目的を持って始める「ゆうゆう生活」

<Begin with the End in Mind>悠悠、融融、優遊、悠悠閑閑な「ゆうゆう」生活のブログ

ターミネーター2、裏話を聴きながら見た

2016-06-20 | ブログ

DVD等では、音声に裏話を入れ込んだ映画はある。

裏話の最高傑作DVDは、WestSide Storyです。

 

先日、この映画をテレビの副音声で見た。

ターミネーター2は、何度も見ているので、副音声の解説でも良いかなと思った。

映画の繋ぎを見ていると、可笑しい場面は良くあるが、その場面を解説していた。

・サングラスの傾きが、右下がりと左下がりと繋がらない画面。

・トレーラーで追いかけられるシーン。橋から川の堀に飛び込んだ時にフロントガラスが割れているが、おの後、堀を走行するシーンでは、フロントガラスは付いている。

・ヘリコプターで、車を追うシーンは、画面では、見えないが、右手で操縦桿を握り、左手で機関銃を持って、乱射しているのに、更に、左手で操縦桿を握っている手が映っている。

 

他の映画では、戦闘機から2発のミサイルが、同時に発射されたが、そのミサイルの軌道は、並行しながらターゲットの飛行機を追尾している。

戦闘機のジェットエンジンの熱源をターゲットにして、追いかけるので、だんだんと、同じ軌道になると考えるが、そうはなっていない。

 

映画は、ストーリー、雰囲気、迫力等を感じながら見るもの。

画面の繋がりが可笑しいのでは、考えながら見るものではない。

一回目は、素直に見ましょう。

 

何度も見ると、間違いに気づくことがある。

私は、自宅で見る時は、スローで見ることが多い。

そんな見方をすると、可笑しな点に気付くこともある。

 

映画撮影は、ワンカットで撮影したのを、編集する。

ワンカットの間に、休憩があれば、間違える事もあるだろう。

ストーリー通り、順番に取っている訳でもない。

ある俳優さんは、連続したカットにも関わらず、翌日撮影だったんで、思わず、その日の帰りに床屋に行ってしまったと言っていたこともあります。

当然、次のシーンになると、髪が短くなっていたと仰っていました。

 

何度も同じ映画を見ると、楽しい世界が広がってきます。

また、齢をとると、監督が伝えたかった意味が見えたりすることもあります。

これも、映画鑑賞の楽しみ方です。