“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

いきつけのそば屋がなくなっちゃった!

2008年06月30日 17時05分40秒 | Weblog
うちの近くにT屋さんという非常に美味しい日本そば屋さんがあります。
非常に美味しいというそのホメ言葉にはお世辞も虚飾もなく、
その味は街の一介のそんじょそこらのそば屋さんのレベルではありません。
おそらく都内でもベストいくつかに入る美味さを誇るおそば屋さん
といってもよいでしょう。

ただし、その店はおそらく都内でもベストいくつかに入るほど汚い!

とにかく歴史のある古い建物のそば屋さんというと、
僕などは神田の藪とか同じ神田のまつやを思い浮かべますが、
この店は藪やまつやよりも歴史的には浅いくせに、とにかく店舗が汚い。
言葉を変えれば、あまり衛生的でない・・・
しかし、その欠点を補ってあまりあるほど、そばは美味かった(と過去形です!)

なかでも、季節ごとに作る“変わりそば”は絶品!
柚子の季節には柚子の風味の“柚子切りそば”、
その他、“けし切りそば”に“茶そば”“梅切りそば”などなど、
思い出しただけでもう一度食べたくなるような忘れられない味でした。

ところが、ここ2ヶ月ほどノレンが出ていないなぁと思っていたら、
先月突然店舗を取り壊し、店があった場所を含む一画は更地となり、
どうやら跡地には数戸の建売住宅が建設されるようです。

そこで、情報通のいきつけの「居酒屋(店名)」さんのマスターに訊いたら、
「なんか宅地の一角に店を出すらしいですよ」とのこと。
へえ~っ、ということは、あの不衛生というか汚い店も新装され、
きれいで美味しいおそば屋さんに変身かと内心喜んでいたら、
偶然そこの傘寿を超えたオヤジさんとばったり。
「T屋さん、お店新しくするんですか?」と訊ねたら、
「いやぁ、もうやらないの」
「ええ~っ、どうして?」
「私も歳だし・・・」
「だって、お婿さんは?」
と訊くと、「もうやりたくないって」
「うそ~っ、あれだけの味をもったいないじゃないですか!
 お孫さんたちだってもう中学生や高校生くらいにはなったでしょう?
 なら誰か後やりたいという子がいないんですか?」
「うん、誰もやらないって・・・まぁ仕方ないですよ。そういう時代ですから・・・」
苦しそうな顔をして、オヤジさんは答えました。
う~ん、むずかしい問題です。
でも、そういう僕だって親の会社を継がずに廃業させてしまったのだから、
なんで?もったいないです!などとはこれ以上言えません。

で、その時に見たオヤジさんの手は、
まるで僕と同じような見事なマスカケ線をしていました。
孤独で頑固でわが道を行くマスカケの持ち主、
その波乱万丈な人生、
いくどの挫折にもめげず逆境を乗り越えて栄光を掴む最後の勝利者・・・
そんな手を見ただけで僕はなぜか万感胸に迫るものを感じ、
僕は思わずオヤジさんの手をとって握手。
そして、「また機会があったら美味しいおそばを作って下さい」
と言いました。

都内でも有数、すごく汚いけど、すごく美味しいおそば屋さん・・・
なんだかちっともホメ言葉になっていませんが、
また一つ、僕の美味しいいきつけの店が無くなりました。

オヤジさん、体だけは気をつけてね!


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ラッパルとはなんぞや?

2008年06月29日 22時34分38秒 | Weblog
本日過去のブログをつらつらと、だらだらと読み返していたのですが、
昨日ある方から、僕が6月12日の日記に、

「パパ、今年の夏休みはどこに連れて行ってくれるの?」
「う~ん、明日の潮路はラッパルまかせだな」

と書いたことに対して、非常に興味深いコメントが書き込まれていました。

通常ならば、さらりと返事を書くところですが、
へんなことに異常にこだわってしまう僕の性癖もあり、
あえてここにそのコメントを転記し、その検証をばしたいと思います。
アホでしょう?僕って・・・


ラッパルって何ですか? (sabui)

2008-06-28 12:16:41

初めまして HN sabuiですが、ラッパルが気になっていたので教えて頂きたいのですが・・
三田明の「若い港」に「ラッパル任せ 」ってありますが・・・ 
船に関係している言葉でしょうが・・
作詞者の宮川哲夫さんにも聞けないし・・・伝声管のことかなあ?


