9月24日 オホーツク、てんとらんどで迎えた朝は早い。
だってね、日の出がとってもきれいと言われているから。
なので場内にあるドッグランで遊びながら朝日を待つ。
夜明け前なのにそらは嬉しそう。
でも肝心のサンライズは、なんだか雲がわいてきちゃって絵にならず。
なので、朝ごはんと、昨日買ったいちご〈北海道ではもういちごを売ってるのだ)を食べて
今日は知床へ向かいますよん。
まずは、「オシンコシンの滝」
駐車場からすぐに行けるの。だからそらと一緒に。
実は知床エリア、犬禁なところがほとんど。自然保護とかいうのもあるんだけど、たくさんいる熊を触発させないためも理由の一つ。なので、ここはありがたい。
まっ、ほとんど歩かないでも見れるからね。
ランチは、ガソリンスタンドで教えてもらった人気店、「一休屋」
道の駅「うとろシリエトク」のそばにある。
ほんとはウニが看板メニューらしいんだけど、夏が旬で今は売り切れ。
で、イクラ丼を食べてみた。おー、このイクラ、本州でうちらがスーパーで買ってるイクラとは全く違う。皮が薄くて、独特な臭みは全くなく、しかも薄味でしつこさもない。そらパパはいくら苦手だったんだけど、これはおいしいと絶賛。
この日は午後クルーザーを予約してあるんだけど、まだ時間があるので知床半島をもう少し奥へ行ってみることに。
途中、「知床5湖」と「カムイワッカ湯の滝」への分かれ道。残り時間を考えると行けるのはどっちか片方。どっちも犬禁。ならば、よりアウトドアを体験できるほうへ。
「カムイワッカ湯の滝」へは11キロのガタガタ路。そもそも行けるだけでもラッキーで、時期が違うとマイカー規制で指定車しか行けないらしい。でも、いつまでこの悪路が続くの?と萎えてきたその時だった。
道の片側茂みに、えっ!クマ!!慌ててスマホで撮った写真。右側が頭。わかる?
クマとの距離10メートルくらい。
あっ、こっち向いた!
時間にして1分ぐらいの偶然。後で地元の人に聞いてもクマを実際見た人はほとんどいないんだって。
だから超ラッキー!こっちは車内なので危険もなかったしね。
わくわくがマックスになったところでようやく滝へ。
この滝ね、流れているのはお湯。もしかしたら使うかも?と思って持ってきたウォーターシューズでいざ登らん。
熱いほどじゃないけど、確かに温泉。視覚的には冷や水の滝だからなんか不思議。
楽しくなってどんどん上流へ。
もうこれ以上は立ち入り禁止の看板まで登っちゃった♪
知床エリアはクマだけじゃなくていろんな野生動物とご対面。
キタキツネはどこからも出てくる。
エゾシカも人馴れしてるのか、逃げない。
道の駅近くまで戻って、クルーザーの「ゴジラ岩観光」へ。
15:15発のヒグマウォッチングコース。さっき陸地で偶然にもクマをウォッチングしたので今度は海からね。そらも一緒に乗れます♪
クルーザーだと思いっきり湾の中まで入ってくれるのがいい所。
知床連山もよく見えているわ。
さっき遊んだカムイワッカの滝はここへ流れ落ちる。
知床半島、ウトロ側(オホーツク海側)は許可を持っている人以外はこの辺までしか入り込むことが禁じられているので、海上から望むより他はないんだって。
でも肝心のクマは?もうすぐ折り返し地点なのに…よくいるんですけどねぇのルシャ湾も通り過ぎ、あきらめの雰囲気が漂っていた時、「あ!いましたいました!」の声で一気に皆さんのテンションアップ。
サケを狙っている。するともう1頭。
あー良かった良かった。ヒグマウォッチングコースだからねぇ、やっぱりクマさん出てきてくれないとね。2時間のクルーズ、そらが楽しめたか微妙?だけど、世界遺産 知床を十分に堪能できた。
この日はそのまま道の駅「うとろ」で泊。
ちょっと山側にある「番屋」で食べた、知床のねたオンリーの寿司&ホッケ定食はめっちゃうまかった。特に秋刀魚が絶品。おかみさんも気さくな方で茹でたてトウモロコシを2本もいただいて…
おすすめですよ。
旅も折り返しを過ぎ、明日は屈斜路、摩周、阿寒湖へ。
※ 知床半島はオホーツク海側がウトロ、太平洋側が羅臼。
今回の旅で一つだけ心残りがあるとすれば、羅臼側へ渡れなかったこと。知床道路で熊の湯経由して
行きたかったんだけど、犬禁エリアに長く滞在はそらにも厳しいので行けなかった。
いつかまた行く時は羅臼側を回りたいな。