晴れたらそらと遊ぼう!

天国へ散歩に行ってしまった「そら」と
その後迎えた「クレア」「ジル」とのわんこライフ🎶

高山 わんパラ

2015年01月26日 | 日記

お声がけをいただいて、24,25 日 高山わんわんパラダイスでピレお泊りオフ会♪

せっかく雪国行くなら、どっかでスノーシューでひと遊びなんて考えてたのに…
朝早く家を出るも、東名~東海北陸道なんて、えりゃー遠回りして行っちまったもんだから、
(単純に中央道から安房トンネル抜ければ早かった)
そんで、こんなところで休憩も入れたりしてたから


わんパラについたのは午後3時近く。
首を長ーくして待っていてくれた、いえ家やみなさんと合流。
早速ランでひと遊び。




パウダースノーのランでどの子も楽しそう♪
で、この日のそらは絶好調!いつもはピレ軍団がちょっと苦手だったりしてたのに、
何を血迷ったか、あちこちにはっけよいの遊ぼうコールで挑発。


どうやら女帝として君臨していた、いえてぃーちゃん亡き後の座を狙っているらしい?
いえてぃーがいた時はおとなーしく身を潜め、虎視眈々とその女帝ぶりを学習していたのか?
これには、今までおとなしいのレッテルをそらに張っていたみんなもびっくり!!
っていうか、男子のガウガウバトルにもぎゃんぎゃん分け入っていった時には飼い主の私も焦ったわ。

良い写真がなかったんだけど、あっという間にランはピレ放牧場。
週末で他のわんこもたくさん来てたのにごめんなさーいって感じ。

で、今度は人が楽しい夕餉の時間♪
懐石コースはどれもおいしかったー!

熟女のお二人(ごび&そら)はまったりお休みモード。これがまたかわいいのよん。

いやー喰った、呑んだ!あたしはみかん梅酒なるものを呑んだけど、これはジュースみたいで失敗。
りきまるママの濁り酒「白川郷」をおすそ分けいただいたら、まぁこれが旨いのなんのって!
あんまり甘すぎず、度数的にもちょうどいい感じ。

でも、おすそ分けでは物足りないわたくしは、3種利き酒なるものをいただきましたの。ほほほ。
左の、花酵母で作った吟醸酒 山車が、ほんとにお花の淡い香りを感じて美味でしたわ。


普段は飲まないけど、日本酒と白ワインなら血がどこまでも許容してしまうのであります。
その後も場所をロビーやらラウンジに移して談笑。
この日集まったのは、人17人、ピレ15頭。

あらあら、かわいい我が子のピレグッズを注文しているお方も…


お風呂は温泉棟が別棟になっていて、貸し切り個室風呂。(内湯・露天・わんこと一緒内湯 などなどからチョイス)雪見風呂は寒いけど風情があってベリー満足!


風呂上がりの本館までの道は、🎶あったかいんだから~🎶


あちこちでかけるけど、ホテルのお部屋は久しぶり~~🎶
でも結局そらはソファーの向こう側の隅っこに寝てました。

次の日、平湯大滝なるものが近いというので行ってみる。
天気は快晴。気持ちいいねー!

滝はほぼ凍っていて青白く美しかったわぁ。

お昼は地元のリリママさんが予約を入れておいてくれた 自然薯の「茶茶
看板メニューの自然薯と、飛騨牛が両方味わえる、飛騨牛すき焼き御膳とろろ飯付!
お腹がはちきれそうになったのは言うまでもないね。

 豪雪で寒ーいイメージがある高山だけど、風があんまり吹かなくて、
しんしんと降る雪はいつでもパウダースノーなんだって。
お天気にも恵まれて、お泊りオフ会、そらも私たちも思い切り楽しめました。
ご一緒していただいたみなさん、ありがとう♪
また誘ってくださいね!