正直これにはびっくり!驚天動地!青天の霹靂!です。
僕は、これまで生まれて50数年間、「ラッパル」について、
「舵」とか「舵を取る人」という意味だと解釈して来ました。

また、そう勝手に解釈して、ろくに正確な意味を調べる事もせず、
そう思い込んできた自分が恥ずかしくなりました。

そうかぁ、伝声管ねぇ。それも一理あるとは思いますが・・・(詳細後述)

僕が、「ラッパル」という言葉を知ったのは、
同じく三田明の1964年(昭和39年)のヒット曲「若い港」によってでした。
いや、僕だけでなく、僕と同世代、ないしはそれ以上の人も、
この歌がきっかけではなかったかと思います。


 「若い港」
      歌:三田明
     作詞:宮川哲夫
     作曲:吉田正

呼んでるぜ 呼んでるぜ
 七つの海が
 早く来いよと 呼んでるぜ
 白いマストの練習船は
 錨あげたら スタンバイ
 ヨーソロ ヨーソロ ヨーソロ
 あすの潮路は ラッパルまかせ


僕などこの歌が大好きでしたから、
「ラッパル」=「舵」くらいにとって、
もう深い意味など考えるいとまもなく、
当時乗り始めた自転車をこぎながら
この歌を歌って快調に学習塾へ通ったものです。

そして、今回以上の経緯から、その「ラッパル」の意味をたどって、
さまざまな辞書及びネットを駆使して、その“真実”に迫ったのですが、
結局これだという決定的な答えは見つかりませんでした。

でも、その中で一番求めているものに近い答えは、
とりあえず「教えてーgoo」の中にありました。
で、それも転記・・・


三田明の往年のヒット曲「若い港」の1番に
 「♪明日の潮路はラッパル任せ」
というフレーズがあるのですが、
この「ラッパル」とはどのような意味なのでしょうか。
WEB上で検索したら
(1)フランス語のパル(友達)に定冠詞のラを冠したもの
(2)水泳のタイムのを計測する器具のようなもの
というようなものがヒットしたのですが、どうもいまいちピンときません。
因みに、この曲は海洋練習船というんでしょうか、
水産高校などの練習船をテーマにした曲ではないかと思われる内容になっています。
ということで、船舶に関係する機械の名称かなとも思うのですが、
どなたかご存じの方、ご教示ください。


という質問です。
そして、その答えは・・・


ご質問の歌は存じませんし,「ラッパル」という言葉も知らないのですが、
ちょっと思い当たるところがありますので回答させて頂きます。
海員用語で「ラッパル」に音の似た言葉として、「ラッタル」があります。
これは“ladder”が訛ったものらしく、「階段」のことを指します。
もしかしたら、これではないでしょうか。


とか、


当て推量ですが、No.1の方がおっしゃるように、
“ladder”が「ラッタル」になるのなら、
"rudder"(ラダー)も「ラッタル」に訛るのではないでしょうか。
これなら、「(船の)舵〔かじ〕、(飛行機の)方向舵」を意味するので、
「階段」よりは歌詞に合うように思いますが。


というものでした。
とりあえず、僕からすればこの後者の方の答えが、
かなり僕の意見に近い気がします。

結局、一番よいのは作者の宮川哲夫先生に直接訊いてしまうことですが、
宮川先生はもう30年も前に鬼籍に入られており、無理。

そこで最後に改めて、その「ラッパル」について、
僕なりの考えを述べさせていただきます。

僕は、この歌詞を冷静に見て、前後の文脈から「ラッパル」の意味を解釈すれば、
せいぜい、
①舵、舵を取る人②羅針盤(コンパス)③船長(キャプテン)④風⑤風を受ける帆
⑥船乗り独特の気分
といったところととるのが妥当ではないかと思います。
もうそこには正確な意味も訳もへったくれもありません。
こうすれば、歌詞の文意が通るというだけです。
とにかく作者の宮川先生が残した文脈重視とうことで・・・。

