バットマンビギンズ バットモービルマテルこのアイテムの詳細を見る |
原作度☆☆☆ 地味度☆☆☆ 渡辺謙度☆
オススメ度☆☆☆
ブルース・ウェインはいかにしてバットマンになったか、という、アメコミ用語でいうオリジンの部分のオハナシ。
いやぁ、地味である。バットマンのコスチュームが元々地味な色であるところに来て、今回の敵が、まだ人間の形をしている(笑)ラーズ・アズ・グールと(一応、ネタバレ対策として白文字表記)地味な色のスケアクロウなもんでまぁ。
いやぁ、でもヤツの攻撃のアレの見せ方(というか、見え方というか)は結構イイ感じでしたな。後半のバットマンのシルエットのソレはイマイチのっぺりでやんしたが。
いやいかし、ラーズさんですよラーズさん。ラーズ奥様インタビュー(違)。
渡辺謙が考案したという、ゼントラーディ語ならぬラーズ語で話すラーズさん。
「ヤック・デカルチャ」「キス・マカウケ」(嘘)
まぁ、ミステリアスを通り越して、なんだかよくわからん人になってましたな。
映画としての感想としては、父親がゴッサムに引いた鉄道を軸に、業績と失墜のイメージ、そして最終決戦の場として、うまくまとめてはいた。
ただ、まぁソレが「スパイダーマン2」で使われた道具立てだったり、ニンジャ修行というモチーフが同時期公開の「エレクトラ」(まさに昨日観て来たトコロだったり(汗))と重なったり、と、マーヴルにヤラレてるのぅ、みたいな印象。
でも「エレクトラ」とカブるのはフランク・ミラー系だからしょうがないのか(汗)
てなわけで、まぁ、テレビの洋画劇場で観るには申し分ないが、劇場で観なくては、という感じでは無かったですな。
ラストは「バットマン」(近年の劇場版一作目)に続くのかなと仄めかした感じだったが、実際に続編作るとしたら、ラーズ・アズ・グールの娘、タリア編でもやるんかのぅ、と予想したり。