 

 


スノーシュー 入笠山

2015年01月12日 | 山歩き

昨シーズン終わりに買ったスノーシュー。
結局昨シーズンは使わずじまいだったので、
ようやく今回初おろし。

初スノーシュー登山は入門編の入笠山で。
夏山登山でも紹介したけど、入笠山は富士見パノラマスキー場からゴンドラで
一気に1700M越えまで行けちゃうので(しかもわんこOK無料)楽々登山。

スキー場で冬山登山者チケットを購入。(ゴンドラ往復1650円)
スキーを楽しむ人を横目にゴンドラ乗り場へ。


ゴンドラに乗りまーす。

「お~景色もよく見えるわよ」

ここでスノーシュー履きますよ。

夏は広ーいお花畑も、今は雪原。ほんとはこんなところでノーリードにできたら楽しいんだろうけど、
他にも登山者いるし、そらさん、どこ行っちゃうかわかんないしねー。

そうそう、入笠山ではワンことスノーシューツアー企画もあるらしくて、
それらしき団体さんも。

ここで今回そらさんにもシューを履かせます。なんか雪玉が冷たそうだったからね。
ゴム風船みたいなPAWZの靴、いろいろ試したけど、そらにはこの靴が一番いいみたい。
急登でなければ普通に歩ける。雪玉もつかないし良いよ。

で、あっという間に(コースタイム1時間、うちも写真撮ったり靴履かせたりして1時間)

でも、あいにくの曇り空で、眺望悪し。
晴れていれば絶景ポイントなんだけど残念。
おまけに風も結構強くて、そらは渋い顔。

なので、さっさと下山。
スノーシュー登山、正直、入笠山みたいにトレースがしっかりしているところでは、
あたしは、アイゼンで登ったほうが楽だわと思った。
足の運びに気を取られ、逆に疲れる。
でも、下山は楽~。滑るように降りられるからね。
もっと、スノーシューらしく雪原をエンジョイしたかったんだけど、
雪まで降りだしちゃったからあえなく退散。

まっ、入門編としてはピークゲットもできたし良しとしましょう!
まだ冬はこれから~。
スノーシューもっと楽しみますよー♪

 

 

 

 

 

 

 

 


山陰の旅 3日目

2015年01月06日 | 旅行

明日は七草だというのに、まだ年末の旅日記で失礼します。

3日目。境港漁港のすぐそばで迎えた朝。
海岸沿いの遊歩道を散歩。
釣り人がたくさん、「さごし」をばっさばっさと釣り上げていたわ。


市場を覗けば、松葉がにが目が飛び出る値段で売られてて。

松葉というタグがつくだけで、なぜにこんなに高くなるのか?
これはいよいよ夕飯が楽しみ🎶

お次は「水木しげるロード」で砂かけ婆にごあいさつ。
そらの不思議そうな顔ったら…婆の方もこんなに接近されて若干緊張(笑)

 婆に会えて感激してたら、なんと偶然にも鬼太郎にバッタリ。運がよくないと会えないのにね♪

モニュメントはしめ縄でお正月バージョン。

駅前も大きな看板。まちをあげての鬼太郎大作戦は、
大成功の町おこし。本来じみーな商店街に観光客が後を絶たないんだからね。
これも、水木しげるが著作権を放棄した太っ腹のおかげ。

 お昼は水木しげるロードの最寄りの波止場に立つ「がんちゃ屋」
飛び込みで入った店だけど、手ごろな値段でとれたて魚介が食べられて大満足。

ご当地名物「白いか丼」

地物「もさエビ定食」朝市場で結構高値で売ってたもさえびを刺身、焼き、揚げで堪能。

さぁ旅も終盤、鳥取砂丘へ来てみたけれど、ものすごい強風。
目に砂が入って開けていられない。ほんとは馬の背まで登って日本海を眺めるつもりが断念。
写真だけ撮って、車に退散。どこそこ砂だらけになっただけだった。

夕食は鳥取港(賀露港)そばの「山田屋旅館」
松葉ガニフルコース、食事だけでもOKというので予約を入れておいた。
入湯税350円で、入浴もセット。おまけにトイレは御自由にいつでもお使いくださいということで、
目の前の波止場でキャンカー泊。

食事だけなのに、通されたのは客室。

落ち着いてゆったりいただくことができました。
刺身やら、炭火焼きやら、鍋やら…さて、タグ付きかにのお味は…

たぶん人生で一番高い食事だったと思う。
身は確かにふっくら、食感はズワイより口当たりが柔らかくておいしい。
でも、上等なズワイの甘さが今一つだったかな。
値段が値段だけに、辛口批評になっちゃうけどね。

鳥取港の朝。この日は大みそかだから漁はお休みなのでしょう。
たくさんの漁船が静かに年の瀬を迎えていた。

この時期の山陰にしては珍しく穏やかな好天に全日程恵まれて、
ハプニングもあったけど、ほぼ行きたいところを計画通りめぐることができた。
年も改まったし、さぁ今年もそらと一緒にあちこち行きますよー!
ブログアップも続けていきます。
今後ともよろしく!