それから発起のコメントで、sabuiさんがお書きになっていた「伝声管」は、
「ラッパル」~「ラッパ」からの連想かなと思います。
それとも海員用語で「伝声管」のことを「ラッパル」というのでしょうか?
そういう言葉があるならば、もうこれで決まりでしょうが、
先の「教えてーgoo」のお答えだと、そういう言葉自体はなく、
sabuiさんの言い方も、そのへんの確証はないみたいですね。

ちなみに「ラッパ」はオランダ語のroeperから来ているという説があり、
おしオランダ語でroeperを「ラッパル」に近い感じで発音するのだとすれば、
これはかなり有力な仮説になりますね。
でも・・・

明日の潮路は 伝声管まかせ(伝声管から流れる命令次第の意?)

だと僕は意味が通りにくいかと思うのですが、どうでしょう。
つまり、伝声管を通して流れてくる命令に従って航海していくというんじゃ、
いかに練習航海とはいえ、なんとなく気分的に後ろ向きであり、
上からの指示通りに動きすぎという感じであり、
若者の航海らしい気ままさや自由闊達さ、清新さがなさ過ぎるような気もします。
あの白い海軍服に身を包んだ三田明のイメージが爽やかだっただけに・・・

というわけで、以上の点から、
「ラッパル」は、せいぜい僕が従来から勝手に解釈している
①の「舵とか「舵を取る人」というくらいの意味でとるのが無難じゃないでしょうか。
もちろん、そんな訳、意味があるかどうかは別にして・・・
まぁ、とりあえず、そう勝手に認定解釈させていただくことにします!

さて、これを仏壇返し、ちゃぶだい返しする新説、真実がありましたら、
皆様、どうぞご開示下さいませ。
その時はあっさりカブトを脱いじゃいます(笑)


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電話して来たお客様がいまだに来ないんですけど・・・

2008年06月28日 18時03分37秒 | Weblog
今日は事務所で1日予約鑑定のお客様の対応やら、
メール鑑定の原稿づくりをしていました。

そんな中、突然、高校生くらいの女性の声で、
「そこは手相とか見てくれるところですか?」と電話がありました。
なぜ高校生くらいかなと思ったのかというと、
言葉づかいに、まるでうちの娘を見るような
非常に稚拙な特徴が出ていたからです。

で、「いいですよ」というと、「二人で行きたいんですけど・・・」というので、
場所の説明をして電話を切ると、しばらくして電話があり、
「そこの場所がよくわからないんですけど・・・」
そこでまた丁寧に説明です。
「いま目の前に何が見えますか?」
まるで、映画『月はどっちに出てる』みたいなもんです。

と、電話を切り、しばらくするとまた電話。
「あのよくわからなくて・・・」
そこで、また同じように説明。
「ああ、わかりました。わかりました。あっ、ありました、そのビル・・・
見つかりました。そこの6階ですね」
「はい。お待ちしています」

と、この話はそこまでです。

というのは、いまだにその子たちはやって来ませんし、
こんどは「場所がわかんなないんです」の電話もありません。

どうやらビルの中に入って、
「なんだかやばいんじゃない?」
「うん、ヤクザかなんかのとこだったらやばいよね」
「このまま帰る?」
「うん、そうしよう」
「ていうか、カラオケのほうがいいかも」
「うん、カラオケのほうがね。カラオケ行こう、カラオケ」
そんな高校生の会話が手に取るように見えました。
お嬢さんたち、このブログを読んだら、こんどは来て下さいね。

う~ん、“渋谷の父”の神通力も、まだまだですね(笑)


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産地偽装、食品偽装・・・なぜすぐ素直に謝れないの?

