“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

天中殺期間中でも、やってもよいことは?

2013年10月29日 13時47分28秒 | Weblog
辰巳の年運天中殺が明けるまで、あと3カ月ほどになりました。

たとえていうと、長いトンネルの先に、
ようやく出口の明かりが見えて来て、
それが日々少しずつ大きくなっていく・・・
そんな時期といってもいいんじゃないでしょうか。

2、3日前に、たまたま辰巳天中殺(2012年2月4日~2014年2月3日)の友人から、
「実は、クルマを売ろうと思ってるんだけど、大丈夫かな?」と電話がありました。
「買い換えるの?」と訊くと、
「いや、最近は(年老いた)オフクロをたまに病院まで乗っけていくだけで、
 ほとんど乗らないし、駐車場が月4万もかかるし、処分したいんだ」
と言うので、
「売って手放すだけならば、天中殺中でもかまわないよ。
 ただ自分が望むような価格じゃ売れないかもしれないけどね」
と言いました。

この世界は、時間と空間の融合により出来ているわけですが、
天中殺は時間だけがあって、空間が存在しない時です。

空間が存在しないがゆえに、そこで何か新しいことを始めても、
それは安定しないといえます。

しかし、新しいことを始めるのはダメでも、
物事が終わったり、やめたりすることは別に問題がありません。

だから、クルマを売っても、新しいクルマを買わなければよいわけです。

同じことは、仕事にもいえます。
天中殺期間に、仕事を辞めること自体はかまいませんが、
次の仕事に就くことは避けなければいけません。

でも、そんなこと言ったって、生活があるし、働かなくては・・・
その場合は、天中殺期間中の仕事は、次に正式な仕事をスタートさせるまでの、
アルバイト的な、つなぎの仕事として考えたほうがよいのです。

離婚も然りです。
天中殺中の離婚は別に問題ではありません。

でも、そのまま天中殺中に別の相手と同居(実質的な結婚)をしてはいけないのです。

ただ、天中殺に離婚が成立したとしても、
その条件は自分に不利なことが多くなります。

僕の税理士を務めていた男性は、離婚の調停がなかなかうまくいかず、
一時半分ノイローゼのようになっていて、
「いつ終わるんですかね?」と言うので、
「来年2月4日から天中殺に入るんで、そうしたら終われるよ」と答えました。

同時に、「でも、この離婚調停は、キミにとって、
かなり厳しい条件になると思うから、覚悟しといたほうがいいよ」
とつけくわえたら、本当に天中殺に入ってすぐに離婚が成立、
ただし、彼が多大な慰謝料を彼が一方的に払うような決着になりました。

こんなふうに、やめても、新しいことを始めなければいいわけですが、
その代わり、その離婚の代償もそれなりに大きいといえます。

さて、お終いに天中殺中にやってもかまわないこと、やったほうがよいこと、
また、例外事項を列記しておきますので、参考にして下さい。

☆会社から命ぜられた転勤、異動
 ~むしろ天中殺中の悪い流れを断ち切れる場合もあるので素直に受けること
☆定年退職
 ~定年退職してもすぐに再就職しなければ大丈夫です!
☆恋愛、お見合い
 ~恋愛することやお見合いをすること自体は問題なし。
  結婚の約束・結論を出すのは天中殺明けまで先送り。
☆出産
 ~出産は天からの授かりものなので大丈夫。
  ただし、生まれてくる赤ちゃんの性別によって育て方に注文がつきます。
☆お宮参り
 ~神事なので問題なし。
☆やむをえない引越し
 ~立ち退き、大家さんに追い出された・・・これはOKです。
☆余生を送るための引越し
 ~のんびり過ごすためならば大丈夫。
☆墓参り、墓を建てる
☆神社やお寺への参拝


それから、お知らせです。
「スーちゃんスクール」にて、11月中に手相アドバンスコースを実施します!

■11月7日(木)・14日(木)・28日(木) 19:00~20:30
講師:渋谷の父 ハリー田西 先生
会場:原宿店(注:占いのお店です)  参加費:1回 5,250円
お問い合わせ、お申し込みは TEL03-3470-1734
または、“原宿の母”までメールにて。



☆インターネットより鑑定予約できます!
“渋谷の父”が大活躍する連載小説『不死鳥伝説殺人事件』も読めます↓↓↓

渋谷の父  ハリー田西  “渋谷占い”



コメント (9)
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11月に”原宿の母”のところで手相アドバンス講座を行います!

