記述は嘘をつかない。記述は裏切らない。

中学受験の国語と社会の塾講師&家庭教師です。

傾向と対策

2013年03月26日 | 日記
国語については,模試の偏差値と入試問題の傾向との落差は大きく,模試の点を基準に学校を選択すると,大変なことになります。



横浜御三家を受験した女の子ですが,合格可能性は全ての模試で20パーセント以下。

しかも,入試で得意の算数で失敗。ですが,合格。

記述重視の女子校でした。私のフレーム・パターンで全て書いてくれました。

私の言う言葉は,「いいね。いいね。」「何か,質問ある?」

その子の答えも決まっていて,「特にありません」

社会に知識の穴があると思ったので,入試直前は,社会を中心に学習しました。




その子以外に,「傾向にジャストフット」している女の子もいました。

もうすぐ高校2年生で,今も教えています。

その子を教え始めたのは,小学6年生の冬休みから。小学生のとき,全科目の点は悪かったのですが,文庫だけは数多く読んでいました。

文庫を読んでくれていれば,言葉の知識を雰囲気でつかんでくれてます。私が,1,2度教えただけで,国語の点が非常に上がりました。偏差値が40前半から60前半へ。その時のお母さんの言葉は,「今まで,小学4年から塾に通わせていたのは,何だったのでしょう」。

特に,「傾向にジャストフィット」している学校を第一志望にしました。国語の点は,悪くて95点。よければ,満点。

ですが,良くできるようになったのは国語だけ。他の3教科は偏差値が低く,第一志望の1回目は不合格。ですが,2回目で,合格。国語は,1,2回とも98点でした。1回目の算数は特にひどく,2回目の算数は落ち込みが回復可能な範囲だったので,合格しました。



特に国語は,入試問題が自分に合う学校を受験するのも,一つの手です。






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