2008年06月26日 21時32分23秒 | Weblog
飛騨牛とは呼べない下等な牛肉を飛騨牛と偽って販売していた
(株)丸明の吉田社長が、今までのコメントを覆し、
「私が悪うございました。社員のせいにしてすみません」と、
全面的にウソを認めた釈明会見を行ないました。

ほとんどの人は、「あの社長、バッカだなぁ。どうしようもないなぁ。
どうせバレるんだから最初っからゼ~ンブ私の責任です。
私がゼンブ悪うござんしたと正直に謝っちゃいばいいのに」と思っていることでしょう。
ホント、そうですよね。
なんであんなすぐバレる言い逃れをするの?と思います。

この吉田社長のこと然り、先のミートホープの社長然り、
船場吉兆の社長然り、
日本人というのは非常に謝り下手ですね。
(僕も人のことは言えないですけど・・・)

あの第二次世界大戦後の中国や韓国に対する謝罪も、
日本の首脳が現地へ行くたびに、
相も変わらずペコペコ、ペコペコと繰り返しています。
それでいて、その謝罪に終わりがないんです。
謝って、また次回も行くたびに謝る・・・

もうあの戦争から60年以上たつんですよ。
国はともかく国民自体も代替わり、世代交代していて、
戦争の記憶がある人自体少なくなっているというのに、
いまだにそんな過去の負の清算をになわされている・・・
中国や韓国だってもういいかげん許してくれればいいのにね。

逆に、僕からすれば、
そういう状況を容認してしまっている日本という国の、
ある種弱腰というのか、ある種無責任極まりない外交問題の処理能力、
つまるところは“謝り下手”、ケジメのつけ方のなってなさが
非常に気になるし、非常に気に入りません。

悪いと思ったら、
それを隠蔽したり、言い逃れをしたり、
謝るにしてもまだるっこしい言い方で謝ったりなんてことはせず、
「ごめんなさい!」と素直に謝りましょうよ。

これって、よく親から僕も言われたことだし、
ふだん僕がうちの子供たちに口を酸っぱくして言っていることなんですけどね。
いや、僕だけじゃなくて、
フツーの日本人はみんなそう言われて育ってきたんじゃないですか?


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世界のナベアツは悪くない!

2008年06月25日 21時03分02秒 | Weblog
世界のナベアツの3の倍数か3のつく数字の時にバカになるという芸
ありゃ独創的で素晴らしい!
おそらく今年の流行語大賞は、
この世界のナベアツと江戸はるみがノミネートされるのは確実です。

ところが、このところ小学校など教育現場では、
子供たちが世界のナベアツの3の倍数か3のつく数字でバカになるという芸をマネるために
大混乱になっているとか・・・
果ては世界のナベアツが悪者扱いされる始末。
彼もとんだご難です。
そんなニュースを笑いながら読みました。

でも、それくらい影響力を誇示できるというのは、
この人がそれだけすごいということ。
こういう子供たちの間における流行こそは、
一種の人気のバロメーターといえます。
また、同時にそれは、その時代その時代を映す鏡でもあります。

それにしても、去年はたしか小島よしおの「そんなの関係ねぇ」が
授業中大流行だったようだけど、
今や「そんなの関係ねぇ」はすっかり過去の遺物、
死語の仲間入りみたいです。

思えば、僕が小学6年生だった昭和40年、
巷では少年サンデーの『おそ松くん』から生まれた
イヤミの「シェー!」が大流行!
先生が何かいうたびに、子供たちは立ち上がって「シェー!」
あの時も授業が出来ずに先生たちは頭を抱えたものです。
この年は映画の中でゴジラまで「シェー!」をやってました。

もっと遡れば、戦前の二大愚歌と呼ばれた
「二人は若い」や「うちの女房にゃ髭がある」が流行った時も、
小学生が授業中この歌を歌って大混乱。
ついには学校での歌唱が禁止になんていうことがあったようです。
たとえば、先生が「おい、わかったか」というと、
生徒がそれに応じて、「なぁ~んだい」と答え、
それに続けて「♪あとは知らない 二人は若い」と歌ったり、
「♪ぱぴぷぺ ぱぴぷぺ ぱぴぷぺぽ」と歌ってごまかしたり・・・

つまるところ子供の流行なんて一過性のものです。
いま教育現場が混乱してもすぐに沈静化します。
だからそう目くじらをたてて怒るよりも、
先生も「世界のナベアツか・・・あいつは面白いな」くらいなことをいって、
「じゃあ4の倍数の時バカになってみよう」と、
逆に算数の勉強に役立てるくらいのゆとりがあるといいかな。
ひごろ“ゆとり教育”なんていうくらいならね・・・


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ようやく副都心線に乗りました!イカったぁ!

