ハルムの動く日記

「はるむ職品工房」子狐はるむの日記というかアニメ・特撮メインの感想及びツッコミ。休止期間を抜けてぼちぼち再開中。

映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?

2010年10月31日 | 映画観ましたよ
「映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?」
オススメ度★★★★(オススメ!ぜひ観るべし)

今回は「お祭り」じゃないよ!「映画」だよ!!

(ネタバレは控えております)

 えりかの家族とともに、ファッションショーに出るためにパリへやってきたつぼみたち。「花の都」パリと聞いてたので花を探しに出てはぐれたつぼみは、砂漠の使徒に追われる少年と出会う。拒む少年を無理やり助け、ルー・ガルーと呼ばれる彼をオリヴィエと名づけてかくまうつぼみたちプリキュア。
 オリヴィエを追っていたのは、400年前に初代プリキュアによって封印されていた砂漠の使徒、サラマンダー男爵だった。男爵の封印を解いた少年は、ともに旅をして集めた、男爵のパワーの源である赤い宝石を奪って逃げたのだった。彼の復讐を止めるために・・・

というわけで、映画タイトルから想像した、オシャレなおフランスぅ♪みたいなものではなく、
巌窟王


家なき子

を足して
プティアンジェでチョップする
みたいな作品でした。なんというフランス!!

 TVシリーズで描かれた、人との出会いによる変化、成長。これをオリヴィエとのドラマを通じ、それぞれが語る。オリヴィエが幼めに設定してあるのも、成長した「お姉さん」的なところを描くためか。
 っていうか、つぼみのベタ甘お姉ちゃんっぷりがもうたまらん。
でも、あくまで「お姉さん」なのが肝。

 オリヴィエは、孤児だったときに助けたサラマンダー男爵に「父と母」を願った。
そして男爵は彼の父となったが、二人で世界をめぐって集めた、男爵のパワーストーンで、男爵がやろうとしている事を知り、それを奪って逃げたのだった。

さぁ、おっさんと少年萌えの腐女子の皆さん、新刊のネタができましたぜ!十二国記でいうと雁な感じ。

 ここで日本へも来た事がある、という描写があり、言葉の通じない外国で心細くなっていたつぼみ、というえりかの話に通じる。そうか。つぼみとオリヴイエは日本語で会話してたんか。それで道訊こうとかしてたんやね。

 そして初代プリキュアと過去のプリキュアのビジュアルが!!
過去プリの、和服にPが気になる(汗)

 男爵と少年のドラマがまた深い。藤原啓治の枯れたおっさん芝居がまた良くってねぇ。へっぽこ映画だとここ芸能人キャスト入れたりしやがるとこですが、やはりプロにお任せっスよ。

 最後の死闘は、「救い」への闘い。アイテムを回すだけじゃない、真の浄化を見せて頂きやんした。

 作画監督は、最新の鬼太郎の「上野ケン」。超絶作画みたいなのはさほど見られませんが、ギャグ系の崩し顔がもうバッチリ。

 そして最後にプリキュアオールスターズ3の予告が。それはいいんだが、「最後の大集合」という一文が気になった。来期もプリキュア、やるんだよ・・・ね?
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