 


山陰の旅 2日目

2015年01月03日 | 旅行

さて初日から危険度MAXだったそら家。
昨日の記事でレポするの忘れちゃったけど、
無事下山の後は、皆生温泉(かいけ)でゆったりまったり。
皆生温泉は塩分多めの湯でなかなか良かった。
車中泊は道の駅「あらえっさ」そう、どじょうすくいの安来節で有名な安来。
広い芝生広場があるし、トイレも新しくて暖房便座なのでGOOD。

2日目はさらに西へ走って島根入り。
出雲大社参拝。
伊勢神宮はわんこNGで、参拝できなかったけど、
出雲大社はOKなので大手を振って歩けます。
数日後、初詣客でごった返す参道も、この日は空いてて歩きやすかったわ。

かの有名なしめ縄。
ちょっと前までは下から小銭を投げて刺さったら運がいいみたいなチャレンジができたみたいだけど、
今は、ネットがかかっていてできないようになってた。

神門通りでは、土産物屋をひやかし、
日本ぜんざい学会第1号店で、大きなあずきでさらっと仕上げたぜんざいを食し、(ベンチ席OK)

お昼はもちろん出雲そば。
車で15分ほど走ったところにある名店、「羽根屋本店」
ネットで評判が良かっただけあって、長蛇の(20人ぐらい)待ち人。
やっと通された2階スペースは、1階とは雰囲気が異なる和風モダンでいい感じ。

皮ごと挽くのが特徴という出雲そば。おいしかったのは言うまでもなし。

ちょっとお疲れモードのそらさんには体力温存のため車中休憩してもらって、
人はパパッと島根ワイナリーで試飲やら、足立美術館を見学。
噂の庭園美や、横山大観の絵も素晴らしかったけど、入館料一人2300円は高すぎじゃね?
庭園のみカメラOK。

そして車は山陰第一の漁港、境港へ移動。
地魚丼を食し、夢みなと公園にて車中泊。

人もそらも充電完了にて旅は3日目へ続きます。


百名山 大山(だいせん)

2015年01月02日 | 山歩き

ここ数年、カニ漁解禁を待って、日本海のカニを食べに行ってる我が家。
おととしは丹後半島、去年は能登半島の越前かにだった。
そして今年は、鳥取の松葉かにを食べよう企画。

鳥取と言ったら皆さんは何を連想するかな?
砂丘・梨…私たちは、日本百名山の大山なのだ!
春から秋にかけては遠足でも登れるような山なれど、
冬になるとその姿は一変。日本海からの強風にさらされる雪山は、毎年遭難者が出るほど。

お天気が味方してくれたら…挑戦したい!そう思っていた。

12月27日(土)仕事を終えてから18時に家を出発。
中国道 社(やしろ)PA で車中泊。(小さいPAだけどドッグラン有)
山の天気予報を細かくチェック。あたしたちってホントついてる。
明日は☼で風も穏やか、めったにない登山日和。
よっしゃー!チャレンジ決行だ!!

翌朝、高速を飛ばし、支度を整え(雪山登山はこれが結構大変)登山口に立ったのは9時20分。
もしもを考えて、登山届を書きます。(写真は他の人が書いてる姿)

写真だとわかりずらいけど、登り始めからしっかり斜度がある登山道。どんどん高度をあげていく。

そらパパはこの日も不調。(朝ご飯抜きだったのがダメだったのか?)
私とそらは絶好調。時々開ける景色に感動しつつ気持ちがはやる。

樹氷の幻想的な美しさに思わずため息。

遥か眼下に日本海。隠岐の島が見えると登山者の人が教えてくれた。

4合目で道が滑りやすくなってきたので、アイゼン(10本爪)を装着。
大山の北壁は荒々しくも雄大な姿。それが目の前にそびえる。

そして6合目。道標は半分埋まってる。

ここには避難小屋。ここから先は森林限界を超えてさらに急登。
悪天候時にはシェルターになるのでしょう。

頂上はまだ先。登山者が点のように見えてる。

この辺りまで来るとさすがに風が強い。
時折強風で下から雪が舞い上がる。

この写真で登っている斜度がわかるかしら?

