ELKのティータイム

子育ても終わり、のんびり普通に過ごす私のつぶやきです

いつか、こんな事が・・・

2005-11-10 22:19:04 | 部活動
今週末、野球部では、親子親睦野球大会と祝勝会&激励会がある。
この手のものは、やはり父母会が主体になって動かなければならない。
準備期間が短いので、個々の役員がいろいろ考えてくれている。
やっと、今夜連絡を取り合えた。
そんなこんなしているところ、ショックな報告が舞い込んできた。

ある部員が、肘のじん帯を切ってしまったらしい。
新人戦をほとんど一人で投げきり、決勝での1失点しか取られていない。
そんな、ピッチャーだ。
大会前から、肘に違和感を感じ、大会後診察を受けていた。
当初は、「じん帯を傷めたらしい」との事で、回復を期待していた。

しかし、専門医の診察を受けたところ・・・切れている、と。
野球を続けるには、手術しかない。
成長途中の彼には、今その手術は無理だと。

父親は、甲子園のマウンドを踏んだ事もある。
子どもには、大きな期待はかけないようにしている。(ように感じてきた)
この間の宴席では、お酒の力もあり
「ちょっとは、期待しちゃうよ。高校の選択とかさ~。」
なんて、うれしそうに話していたのに・・・
母親は、子どもの前で涙を見せまいと苦しんでいる。
その気持ちは、わかる気がする。

それ以上に、本人は取り乱す事もない。
自分の弱いところを見せまいと、普通にしている。
それが、何よりもツライ。
誰よりも、ショックだったろうに・・・
人間なんだもの、弱いところがいっぱいあるんだもの。

こんな苦しみ、なぜ起きてしまうのだろう。
結果を求める事は、悪い事ではない。
でも、夢を壊してしまうのは・・・
大会前の練習試合の状況や、練習中の投球量は、本当に適正なものだったのだろうか。
苦言を呈している方もいた。
事故的な負傷とは、違う気がする。
私達、大人が指導し、壊してしまっては何にもならない。
保護者は、そのように関わっていくべきなのか、今きちんと考えなければいけないのかもしれない。
Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする