晴れたらそらと遊ぼう!

天国へ散歩に行ってしまった「そら」と
その後迎えた「クレア」「ジル」とのわんこライフ🎶

無事に…

2016年10月31日 | 闘病日記

応援ありがとうございました。
おかげさまでそらの手術、無事に終わりました。
麻酔の入りも覚めるのもすんなりで不整脈も出なかったそうです。

夜、そらに会ってきました。
私たちの声がすると、向う側を向いていたのに、
不自由な下半身を何とか動かして、こっちを向いてくれました。

そらの目に力があったので、ほんとに安心しました。
3種類の痛み止めを使って痛みのコントロールをしてくれているそうです。
でも傷口は当たり前ですが大きく痛々しく、
リハビリも含めて本当の闘いはこれからだと改めて思いました。
これでガンが消えたわけではないのですから。

しばらくすると、すやすや寝てくれたのでまた安心。


しばらく入院ですが、時間の許す限り面会に行こうと思っています。
そらは元気です。
取り急ぎご報告まで…
これからもよろしくお願いします。ありがとうございました。


決断

2016年10月30日 | 闘病日記

応援ありがとうございます。

断脚をするかしないか…
いろんな人の話を聞きました。
人生の中で一番結論を出すのに悩みました。
賛否両論いろいろあるでしょう。
でもどちらが正解かは誰にもわからない。

そして私たちが出した結論、
断脚手術をするということ。
二転三転しましたがそう決めました。

医師に言われました。
「これだけ骨が変形しているのに、普通を装って足をついて
歩いているのは驚きです。どんなにか我慢強いと思います。」
「断脚を選択しない患者さんもたくさん診てきました。
でも、最後はあまりの痛さを見ているのが辛くて安楽死を希望されるケースも多いんです。」

痛みからの解放。今はもうこれに尽きます。そう思いました。

お友達がそらに会いに来てくれました。

そらも大喜びでした。


そして夕方、入院しました。
笑顔で「がんばって」と声をかけて見送りました。
でも、待合室に戻ったら涙があふれました。
やっぱり辛いです。

明日のお昼頃、いちばんスタッフが充実した中でのオペです。
先生は経験豊富な方です。
麻酔を見てくれる先生もいます。

どうかうまくいきますように。
応援いただけましたら幸いです。


確定診断

2016年10月26日 | 闘病日記

ご心配いただいてます。
残念ながら願った結果は出ませんでした。

そらの病名は骨肉腫。
ピレニーズにはとても多い病気。
でもまさかうちのそらが…
なんで?骨は丈夫だっていつも言われてたのに…

10月22日 病理検査に出すための切除手術だったんだけど、
その前のCTで診断がついたのと、麻酔途中で不整脈が出てしまったので、
切除はしませんでした。

肺に転移画像も見られました。
骨肉腫は早期段階で肺に転移があることがほとんどだそうです。

もうどん底に突き落とされた感じで、
感情のコントロールが難しいこの頃です。

でもそらが少しでも楽なように、病気と闘わなければなりません。
第一の選択は断脚をするかしないか…
治すためというより、痛みからの解放です。
今そらは痛み止めでなんとか自分から散歩にも行くし、むしろ外にいたがるくらい。
でもこの先はどんどん痛みが増して、辛くなる一方。
断脚をすれば痛みから解放されて3本脚でも上手に歩くことができる場合が多いそうです。
でも手術にはリスクも伴う。
特に今回の検査で不整脈が出ているという事実もある。

この腫れた足を温存しても何もならない。
そらにはまだ筋力もあるから3本脚になってもきっと大丈夫。
断脚をしよう、朝にはそう決断しても、
でもその手術中もしものことがあって死んじゃったらどうする?…
断脚をしても治るわけじゃないからどのみち余命は短いかもしれない。夜には決心が揺らぐ…
そんな行ったり来たりの毎日…
でもそんなこと考えてる間にもどんどんがん細胞は増えてる。
早く決断して、次のステップ(抗がん剤)にいかなきゃ。

もう…ほんとにどうしていいかわからない…
でも、私たちが決めてあげなければいけないんです。

そらは食欲もあって元気。


そらパパがちゃちゃっと作ってくれたスロープで段差も克服。
写真は製作途中。滑り止めを全面に貼りました。


相変わらず外にいるのが大好き。

決断をしなければだめですね。
辛いです。

 


検査入院

2016年10月21日 | 闘病日記

まさかのガン宣告から2週間。
皆さんからの応援メッセージのおかげで
落ち込んではいるものの以前よりは冷静になって先を考えられるようになっています。
本当に心強いです。ありがとうございます。

