劇場実写版「鉄人28号」（インターナショナル版）

　うわぁ、もう明日から本公開だよ。実は以前に東京国際ファンタスティック映画祭で、英語字幕入りのインターナショナル版というのを観たので、せっかくだから公開前に報告しておく。
　　ネタバレ無しの方向で。

　ＣＧでロボット。ビルの陰からヌッと現れるビミョーなサイズのロボット。ソレはいい。表面の仕上げもバッチリだ。映り込みもしっかりしていて、「うわぁこんなん一台欲しいわぁ」とか言いそうな、モーターショー的存在感。動きは・・まぁ東京タワーぶら下がり以外は、ブラックオックスに関しては問題無し、かな。（28号は・・操縦下手っていう設定だし（汗））
　とまぁ・・一見問題ないのである。「頭文字Ｄ」ならば。

　バッカンバッカンどつき合うワケですよ。鉄人とブラックオックスが。なのに
ヘコミどころか傷ひとつ無い、今ワックスがけしましたよ、てなピカピカボディ
を、終始輝かせてるのは悪い冗談ですか、と。説得力も何もあったもんじゃない。


　お話の方も、まぁあんまり書かないでおくが、
せっかく正太郎がラジコン飛行機の操縦が得意という描写がありながら、二度目のブラックオックス戦で空中戦をしないとは何事か。せっかく直前に飛行ブースターを取り付けたというのに。プンプン。

　とりあえず、「晴海で黒いレイバー（笑）戦」という、パトレイバーファンなら燃える展開があった、というトコは褒めておこう。

　そこだけ。