記述は嘘をつかない。記述は裏切らない。

中学受験の国語と社会の塾講師&家庭教師です。

添削の善し悪し

2014年03月28日 | 日記
以前にも書いたのですが,真っ赤に添削すること自体に意味はないです。

添削することによって,次回の問題への指針を示すことが出来るから,添削には意味があるのです。

この問題は,コレとコレが必要だったんだよ。書いてないから,バツね~~。という添削は,全くの無意味です。

なぜその要素が必要か,それは文章のどこから読み取るのか,ということを示さなければいけません。

私の方法論で言えば,生徒にフレーム・パターンに必要とされる要素を事前に示してありますから,生徒は,文章からその要素に当てはまるところを探すだけです。フレーム・パターンは青で,その要素は赤で添削します。添削は,3色では多い,1色では無意味,2色でするべきと考えています。


私は,国語とは,手段にすぎない科目だと思います。法律・経済・化学・物理などの手段に過ぎません。だからこそ,文章を精確に読み解いてほしい,と思います。

文章を読め,とはよく言われます。ですが,どのように文章を読むか,その手がかりは何かを示せるかは,国語講師の実力の見せ所です。


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