目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

日本でのハローウィン

2018-11-01 | ブログ

ハローウィンは、20年前は有名なイベントではなかった。

せいぜい、人型にくり貫いた「かぼちゃ」や、それを描いた絵ぐらいでした。

2004年当時は、川崎駅前のチネチッタと言う映画館の施設の周りで、細々とハローウィンの仮装が行われていました。

私がハローウィンの詳細を知ったのは、1992年、アメリカに留学していた高校生が、近所にお菓子を貰いに行ったところ、不審者と間違われて銃で殺された事件がキッカケです。

この事件の詳細は、ここを参照:

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E7%95%99%E5%AD%A6%E7%94%9F%E5%B0%84%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6

この事件で、初めてハローウィンの風習(お菓子を貰いに近所を回る)を知ったのと、近所の人が、フリーズ(Freeze)と言ったのが、意味が分からずに停止しなかったため、殺されたこと。

英語のフリーズには、止まれという意味があることをこの事件で、私も、初めて知りました。

英語圏では、子供たちが「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)」 という言葉、直訳では「いたずらか、ごちそうか」で、聞いている側としては「ごちそうをくれないと、いたずらしちゃうぞ」というニュアンスに聞こえる言葉を唱えながら家々を訪ね、菓子を集めて回る習慣です。

日本の留学生も英語圏の習慣を取り入れて、仲良くしたかった行為かと考えます。

この「Trick or Treat」もこの時、知りました。

 

今年の渋谷のハローウィンを見ると、本来の姿とは違う、日本の独特な行事になってしまいました。

軽トラックを倒す、渋谷の飲食店が閑散とする、ゴミが散らかっている等の行為が散見されては、良い行事とは思えません。

行き過ぎたことは改めるべきです。

日本人は、色々な国の文化を取り入れるのが、上手ですが、今回の騒ぎを見る限り、上手とは思えません。

渋谷を聖地化せず、どこかの公園で開催するようにした方が良い気がしました。

 

私が、売るがための行事として認識しているのは、次です。

・2月の節分の恵方巻き。そもそもは、関西の行事でした。1992年関西に赴任した時に知った関西の習慣でした。

・10月のハローウィン。

・2月のバレンタイン・チョコ。3月はお返しのクッキー。私が学生の頃は、無かった。

・11月のボジョレーヌーヴォ解禁。

・今後、取り入れられそうな4月のイースター祭り(復活祭)。

 個人的には映画「イースター・パレード」は、好きな映画ですが。

 

このブログを書きながら、私からの提案です。

ハローウィンは、「ハローウィン・パレード」にする。

渋谷の交差点から、Parco前を通り、代々木公園まで、誰か有名なアーチストによる作曲で、その曲に合わせてハローウィンのパレードをすると言う案は、如何でしょうか?

騒動も起きなくて、参加者も観客も一緒に楽しめるパレードになるような気がします。

できたら、映画「イースター・パレード」のような優雅なパレードになって欲しいです。