2008年06月24日 22時00分25秒 | Weblog
昨日はブログを更新したはずなのに、
なぜか掲載されていませんでした。
怪なり!

昨日は、話題の東京メトロ・副都心線について書いたのですが・・・
で、仕方がないのでいま一度綴ります

昨日、この渋谷駅を起点(終点)とする話題の東京メトロ・副都心線に、
初めて、ようやく、やっと乗りました。
といっても、新宿三丁目駅まで3区間ほどの短い旅でしたが・・・

宮益坂の下から渋谷の地下駅に・・・
これまでの半蔵門線と共用の改札口から入り、さらに地下へ・・・。
副都心線の地下駅は「地宙船」のキャッチコピーの通り、
ドーム状になったまさしく未来の地底都市のような感じ。
この地下駅は、東京メトロと東急線の共用駅だそうですが、
建設資金は両社で平等に半分ずつ折半して出したのかな?などと
いつものようにどうでもいいことにこだわりながらながら
エスカレーターでさらに地下へと降りていく・・・
それにしても、駅の構内もホームも、そして停車中の車両もすべてが新しい!
あたりまえじゃん!
でも、新しいということは本当に美しいし、
乗る前からわくわく期待感が募ります。

この副都心線に使用されている10000系という新型車両は、
東急線の新型車両の7000系に似た感じで、
新しいこともあって清潔感があり、かつ広々としていて開放感があります。
中でも目立っていたのが、車両と車両の連結部分の通路にしつらえられた
大きな素通しのガラスの扉。
なんというか・・・たとえは非常に悪いんですが、
高級なラブホテルの風呂場の入口にあるガラス扉みたいでした(笑)

結局、渋谷から乗って、明治神宮前、北参道、新宿三丁目と、
あっという間に3区間を走りきり、
僕の短い旅は終わりました。

降りた新宿三丁目駅は伊勢丹横の交差点のちょうど真下にあります。
でも、ここも副都心線の開業により地下通路の様子が一変!
以前は、いかにも新宿の町はずれの地下といった侘しさの漂う場所でしたが、
副都心線の改札口が出来ただけで賑やかさが倍増、
なにやら銀座線と日比谷線が交差する銀座駅の地下通路にいるような
錯覚を覚えました。

そういえば、副都心線の開業に合わせて東京メトロは株式上場を果たし、
完全民営化したんだと思いますが、
全体としてそういう寿ムードが漂い、
会社ぐるみ張り切っているという印象でした。

副都心線のサイトもけっこう金がかかって面白いですよ。
イメージキャラクターの宮崎あおいを使ったCMのメイキング映像あり、
和光市駅から渋谷駅までの道程を紹介した運転席からのバーチャル映像あり、
力の入れ方はかなりのものです。

願わくば、その力が空回りしないように、
無事故、無トラブルで運行されるよう祈るばかりです。


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雨がしとしと日曜日 僕はひとりで・・・

2008年06月22日 15時52分12秒 | Weblog
よく降る雨ですね。
全国的に大雨の影響による土砂災害などが心配です。
先日も書いたように、「戊子」の今年は自然災害が頻発し、
その被害も尋常でないと予言したばかりなんですから!
今朝だって、台風に見舞われたフィリピンで船が沈んで
700人から亡くなるという大きな事故があったばかりです。
どうか僕の予告、予言がその通りになりませんように!

今日はどしゃぶりの日曜日ですが、
4時から鑑定の予約が入っていました。
鑑定を受けに見えたのはカップル。
15歳違いだそうですが、
そんなに差があるようには見えない若々しいカップルでした。
ただし、二人を見ると、完璧に年下の彼女のペースで交際が進んでいる感じ。
彼は彼女のご機嫌を損ねないように損ねないように、
いろいろ気を使っているという様子がありありでした。

算命の命式を見ると、互いの日干支が納音になっています。
ということは、お互い向き合っている状態で、これ以上動きがありません。
つまり互いにブレーキを掛け合った状態で、二人の世界を作っており、
先へも進みませんが、さりとてマイナスでもなし。
また、お互いの月干同士、年干同士が干合し強く惹かれ合います。
ということは、二人は非常に縁がある関係といえます。

手相を見ると、木星丘を貫くほどに長くしっかりとした彼の感情線と比べると、
彼女の感情線はかなり短いあっさりタイプ。
彼が彼女をなんとかモノにしよう、彼女のハートに火をつけようと、
一生懸命な様子がうかがえます。

でも、結婚線の出方からいうと、
彼女はまだ差し迫って結婚したいとは思っていない感じでした。

ただ、彼の攻め方次第では来年にも電撃的にゴールインなんてことがあるかも!