2013年10月29日 07時15分41秒 | Weblog
“原宿の母”こと菅野鈴子さん(通称:すーちゃん)の「すーちゃんスクール」で、
11月に、僕が「手相アドバンスコース」の授業を3回ほど行うことになりました。

“原宿の母”は“代々木の甥”ことタレントの島田秀平クンの師匠です。

“原宿の母”の「すーちゃんスクール」では、いちおう手相の基本コースを教えています。
今回は、その基本コースをベースに、
四大基本線や結婚線のさらに詳しい読み方、その他の補助線の読み方、
流年法、手相鑑定のコツ、テクニックなどを3回に分けて講義します。

もともと手相の講義については、
僕は、日本の他の誰よりもわかりやすく教えることができると自負しているので、
この機会にぜひぜひご参加してみて下さい。

初心者でも大丈夫です!


スーちゃんスクール 手相アドバンスコース実施!
■11月7日(木)・14日(木)・28日(木) 19:00~20:30
講師:渋谷の父 ハリー田西 先生
会場:原宿店(注:占いのお店です)  参加費:1回 5,250円
お問い合わせ、お申し込みは TEL03-3470-1734
または、“原宿の母”までメールにて。



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秋は金性の季節、特に呼吸器の病気に気をつけましょう!

2013年10月03日 18時26分34秒 | Weblog
今朝、東横線の中で突然咳き込んで、
慌てて吸入器を口に持っていって抑えている人がいました。
とてもつらそうでした。

実は、この10月は1年のうちでぜんそくの症状が最も悪化する季節だというのを知っていますか?

ぜんそくは朝方に冷え込み、日中気温が上昇するといった温度差が大きい場合、
発作が出やすくなるのだそうで、
とりわけ4月、5月の春よりも10月、11月の秋は、それがより顕著なのだそうです。

また、ぜんそくというと、子供の病気だとばかり思っている人がいるようですが、
最近は、大人の患者が増え、ここ10年で2倍の伸びだとか、
毎年2千人ほどが命を落とすそうで、決して侮れません。

秋はそんなぜんそく発症の季節・・・

この話を聞いて、僕はほう~っと思いました。
なぜならば、秋は陰陽五行でいうところの金性の季節。
金性は五臓でいうところの肺、呼吸器にあたり、
金気の強まる秋は、この呼吸器のバランスが一番くずれやすい季節だとされているからです。

はからずも、東洋医学(漢方)に通ずる陰陽五行は、
古来より、人々の健康の状態の動向を言い当てていたわけです。

では、陰陽五行を使った運命学的にいうと、
どういう人が呼吸器のバランスを壊しやすいのかというと、
自分の生年月日(宿命)を干支(十干・十二支)で表わした時に、
木火土金水、すなわち五行のバランスが悪い人の中で、
金性が多すぎる人、また逆に金性がまったくない人といえます。

