なんだかんだ言っても、ようやく春めいてきた今日この頃。
もう一回ぐらい雪山行きたいねぇということで、
お天気が最高によかった１６日（日）、
山中湖の北側にある石割山に登ってきたよ。
山中湖周辺の山では一番高い山。
駐車場にはすでに何台かの車。
みんなよく調べてくるよねってうちもだけどさ。
山の中腹に石割神社の本宮が祀られているので、
登山口は鳥居をくぐるところから。（９時５０分）
いきなりの急登り。しかも石段。ここから４００何段とか書いてあった。
でも、積雪のおかげで、それほど苦にはならない。
ただ途中から中央に手すりがあったりするもんだから、
そらがそれをくぐったりするからリードでつながれてる私としては、
とっても歩きずらい。
で、どうにかこの石段地獄を乗り越えると、そのあとは気持ちのいい稜線歩き。
途中には、富士山と山中湖が見えるビューポイントがあったり…
そんなこんなで１時間ほど登ると、
石割神社本宮なる社と、名前の由来にもなっている真中がバッサリ割れてる大きな岩が鎮座ましましてる。
この岩の割れているところがちょうど６０センチぐらいあって、
人ひとりやっと通れるぐらいありまして（写真右の手すりがあるところから入っていく）、
ここを時計回りに３回通ると、ご利益があるという。
で、さっそく挑戦。
積雪が１メートルはあって、そらと一緒に行きたかったけど、
ちょっと危険だったので、そらは断念。
私一人で…
で、結論。３回はちょっと無理。出口付近の足場が悪いので、１回でも十分な達成感（笑）
でも、１回だったから御利益も３分の１になっちゃったかな？
で、このパワースポットを過ぎると間もなく今回のトレッキング最大の難所道がやってくる。
笹で覆われたルートは急登で、時折、木の根に阻まれてよじ登る個所多々あり。
こんな場所や、
こんな場所。
さらには、そらではどうにも困難な場所。
こんなところは、ハーネスのグリップで持ち上げて…
この日、そらは絶好調。難所も何とか切り抜け
ようやく石割山頂上へ。（１１時５０分）
ピークからは裾野を広げた綺麗な富士山と、山中湖がはっきり。
オートシャッターでスリーショット！
雪解けぬかるみルートを頑張って登ったそらさん。あらぁ、泥んこだぁー！
おにぎり弁当とカップラーメンでランチタイム。
後方には、南アルプスの絶景。（写真ではわかりずらいのが残念）
１時間ほど休憩の後、
隣の平尾山へ縦走歩き。
石割山より１００メートルほど低いので、なだらかな下り歩き。
軽アイゼンは付けているものの、
下りになってますます絶好調のそらに引きずられるような下りは、
うっかりすると足元救われて冷や汗もの。
それでも時折樹林帯を歩いたり、
何しろ天気がいいので気持ちがいい。
そうこうして、３０分弱で平尾山頂上。
石割山ほどメジャーじゃないけど、こっちの方が実は山中湖も真近に見えて、
穴場スポットなんだって。
ここで逢った初老のご夫婦、１００名山はすでに制覇して、
今は低山を歩いているという。
すごいなぁ。そんな風に元気に歳をとれたらいいなと思う。
さぁここからは一気に下るルート。
元気なそらに引っ張られて、ぐんぐん下る。
樹林帯は特に足場が滑る。
「ゆっくり行ってぇ～～」 そらに懇願するあたし。
で、あと少しで駐車場というところで、
小川を渡る。もともと水場が大好きなそら。全然臆することもなくここも難なくクリア。
（１４時３０分） 無事駐車場に戻ってきた。
快晴に恵まれて、ほんとに気持ちのいいスノートレッキングだった。
多少の難所もあったけど、それもまた楽しい。
何より、そらがイケイケモードだったので、こちらもテンションが上がった。
でも、そらさん、泥んこ。
帰りに「紅富士の湯」によって行こうと思ってたんだけど、
人の風呂より、そらのシャンプーが先決。ということで、大慌てで帰宅。
日暮れと競争するように、そらさんを洗ってドライしたのだ。
ふわふわになったそらがコトンと爆睡したのは言うまでもない。
スノトレに雪遊び、今シーズンはほんとにたくさん雪と戯れた。
でも、季節はもう春。雪山歩きは今回がシーズン最後かな。
ソメイヨシノの開花ももうすぐ。そろそろ花見モードにシフトチェンジだね。
今度は花を求めて山に登ろう。
考えるのがまた楽しい。
