小売業の売上は、大まか、次のとおり。
スーパーマーケット 13兆円。
コンビニ 10兆円(2013年度見通し)。
広い意味の通販 8兆円。
百貨店 6.5兆円。
主婦の友、ダイエーから始まったスーパーマーケットに迫る勢いが、コンビニ。
一寸前のコンビニの売上は、7兆円であった。
コンビニの取扱商品は、公共料金の引き落としから、お握り、お弁当、総菜、スィーツ、最近は、煎りたてコーヒー、医薬品と商品を常に変えてきた。
一方、PB商品が多くなった。
ご存じの通り、PB商品は、流通コストを抑えられるので仕入れ値を低くくできるので、安く売ることができる。しかも、粗利は高い。
最近のPB商品は、ビールまで、提供している。
ビールメーカーのNB商品より安く言っている。
店内が狭いコンビニでは、売れない商品は売り場から、すぐにはじき出される。
だから、メーカー側も真剣に商品開発に知恵を絞る。
企業間の緊張感が、利用者の消費意欲を刺激し「コンビニ経済圏」の膨張を後押している。
コンビニ業態ではあるが、取扱商品を変えながら、成長している。
業態はコンビニであるが、販売商品を変えながら成長している。
コンビニの国内店舗数は約5万と郵便局の倍。
今もなお拡大を続け、大手3社だけで今期4000店近い出店を計画している。
都市部では、交差点の4つの角の内、2つの角を同じ系列のコンビニが出店しているところもある。
普通の店舗戦略では、考えられないノウハウを持っているコンビニ業界。
だから、成長しているのだろう。