普段のスポーツ観戦は、ながらで見ている。
TVの歓声が高まったら、画面に目を移す感じ。
だから、実況のアナウンサーを真剣に聞いてはいない。
今回のオリンピックは、結構、真剣にTV観戦している。
すると、実況アナウンサーの間違いに気付くことが多い。
普段は、間違いに気づいても、録画して見ることもないので、確認ができないが、オリンピックの時は、何度も同じ画面が流れるので、間違いが分かる。
今日まで、気付いた誤り。
・今回の大きな誤りは、体操男子の個人競技で、ウクライナの選手の鉄棒のポイントが会場内に表示された時のアナウンサーの言葉です。
会場内は、ポイントが表示されたので、ざわついていたのに、「(開口一番)でていません」と言ってしまいました。
正しくは、「(高いポイントが)でていません」と言いたかったのでしょうが、TV画面を見ている人は、ポイントはもうでている(表示されている)んじゃないかと、思わず突っ込んでしまいました。
ウクライナの選手の残念がっていた画面とアナウンサーのこの言葉とは、合っていませんでした。
多分、この場面は、何度も使われるかと思います。
後日、補足するように、アナウンサーの文字を入れる必要があるかと考えます。
・柔道で、勝った選手が、柔道着の左にある国旗を、2度叩いて自国を鼓舞していました。
アナウンサーは、「左手で胸の国旗を2度叩いています。」と言っていました。
私は、あれ、左手だったかなと思いながら、左手で左胸を叩けるのかを試して見ました。
たしかに、叩けなくはないけど、それでは、ゴリラが自らの胸を叩く素振りと一緒。
そんな叩き方ではないと思っていたら、丁度、TVではその場面を写していました。
映像は、右手で左胸にある国旗を叩いていました。
多分、「左の胸にある国旗を2度叩いています。」と言いたかったと考えます。
常に、何かを語らなければならない。
画面にあった内容を話さなければならない。
選手の事(国、実績等)も話さなければならない。
その競技のルール、得点の取り方も説明しなくてはならない。
実況放送の大変さが、分かりました。
閑話:
ここの指摘は、ゴミみたいな、些細な話です。
実況のアナウンサーは、大変な職業と思います。
ましてや、オリンピックの実況放送は、尚更かと思います。
実際は、競技を見ているようで、多分、シッカリとは見ていないかも知れないですね。
私事ですが、営業時代にお客様を接待した時、美味しい料理を味わっていません。
食べた記憶はありますが、どんな味で、どんなに美味しかったを説明できません。
その時の使命は、料理を食べる事ではなかったからです。