ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

福島の第一原発では、何が起こっているのか…

2011-05-09 15:40:19 | ニュースから
いろいろ疑問は感じていても、中々文章にする気になれない。
でも、原発問題は自分の中で悶々としている。


福島1号機 建屋二重扉を開放 保安院「環境に影響ない」(産経新聞) - goo ニュース
 東京電力福島第1原発事故で東電は8日夜、1号機の原子炉建屋の二重扉を開放したと発表した。建屋内の放射性物質の濃度が低い状態で安定し、開放後に周囲の環境に及ぼす影響が限定的と判断されたため。経済産業省原子力安全・保安院も環境への影響について「支障はない」と評価した。地元自治体や諸外国への説明も終えたという。
 東電によると、開放により放出される放射性物質の推計値は5億ベクレル。4月上旬に海に放出された低濃度汚染水約1万トンに含まれる量の300分の1という。
 作業員が建屋内に入るには二重扉を開放する必要がある。その際、建屋内の放射性物質が屋外に飛散する可能性が指摘されていたが、5日から建屋内の空気を換気する装置を設置し、放射性物質の濃度を減らしていた。9日早朝に建屋内の放射線量を計測。安全性を確認、原子炉を安定的に冷却する循環型冷却システムの設置作業を開始する。
 一方、東電は3号機の原子炉圧力容器の温度が容器上部で206度に達したことを明らかにした。通常運転時の約280度より低く差し迫った危険はないと見ているが、原因分析を進めている。




1号機「建屋内で作業可能」、線量は許容範囲(読売新聞) - goo ニュース
 東京電力福島第一原子力発電所1号機で9日、タービン建屋から原子炉建屋へつながる二重扉が完全に開放された。
 3月12日の水素爆発後初めて、原子炉建屋2階にも社員が入って放射線量を測定。原子炉の安定冷却に向けた工事を行う場所について、放射性物質の除染などの措置を行えば、大きな支障がないことを確認した。作業に必要な経路を確保したことで、1号機を安定化させる作業は大きく前進する。
 原子炉建屋には9日午前4時過ぎ、社員7人と経済産業省原子力安全・保安院の職員2人が入った。放射線量を測定した結果、原子炉の安定冷却に必要な2階の作業場所は最大でも毎時100ミリ・シーベルトだった。建屋1階の一部で、年間限度の250ミリ・シーベルトを数十分で超える毎時600~700ミリ・シーベルトの高い線量の場所があったが、そこに作業員が立ち入る可能性は低いという。
 社員ら9人の 被曝 ( ひばく ) 線量は最大10・56ミリ・シーベルトで、健康への影響は小さいという。東電は「線量の高い場所に適切な遮蔽や除染を行えば、冷却に向けた作業は可能」と判断している。



ジャーナリストの木下黄太さんのブログでは、発表とは違った視点で情報を発信している。
情報の内容で混乱してしまっては如何なものかとも思うが、どの情報を信じるかは読む人の判断でもあると感じる。

二重扉の開閉による影響も、限定的であればよいのか?
作業員の被爆も健康への影響は小さいって事は、影響するんじゃん。
何だか、全てを簡単に肯定されることに、怖さを感じる。


昨日の報道番組で、震災時の東京ディズニーランドの対応を見た。
年間180回の訓練が行われている。
震度6強に対応していると言う。
直ぐに、縦割りの組織が作れる。

アルバイト一人ひとりが、独自で判断をして行動をする。
全てが『ゲストの安全の為に…』と動いている。
キャストにとっては、想定内であった。


今の日本は、小さく想定し、後手後手にまわり災害を大きくしている。
ただ一つだけ、浜岡原発の停止問題だけが違う。

いつまで経っても先に進まない国の対応。
きっちりと方向性を作って欲しい。
節電はできても、後はイライラするだけしかできないし…



運転手のはずが原発敷地内作業…あいりんで紹介(読売新聞) - goo ニュース
 大阪市西成区・あいりん地区の60歳代の男性労働者2人が、宮城県でダンプカー運転手として働くとの求人に応募したところ、実際には福島県の東京電力福島第一原子力発電所敷地内などで働かされていたことが9日分かった。
 求人の際に労働条件を明示するよう定めた職業安定法に違反している疑いがあり、大阪労働局が調査に乗り出した。
 仕事を紹介した財団法人「西成労働福祉センター」によると、岐阜県大垣市の建設業者から3月17日に「宮城県女川町で10トンダンプの運転手、日当1万2000円で30日間」と求人があり、2人に紹介した。2人は採用されたが、同月24日、1人から同センターに「原発が見える場所で作業をしている。求人と条件が違う」と苦情の電話があったという。1人は5、6号機の外で防護服を着てタンクから水を運ぶ仕事に4月21日まで従事。求人条件の2倍ほどの約60万円の報酬を得たという。もう1人は原発敷地外でタンクローリーで水を運ぶ作業をしていた。



こんな事ばっかりしているから、信用がなくなっちゃう。

どこに問題があったのかはわからないけれど…


ディズニーランドの対応を見ていると、あの入場料でも納得できる気がした。
東電の値上げや増税に納得できないのは、やっぱり対応が信じられないからなんだろうな~。





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