10月16日 主治医から、腫瘍学の勉強会でそらの症例を検討した結果の話を
1時間近く時間を割いてもらって聞きました。
ずいぶん論議が交わされたそうです。
組織性肉腫の疑いは濃いが同時にやはり骨肉腫の可能性も捨てきれないそうです。
レントゲンで骨の異常が見られなかったので判断がしにくいが…
はっきりした病名が確定できないと、治療法も変わってくるので、
やはり患部を切除(手術)して大きな塊で病理検査をした方がよいということ。
その際、全身麻酔になるのでCTも撮って肺への転移などがないかも見たほうが今後の治療のためにもいいということ。
全身麻酔の内容、リスク、手術における合併症の事など…

組織性肉腫か骨肉腫…正直どちらにせよ治る見込みはほぼなく、
断脚の話まで及ぶともう気持ちは塞ぐばかりでしたが、
このまま弱っていくそらをただ何もせず見守るのはもっとつらいので、
病理検査とCTをお願いすることにしました。

そして今日10月21日、術前検査や準備もあるので入院しました。
明日、CTを撮ってから手術。
術後の経過を見て明後日退院の予定です。

そらは食欲もあって元気です。
腫れた足を引きずりながらも朝夕の排泄散歩には出るし、
むしろ外にいたがって困るくらいです。

明日、無事手術が終わって明後日また元気なそらに会えると信じて
送り出しました。

どうかうまくいきますように。
そして奇跡がおこって病理検査でガンじゃなかったって言ってもらえますように…


宣告

2016年10月14日 | 闘病日記

長文になります。お時間ある時に読んでもらえたら幸いです。

先日10歳のお祝いをしたばかりなのに、
今日は辛くて苦しい報告です。
なるべく感情を抑えて淡々と淡々と…時系列に沿って…

10月4日 家でいつものように悪い右脚をマッサージしていたら、
ひざ裏にしこりのようなものを見つける。
あまり使わないから水が溜まったか、脂肪の塊でもできたかな?軽く考えていた。

10月8日 なんだかどんどん大きくなってるように思えて急ぎ受診。
細い針を刺しての細胞診。患部のレントゲンを撮る。
そして診断。
「犬種からいって、骨肉腫を疑ったが、骨はしっかりして骨密度はあるのでそうではない。
細胞診の結果、一番疑われるのが組織球性肉腫という悪性ガン。
これはガンの中でも最もたちが悪く、あっという間に全身に転移して亡くなってしまう例がほとんど。何もしなければ余命は1~3か月、抗がん剤を使っても6か月に伸びる程度。
治療が困難なガンです。」
かかりつけ医の院長は腫瘍学が専門。その先生からのまさかの宣告に、途中からは手足が震えて聞いているのがやっとでした。

10月12日 他に転移している場所がないかの検査。
血液検査ーほぼ正常値。問題なし。
エコーー特に問題なし。
内臓レントゲンー肺にわずかにもしかしたら?の小さい丸い影あり?
脚の腫れはどんどん広がり足首までパンパン。
この日の夜に腫瘍学のエキスパートの先生を交えての勉強会があるので、
そこでそらの症例を検討してくれると。

10月13日 先生出張の中電話をくれて、「みんなで検討してもやはりがんであることは間違いないと思います。
ただ組織球性肉腫と断定するにはもう少し大きく検体をとって、検査しないとわからない。
その際全身麻酔になるので、CTも撮って転移の有無も確認することはできる。
それらの詳しい話は出張から帰ったら16日に直接お話しします。」とのことでした。

10月14日 たまたま平日休みだったので、藁をもつかむ思いでセカンドオピニオン。
他院の腫瘍科受診。
診断結果は全く同じ。組織球性肉腫の可能性は大ということ。

正直、ここまで言われてもまだ誤診であってほしいと願い、
思いつめれば涙が出て、
この先そらがどんどん悪化していくのかと思うと、辛くて悲しくて
不安で打ちのめされそうになる。

帰宅したそらは脚を痛がってはいるものの、家の中ではなく一目散に外の犬舎に入りたがり、
家を守るという自分の仕事をしようとしている。
食欲もあるし、普通に元気だ。
10月10日久しぶりに雨がやんで散歩中のそら。

あと少しで死んじゃうなんてどうしても考えられないし、考えたくない。
でも、専門の先生が皆言うのだから本当なんだろう。
もう10歳も過ぎれば、いつかはそんな日も来るだろうと思ってはいたものの、
いざそうなると受け止めきれない悲しみがあります。

こういう病気の経過を、わざわざ記事にしなくてもとも思いましたが、
ずっとそらとの絆をつづってきた記録。最後までちゃんと残しておきたい、そう思いました。
だんだんアップするのも読む方も落ち込むような内容になるかもしれませんが、
記していきたいです。
よかったら読んでください。そして応援してもらえたら幸いです。