“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

運命コンサルタントとしての顧問契約のご提案!

2015年02月19日 17時56分41秒 | Weblog
「〇塚家具」という大手家具販売の会社の内紛が話題になっています。

事の発端は、去年の7月に突然会長である創業者が社長を務める長女を解任し、
自らが社長を兼務する決定を下したことに始まります。
これに対して、今年1月(旧暦ではまだ2014年)に、
この長女が社長に返り咲き、
逆に父親の会長退任を株主総会に上程する決定をしたことで、
筆頭株主でもある会長の父親がこれに反発、
この3月に開かれる株主総会は大荒れになることが予想されています。

ちなみに、この会社の昨年12月期決算は、
売上高が前期比1・3%減の555億円、営業損益は4億円の赤字でした。
まさに大ピンチです。

実は、昨年この会社は設立から42年目の《対冲年》にあたっていました。

《対冲年》は会社が一番ピンチを迎える時で、
この時に分裂、業績の低迷などが顕著になり倒産のリスクが高まります。

こうした会社の経営状態の動向は、
経営者個人の運気や景気の動向を越えたところにあります。

例えば…

※創業が明治時代という100年の歴史がある大手運動器具メーカーのS社は、
 102年目の《対冲年》に経営状態が悪化して、
 JALに続いて企業再生機構の管理下に入り、
 経営陣から創業者一族が一掃されました。

※会社ではありませんが、
 自民党は結党から54年目の《対冲年》の2009年の総選挙で惨敗し、
 民主党に政権を渡しました。

このように、運命学における1つの会社(集団)の運勢判断は、
十二支法に基づき、集団としての会社の運気、
及び経営者個人の天中殺を含めた運気の流れと共に、
それを支えていく幹部や従業員の運気などをさまざまな視点を加味して、
総合的に見ていかなければならないのです。
それによってピンチをしのぎ、次のステップへとつなげていけるのです。

実は、先日、私とは占術を異にするある有名占い師から、
「私の知り合いの大会社の女性社長が、
 いま事業の一部がピンチでこれを切り捨てて、
 新規の事業をしようとしているのだがどうだろう?」
と私の意見をうかがうメールが送られて来ました。

見ると、この女性社長はいま午未天中殺の真っ只中です。

そこで、彼女が天中殺であることを伝え、同時に
「会社の流れも見てみたいので、その方を紹介してほしい」
とメールを送ったのですが、
その占い師は自分の顧客をとられてしまうと思ったのか(笑)
その後はなんの打ち返しもなく、
しばらくたって、
「私の占いで彼女には悪いものは捨てて新しい事業を始めなさいと伝えた」
と報告してきました。
ちゃんちゃらお笑い草です。
いま彼女は天中殺ですよ。
それ以前に、この場合は、会社(集団)を見るものですから、
通常の占いによる運勢判断だけでは大変に危険なのです。
おそらく、その新規事業は6年以内に失敗するでしょう。

今回、こうした経営判断のアドバイスを
運命コンサルタントとしてお引き受けしようというわけです。

経営者の方には長年培った実務的な判断力と経営手法があります。
それを運命学的な角度から的確にアドバイスしサポートしていくのが,
運命コンサルタントの仕事となります。

そんなわけで具体的なご提案です。
もし運命学的な経営判断に興味があるかたは、
どうか私と顧問のコンサルタント契約を結んで下さい。
契約内容は、以下の項目をすべて含みます。

(1)御社の経営への運命学的アドバイス
(2)御社と経営者陣の月別の運勢と吉方位の提示
(3)クライアントとの相性判断
(4)従業員の性格診断と適材適所を見る人事面でのアドバイス
(5)新入社員の採否判断
(6)従業員の福利厚生(メンタルケア、冠婚葬祭のアドバイス、
   恋愛・結婚などの運命鑑定、命名・改名アドバイスなど)

顧問契約料は会社の規模にもよりますが、
決して法外なものではなく、税理士や社労士と同程度かそれ以下で結構です。
もしご興味があればどうぞご連絡下さい。

また、個人としての顧問契約も受け付けますよ。
内容的には相談しましょう!


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【2月の指針】泰然として葉を繁らせること!+福澤諭吉と大隈重信とグレゴリオ暦の話

2015年02月01日 19時01分49秒 | Weblog
2月に入りました。今月は戊寅月です。

十干の戊は戊土といって土性の陽で、大きな土、つまり、山、山脈のこと。
山は不動といって、堂々として揺るがないところによさがあります。
十二支の寅は木性の陽で、樹木のこと。
まだ雪の残る山々に力強く生えた木から葉が芽吹く季節。
小さいことにこだわらず、泰然として葉が繁るのを待つ気持ちが大事とよみます。

さて、東洋系の占いに使う旧暦(【太陰太陽暦】)では、2月は4日(立春)からとなります。
実は、この2月4日は2月の始まりであると同時に、
新たな年のスタートの時、つまり《正月》にあたるのです。

江戸時代までは、
日本は【太陰太陽暦】のアレンジした【天保暦】を使っていたので、
2月4日の立春が正月でした。

だからこそ、今でも年賀状は、1月1日に出しても〈迎春〉とか、
〈新春お慶び申し上げます〉と書くわけです。

このように、東洋の占いの根本にある陰陽五行の世界では、
命が芽吹く季節~【春】こそがスタートの時となるわけです。

この【太陰太陽暦】は明治維新以後もしばらく使われていましたが、
鎖国を解き、諸外国との交流が盛んになると、
西洋と日付が違うわけですから、
なにかと不都合を生じるようになりました。

そこで、1873年(明治5)の11月9日に、
当時、明治新政府の参議であった大隈重信が突然、
「太陰暦ヲ廃シ太陽暦ヲ頒行ス」
「來ル十二月三日ヲ以テ明治六年一月一日ト被定候事」
という太政官布告を出して、
それまで使われていた【太陰太陽暦】を廃し、
西洋の新暦【グレゴリオ暦】に使うこととすると宣言したわけです。

実は、【グレゴリオ暦】採用の背景には、非常に面白い裏話があって、
明治新政府の財政が逼迫し、
幕府時代の年俸制から月給制に変わった役人たちに払う月給が足りなくなってしまったので、
急遽、【グレゴリオ暦】の採用を決めたという話があるんです。

というのは、月の運行で暦を作っていた【太陰太陽暦】だと、
1年に10日程度の誤差が生じるので、
それまでは3年に1回、閏月を作って調整していたのです。
そのため、江戸時代は3年ごとに1年がなんと13カ月あったのです。
信じられますか?

ということは、月給制だと3年に1回は一か月分余計に給料がもらえたわけです。

そして、この閏月のある閏年が翌年の明治6年にあたっていました。
つまり、明治政府は明治6年は一か月分余計に予算が必要だったのです。

ところが、明治5年のうちにグレゴリオ暦に改めてしまえば、
翌年は12ヶ月になりますから、一か月分の給料が浮くことになります。
さらに、明治5年は12月は2日で終了し、12月3日から新年としたために、
12月分の給料も浮かしてしまったのです。
なんて大隈さんて頭がいいんでしょう!

実は、この大隈重信の突然の決定に関して知恵を授けたのが、
この年に知り合い、以後“生涯の友”となった福澤諭吉だといわれています。
そのため、福澤諭吉は『改暦弁』という本をを著して、
大隈が進めた改暦の正当性を論じ、側面からバックアップしました。

今日2月3日は奇しくもその福澤諭吉の命日にあたります。
そして、明日は旧暦のお正月・・・面白い因縁ですね。

この話はいずれ一つのストーリーとしてまとめてみたいと思っています。



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