そしてとうとう10合目避難小屋が視界に入る。


気持ちははやるけど、この時ちょうどすごい強風。
避難小屋の裏手に頂上標識があるけど、あたりはホワイトアウト状態。
行くのを断念。小屋に逃げ込む。

小屋は雪に埋もれてるけど、中はホッとする人のぬくもり。
そらも皆さんに歓迎してもらえてよかった。

ここでカップラーメン休憩。この日の登山者50人くらいと犬1頭とヤマレコに記録されていた。
この時時間はすでに12時半を回っていた。ほとんどの人が小屋を出て行く。
山の天気は午後になると悪くなることが多い。長居は危険。
さっきの吹雪だったら下山は厳しいと、恐る恐る小屋を出ると、
ラッキー🎶風やんでるじゃん!なのでピークゲット!
頂上標識は雪に埋もれてたけど、かろうじて大山頂上の文字だけ雪がかき分けてあった。

小屋のそばにあるなんだかわからない4本のモニュメント。
しっかりまとわりついているエビのしっぽ(雪の塊)が風の強さを物語る。

夢にまで見た大山頂上を制覇して、あとは来た道を下山するだけだった。
そう、普通なら簡単なこと。ところがここからが死闘のシナリオへ続いていくのである。

風はやんだものの、さっきの吹雪で完全に足跡が消えていた。
誰かと一緒に小屋を出ればよかったのだ。でもたまたま私たちだけだったのも悪かった。
かすかに残るトレースらしきものを頼りに下っているつもりだった。始めはね。
ほら写真でも、ちゃんと杭のそばを歩いてる。


でも、なんか変。誰もいないし、遥か右手の方に何人かの下山者。
ルート見失ってる。絶対違う。。。。。
この時点で、もう一度登り返して戻るべきだった。(後から考えれば)
でも、かなりな急斜面。いまさら登り返す気にもなれず、何とかなるかと、誰もいない白銀の斜面を
ひたすら下る。いや、下るというか、ラッセル、ラッセル。
時折足が抜けなくなったり、私はストックが1本、スーッとはるか下になだれ落ちるし、
そらは体が埋まるほどの中を必死にラッセル。気味悪いほど静まり返った中で、遭難の文字が頭をよぎる。

希望の光はただ一つ。遥か彼方に見えてるスキー場。
あそこまで下ればなんとかなる。それだけを考えながら雪をかき分ける。
埋もれて動きが取れなくなるそらをピックアップしてまた進み…
もはや写真などとる余裕もなかったが1枚だけ。

下の地図を見て!

夏山登山道と書かれたルートを登ってきたのに、下山は全く違う、登山道でも何でもないところを
無理強引に下りてるのが分かるでしょ。
後で確認したら、途中まで登山道は二手に分かれているの。(間違ってなかった)
ただ、この地図上の〔大山のダイセン〕って書いてあるところあたりに夏山登山道本筋に合流する
ルートがあったはずなんだけど、トレース完全に消えてて見失いどんどんずれてた。
格闘すること2時間半くらいかな?やっとスキー場に出た時、私たちが生還を実感した時だった。
心配したそらも、スキー場に出たらまた元気に歩き出したのでほんとに安堵。

スキー場の土産屋で聞いたら、そこから登山口までは歩いて1時間あるという。
精根尽き果てた私たちにそんな余力が残っているはずもいなく…
ここでタクシーを呼ぶ。
そらパパだけが車を取りに乗るつもりだったけど、事情を話したら、そらも乗せてもらえた。
そのタクシーの温かさと言ったら、本当に救われた気持ちで感無量だった。

私たちが無事下山できたただ一つの要因。
それは天候。ほぼ無風で比較的暖かだったこと。
もしこれが通常の山のセオリーどおり、午後の強風になっていたら、体温と視界が奪われ、
間違いなく遭難だったと思う。
山の神様に本当に感謝です。

冬山の怖さを身にしみて感じた登山だったけど、旅は始まったばかり。
始めからスリリングすぎるって?
大丈夫。この後は楽しかったことばかり。
続きもまたお付き合いよろしくです。