いずれにしても、男女の結びつきは縁であり、タイミングであり、
運気の流れに乗ることが大切です。
その点、彼にとってはもうひとすくいのさじ加減が必要ともいえます。
大変縁のある相手なので、どうぞお幸せに!


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お客さんと気持ちが通じた瞬間に・・・

2008年06月21日 22時47分05秒 | Weblog
実に梅雨らしい天気でした。
寒いんだか暑いんだかわからないけど、
むしむししていて非常に過ごしにくい不愉快な天気でした。

なんとなく嫁さんが不機嫌になり、
ふだんはベタ可愛がりしている下の子に対して怒鳴っているのを見て、
こりゃ気候のせいだと思ってしまいました(笑)

今日突然、4月15日に書いたブログの“主人公”である女性から
コメントの書き込みがありました。
唐突なことでびっくりすると同時に、占い師冥利に尽きる
すごく嬉しい書き込みでした。
ありがとうございます
(その経緯は4月15日のブログをお読み下さい!)

そこでも書きましたが、
“絶頂の時にはすでに滅びが始まっている”
そして、“明けない夜はない”です。
この二つは、僕にとっても恒久的な戒めです。
何かある時、僕はいつも自分が傲慢になり、
自己過信に陥っていないかと考えます。
ホントは考えても考えても、傲慢さの陰は消えないんですけど・・・

江戸時代の中期に、長沢芦雪という絵師がいました。
彼は奔放で快活である反面、自分の実力を過信しているふしがあり、
傲慢な振る舞いがあったことから、
師である円山応挙に破門され、傷心の旅に出たのです。

ある時、旅先で芦雪は、一人の少女から茶碗に持ったご飯の絵を描いてくれと頼まれます。
ところが、すらすらと書いた芦雪に対して、その少女は、
「ちっとも美味しいでない」と言い放ったのです。
その言葉にショックを受けた芦雪がご飯の絵を描き続けること1ヶ月・・・
少女の口から「うん、おいしそうな絵だね」という言葉をもらった時、
芦雪は、初めて自分の増上慢を恥じ、
謙虚に生きることの大切さを覚ったそうです。

僕も謙虚に精進を続けます。
明けない夜はないんだから・・・
きっと来る夜明けを待って・・・


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黒人初の演歌歌手ジェロはとても礼儀正しい人間だった!

2008年06月20日 17時01分19秒 | Weblog
東横線の通勤特急が中目黒の駅に滑り込みました。
満員の通勤客の人波に押されながら車窓から外を見ると、
ビルの壁面につけられた缶コーヒーの大型のポスター広告の中で、
演歌歌手のジェロがこちらを見つめていました。

今日、そのジェロとラジオ番組の収録で初めて会うことが出来ました。
ジェロは黒人初の演歌歌手として今大人気の歌手です。
アメリカのペンシルバニア州ピッツバーグの出身。
日本人である母方の祖母の影響で演歌に接し、
その演歌に魅了され、好んでそれを歌い続け、5年前に来日。
坂元冬美さんのカラオケ大会での優勝をきっかけに
プロデビューを果たしたという異色の経歴を誇っています。

ダボダボのTシャツにデニムのショートパンツ、
大きめなベースボールキャップをかぶってスタジオに現われたジェロは、
演歌を歌うというよりはヒップホップが似合いそうな黒人青年。
そうかといって陽気ではじけているという感じではありません。
もともとピッツバーグ大学で情報科学を学んだインテリであり、
もし歌手にならなかったらコンピューターのエンジニアになっていたというだけに、
初対面の印象からして非常に物静かで礼儀正しい人物でした。


そのジェロを算命学で見ると・・・

     (陰占)

    乙 丙 辛       
    酉 申 酉   
            
    辛 戊 辛   
       壬
       庚


     (陽占)

