晴れたらそらと遊ぼう!

天国へ散歩に行ってしまった「そら」と
その後迎えた「クレア」「ジル」とのわんこライフ🎶

八ヶ岳テント泊 編笠山

2014年08月25日 | 山歩き

さあさあ無事テント泊の準備もそろって、(詳しくは前の記事をどうぞ)
いざ登らん!  山テント泊デビューは大好きな八ヶ岳。
登りたかったけど、日帰りではちょっと厳しくてあきらめてた。

八ヶ岳エリアにもたくさんのテント場があるんだけど、
うちが今回利用したのは「青年小屋」(青年じゃなくても利用できる。あたりまえか…)
ルート計画にあたっては、八ヶ岳エリアに詳しいオリーヴ家にいろいろ教えてもらった。

8月21日(木)仕事が終わってから夜11時半に自宅を出発。
夜中の2時に登山口でもある「観音平駐車場」に着。
降るような満天の星空。天の川もしっかり見えた。これが最初の感動!
(残念ながら荷物軽減のためコンデジしか持っていかなかったので星空の写真はないけど)
ちなみに今回の山歩き、感動の連続なのですよ。

22日朝。天気はばっちり!
テント泊は当然荷物が多い。そらパパは60Lのザックで16キロを背負って歩く。

あたしは45Lザックに10キロの荷重。

腰でしょうから思ったより楽。昔子どもをおんぶしてた時とおんなじ感じかな。
さぁ頑張るよ。「青年小屋」は網笠山のふもと。標準コースタイムは3時間。
6時40分、泊だからあわてなくていい、ゆっくり行こう!

樹林帯の中を登山道が続く。小屋まできっちりとした上り坂が延々続く。
でも、すでに標高1600Mを超えているので、木漏れ日が気持ちいい。

こんなところもどんどん進みます。

1時間ほど登って「雲海」という見晴らし場。
おー!雲海とはよく言ったなぁ。ほんとに見事な雲海に浮かぶ富士山がくっきり。

雲海からさらに一歩一歩登ると…やがて「押手川分岐」
ここから編笠山直登ルートもあるけど、巻き道でひとまず青年小屋を目指します。

見晴らし場からは南アルプスもくっきり。

ここからは岩場が続いて厳しかったー。背中の荷物が息を上がらせる。きつー!!
でもどうにかこうにか青年小屋着。10時48分。コースタイムより1時間遅れの4時間かかった。

歴史ある小屋らしく、年期入ってるわぁ。
そして、青年小屋といえばこの提灯。よく見ると5代目の文字があった。

小屋の周りには高山植物もたくさん。
ヤナギランかな?

黄色い花は「キオン」 白いのは「ヤマハハコ」

これから目指す編笠山は目の前。わぁ、岩がゴロゴロだ~(汗)


とりあえず、おもーいザックをおろしてテント設営ね!
ここがテント場かぁ。結構広い。まだ時間が早いせいかテントは少なめ。

すんなりテント設営終了。

パスタでちゃちゃっとランチしたら、さぁ本日山歩き第2弾。
編笠山てっぺんまで頑張るぞ! 標準30分。って、この、岩乗り越えルート、30分で登れるわけないじゃん!!

とにかく、足場を見極めながら一歩ずつ…
さすがにこの岩場、そらは無理なのでほとんどそらパパがリフトアップ。

青年小屋が眼下に遠ざかる。

そんなこんなで1時間。標準タイムの2倍かかってやっと頂上。
標高2524m。観音平駐車場から5時間、標高差900mちょっと。今までの最長山歩き。
標準タイムなんてこの際どうでもいい。そらとここまでこれたことに感動!


待っていたのは360度の大展望! 諏訪湖もくっきり。

南アルプス~!

富士山~。

もちろん八ヶ岳だって目の前~!

1時間ほど景色をのーんびり満喫して小屋まで下りてきた♪

今までならこの後下山だけど、もう体力残ってなーい!
だからテント泊。うれしいね!
そらー、今夜はここがお家だよ~(^^♪

疲れてるせいもあって、そらさんすんなりテントに収まり…

すとんとご就寝。おやすみ~。

ということで、テント泊デビューは大成功大満足で始まったのです。
そう、今回2泊した私たち、感動はまだまだ続く…お楽しみに…


山テント泊 準備編

2014年08月25日 | 山歩き

そらと山歩きをするようになって、Gピレニーズの本領、底力を実感するこの頃。
犬がかわいそうとかいう人もいるかもしれないけど、
私たちをいざなうようにガンガン先へ登る姿は、けっして嫌々ついてきてるとは思えない。

でも、そらももうすぐ8歳。決して若いとは言えない。
そこはこちらがきちんと見計らって無理はさせないようにしたい。
なので、距離が長かったり、標高差がすごくある山はノーマーク。
たとえ登れたとしても、ピストン下山は体力が残っていない。

で、ここのところずっと考えていたこと。
頂上あるいは、途中の山小屋で1泊すれば、もっと行ける山が増えるし、
のんびり山を楽しむこともできる。
でも、犬連れは山小屋泊はできない。
ならば、テント泊。これならそらと一緒に山で泊できる!

テント。いわゆるキャンプ場とかで張るテントなら、
もともとアウトドア大好きな我が家。大小取り揃えてある。
が、山岳テントはまた別物。超コンパクトかつ軽量テントなのだ。
そして結構お高い。
ちなみに、うちには35年前の当時としては最新のゴアテックス2人用山岳テントがある。
(何でも持ってるそらパパ)
でも、2人用じゃダメ。そらと一緒だもの、3人、いや4人用が必要だ。

結構迷った。
泊となれば、寝袋、食材、etc. そんなもん、背負って登れる体力、こっちがあるのか?
テント場だって必ず犬OKとは限らない。1、2度使って後は宝の持ち腐れになるかも?
ぐたぐた考えてるうち、夏も終盤。寒くなったら無理だから…そらもどんどん歳をとる…
あたしたちだって同じこと…      踏み切るなら今でしょ!

って、なんだかオーバーな言い回しだけど、結局買ってしまいました。
4人用山岳テント。ダンロップのVS40 。(重さ2キロちょい)庭で張ってみる。


最近はエアライズとかがはやりだけど、そらパパが考え抜いて我が家はあえてこれ。
両方向に出入り口があるので、通気性もいいし、犬連れには何かと便利。
ちなみに我が家に昔からある2人用のテントも久しぶりに張ってみた。

うちにこんなものがあったなんて、私は知らなかったけど、まだまだ使えそう。

テントだけじゃどうしようもない。
この際、シュラフも新調。寝袋だっていくつも持ってるけど、
山岳用は軽量コンパクトがキーワード。
で、NANGA 350 (ダウン) 国産でコンパクト、生地は撥水性がある。快適使用ー3℃~ で結構寒くても平気。

そうそう、食材も軽くなくちゃ。
で、山用グルメをあれこれ…

そらのだって、今どきはこんなものをDHCで売ってたりする。

ほかにもあれこれ買い揃え、(角形コッフェル3とかそらのレインコート(アイアンバロン)とか)
でも、もともとあるものも多いので(ザックは60Lと40L)、なるべく無駄には買わずに…
なんだかんだで、それでも結構な出費になったけど、高級ホテルに泊まったと思えば、
何回か使えば、元は取れるはず。

準備万端。さぁ、いざ登らん!
どこへ? この続きは次の記事にて…