10段階目の人は、脱退する。

すると、8段階目の人は、いつまで経っても、配当がない。

また、8段階目の人が脱退する。

脱退の連鎖反応で、いづれ破綻する。

最初に作った人だけが、儲かる、騙しの構造であることが、分かる。

 

休題:

ALSは、次の記載のとおり:

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%8B%E8%90%8E%E7%B8%AE%E6%80%A7%E5%81%B4%E7%B4%A2%E7%A1%AC%E5%8C%96%E7%97%87

筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)は、重篤な筋肉の萎縮と筋力低下をきたす神経変性疾患で、運動ニューロン病の一種。極めて進行が速く、半数ほどが発症後3年から5年で呼吸筋麻痺により死亡する(人工呼吸器の装着による延命は可能)。治癒のための有効な治療法は確立されていない。

死を宣告されたのと同じで、恐ろしい病気である。

原因を探り、その治療法を探し出すのは、大変な作業であることは分かる。

お金も掛る。

今回のツイッターで、世界中がこの言葉を知った意義はあると考える。

日本人では、篠沢秀夫元教授がこの病気で、現在もこの病気と闘っています。


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