      車騎星 天馳星

 車騎星 牽牛星 車騎星 
            
 天馳星 調舒星 天報星

となっています。
午未天中殺で宿命天中殺はありません。
大運を見ると、初旬と2旬が大運天中殺にあたっていますが、
高尾方式の繰り下がり大天ということで、
3旬、4旬が大運天中殺ということになり、
陽転すれば、この先さらに運を伸ばしていくと思われます。

陽占を見ると、プライドが高く、非常に行動力があり、
朝から晩までキビキビ動き回っている働き者であることがわかります。
天馳星を2つ持っているので逆境の中を生き抜く
強運の持ち主であることもわかります。
また、陰占を見ると、いわゆる地支金性一気格で、
日干がすべての干支から剋されていますが、
格を生かすとかえってそのプライドに磨きがかかるといえるでしょう。

さらに、母方のおばあちゃんの影響を受けただけに
そのおばあちゃんを示す辛金が、年干、年支、日支に出ています。
月支には裏の庚金も出ています。
全体的にいって、非常に女系が強い一家に生まれました。
きっとジェロが結婚する相手は、
この大好きなおばあちゃんと似た女性でしょう。
ただ、お母さんと生まれてくるジェロの子供が同宮なので、
お母さんがいるうちは子供に恵まれにくいかもしれませんし、
結婚生活はやや波乱含みかもしれませんので、ご注意を!

いまデビュー曲の「海雪」が大ヒットし、
暮れの紅白歌合戦の出場も確実といわれているジェロですが、
今年から3年間の幸運は保証付き。
来年は今年以上に素晴らしい年になるでしょう。
しかし、好調な中でも再来年は彼の人生において大きな転機を迎えそうです。

ちなみに彼は日本に永住するつもりと言っていました。
果たしてどうなるのかな?

今回も僕は占い師であるという氏素性は明かしませんでした。
僕からべらべらそんな話をしてもしょうがないのでね。

でも、また会って、占いの話ではなく、
僕も大好きな演歌の話をしたいな!



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60年前にも大きな地震があったって知ってます?

2008年06月19日 20時57分26秒 | Weblog
やや長め(?)の梅雨の中休みも終わり、
週末はまたマークの天気になりそうですね。
本来ならば、梅雨の雨は農家にとって秋の豊作を約束する雨になるはずですが、
岩手・宮城内陸地震の被災地の方々にとっては、
いつダムが決壊したり、土石流が起きるかもしれないという
恐怖の雨になりそうです。

さて、“歴史は繰り返す”といいます。
今年は中国で、日本で大きな地震が発生し、
ミャンマーではモンスーンが猛威を振るいました。
ということは、今年はここかしこで自然災害に見舞われる年?
本当かな?と気になって、ちょっと過去をたどってみました。

今年の干支は戊子です。
この干支というのは全部60種類あり、60年でひと回りします。
(だから還暦というわけですが・・・)、
ということで、今から60年前の1948年(昭和23年)、
同じ戊子の年の歴史をのぞいてみました。
1948年 福井地震発生(6月28日/M7.1、震度7/死者・行方不明者 3769名
負傷者 2万2203名 )
う~ん、やっぱり。
と思って、さらに60年遡ってみました。
1888年 磐梯山噴火(山体崩壊し、発生した泥流などにより461名が犠牲に)
う~ん、これも自然災害か・・・
さらに60年年・・・
1828年 越後三条地震(M6.9/死者1559人)
な、なんだこれは!
う~ん、やっぱり今年は侮れない年なんだと思いました。

十干の戊は土性、十干の真ん中に聳える山脈を表します。
土性はあらゆるものを土に還元し、また新たに再生するの意。
そして、十二支の子は水性。
土は水を剋し、水を堰き止めて流れを変えてしまいます。
そこに雨が降れば、またさらなる被害が・・・

戊子は3年続きの異常干支の最後の年ですが、
十二支の子は始まりでもあります。
世情不安が募り、それに天が怒りの鉄槌を下したかのような
中国や日本の地震災害、ミャンマーのモンスーン・・・
それがこの先も続く天変地異のオープニングベルでないことを
祈りたいと思います。
そして、これからの台風シーズンを前に、皆様もくれぐれもご注意を!


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