ドラマ「半沢直樹」の名台詞
「やられたら、やり返す。倍返しだ!」
このドラマの視聴率が上がっているのは、なんとなく知っている。
普通の契約で倍返しが発生するのは、不動産売買の手付金。
不動産契約契約書の定めで、売主側の都合で契約を解除する場合、買主から受領した手付金を返還し、且つそれと同額を買主にペナルティとして支払うことを意味する。
売買価格が3000万円で、2割の手付金で契約した時、手付金600万円は、契約時に受け取れる。
その後、売却を止めざるを得なくった時、売りたくなくなった時は、12000万円を払えば、契約解除できる。
正確には、契約時600万円受け取っているので、追加の600万円を払えば、売買を中止できる。
不動産の売買には、大変良い制度と考える。
引渡しの実行を推し進める、縛り。
自分が買い手の場合、多く手付金を払えば、契約解除になる可能性は低くなる。
逆に、売り手の場合、少ない手付金であれば、その手付金相当額で、契約解除織できる。
従って、双方合意する金額で手付金が決まる。
相手が、住宅ローンで残金を支払う場合は、手付金は1割から2割ぐらいかな。
不動産取引以外の取引等では、倍返しするような取引はあまりない。
強面の人が、映画やテレビドラマでは、言っているのを見るぐらいである。