例を挙げましょう。

1981年9月29日生まれ 34歳・男性

   庚 丁 辛
寅 戌 酉 酉





この男性の生年月日を構成している干支(十干・十二支)を分解すると、

日干=庚
日支=戌
月干=丁
月支=酉
年干=辛
年支=酉

となり、その数を五行ごとに振り分けていくと、次のようになります。

木 火 土 金 水
0  1  1  4  0

金性が4、すなわちこの男性は金性に大きな偏りがあり、
これが原因で身体のバランスを壊しやすいといえます。

従って、この人は五臓でいう金性の臓器、呼吸器(六腑でいう大腸)に異常が出やすいといえ、
ぜんそくや肺の病気などに注意が必要といえます。

要するに、金性のバランスが悪い人は、健康を考えたらタバコなどは吸わないほうが無難ということになります。

また同時に、この男性は、0である木性の臓器(肝臓)や、
水性の臓器(腎臓・膀胱・子宮など)の病気にも注意が必要といえます。

一方、この他にも病気になりやすい人を発見する方法があります。

同じく生年月日を構成している生年・生月・生日、3つの十二支の組み合わせを見るのです。

3つの十二支の中で、子-未、寅-巳、午-丑、亥-申、卯-辰、戌-酉、
この組み合わせを「害」といい、これは病気につながる組み合わせなのです。

ですから、干支で表わした生年月日の中に上記の組み合わせがある人は、
宿命的に病気にかかりやすい、持病をもちやすい因があるといえるわけです。

たとえば、先程の1981年9月29日生まれの男性の宿命干支のうち、
下の部分の十二支を見て下さい。

この人は、戌-酉の組み合わせを2つも持っています。

戌-酉の組み合わせを、天頂害といい、
この人は虚弱でホルモンバランスを崩しやすいと見ます。

たとえば、このように宿命の干支に「害」を持っている人が、
後天運の大運(十年運)にも「害」の組み合わせが廻り、
さらに、年運にも「害」が回るとなると、病気発症の要因が揃ってしまうことになります。

さらに、最初で説明した宿命の五行のバランスが悪い、年運の天中殺に入った・・・などというと、
これはもう最大限の注意が必要です。

先日、あるご婦人が、「主人は10年前、62歳の時に突然ガンで亡くなりました。
どうして突然亡くなったのか知りたい」と言って訪ねて来ました。

その方のご主人は、62歳からの大運の「害」が2つ回り、その年の年運にも「害」が2つ、
すなわち一気に「害」が4倍になって襲って来たのです。

では、こういう時はどうしたらよいのかというと、
その数年前から仕事のペースを調整し、健康管理に気をつけ、
健康診断も念入りに行うなど、先を読んだ上での準備をすべきだといえます。

畢竟、占いをこういう転ばぬ先の杖として活用してくれるとよいと思います。

なお、「害」は病気ばかりを意味するわけではありませんのでご注意を!

とにかく、「害」とは精神と肉体がアンバランスなことをいい、
そのため気の流れが不調となって病気を発症することがあるのです。

この「害」については、またいずれ機会を改めてお話したいと思います。


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今年の10月は壬戌月。動いて収穫を!

2013年10月01日 13時18分29秒 | Weblog
10月に入りました!今月は「壬戌月」です。

毎度ながら、正確にいうと旧暦では10月8日からが壬戌月になります。

「壬」は陽の水性で、海、河、湖、池など氵のつくような大きな水を表わし、
移動、旅行、変化、体験による知識といった意味があります。

「戌」は穏やかな金性の土用月。
にも通じ、茂ったものを刈り取り、収穫する月。

となれば、今月は動きの中で大きな収穫を得る月ともいえます。
皆さんも移動、旅行、体験など動きの中で、いろいろと学んで下さい。

そんな折、先日申酉天中殺のある友人から、
「会社を辞めて新しい仕事を始めたい」旨の相談がありました。

彼は、日干がで今年は年運に牽牛星が回っているので、
信用を得て特別な仕事を引き受ける年であり、
しかも、丑年生まれで、今年は東方に半会している年なので、
今年始めることは大いに広がり、発展が見込まれます。

ゆえに、月運の天中殺の明ける10月8日以降に、
新しい仕事へ向けてスタートを切るようにといいました。

気がつけば、あと4か月ほどで癸巳の年も終わります。

ということは、彼のような申酉天中殺の人間は天中殺入りまであと2年と4カ月、
2年4か月などまたたくまに過ぎてしまいますから、
この時期からしっかりと天中殺に入る前の種まきと地ならしをしなくてはいけないのです。
まぁ困難はありますが「頑張れ」といいたいです。

一方、残念ながら僕は戌亥の天中殺月に入ってしまうので、
ここ2カ月ほどは自らの意志を前面に出した目立った動き方は出来ませんが(笑)
なるべく裏方としてみんなのお役に立っていければと思っています。

はからずも、そんな新たなスタートを切る彼を側面、精神面からサポートしたり、
友人のクリニックの周年パーティーの企画を手伝ったり、
また、これまでほとんど参加することがなく迷惑をかけた母校(高校)の同期会に出席したりと、
しばしは裏方として楚々と、粛々と動いていくつもりです。

時の流れ、運気の流れを見て、自然に動く・・・
そこに己の道があります。



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