おしゃべりな庭、静かな庭

「今日はどんな日?」  季節や日々の暮らしの中で・・・

がらねこ

2013-01-16 20:46:03 | 本と映画

新しい年が始まったというのに、何だかドタバタ落ち着きません。

ちょっと、いらいらしやすくて、疲れやすい日々が続いています。

寒い日が続くと、朝焼けも色鮮やか。

 

  

新しいカレンダーは、絵本作家のレオ・レオニーさんのもの。

去年の安曇野の旅で、絵本館で求めてきました。

大好きな動物たちや、楽しいコラージュに、わくわくします。

 

きれいな朝日や、楽しいカレンダーにも、いまひとつ元気が出ない日には、私の癒しの場所、本屋さんへGO!です。

ふふふふ、こんないい本見つけちゃいました

どちらかという犬派の私ですが、最近は飼うことを躊躇していたら、

猫派のブログのお知り合いに影響されて、猫にも興味深々です。

猫の自由さ、野性味にも憧れますが、

古くから、多くの画家が愛した猫たちは、絵になるし、風景に溶け込むな~って思っていました。

特に私が気になるのは、猫たちの色や柄の不思議と面白さなんですが・・・

この本、『がらねこ』、平凡社ねこ組編(ねこ組って?!)は、そんな私の夢をかなえてくれる本でした。

書店の写真集のコーナーで、ぜひぜひお手に取って見てみてくださいな(のせ猫という本の近くにありますよ!)

まずは、日本にいる猫の、色と柄の分類から始まります。

三毛猫さんの、性格診断も載ってたりして・・・

黒白ねこさんは、穏やかで協調性があり、フレンドリーとありますね。

黒白の入り方で、左は犬のように見えるねこさん。

皆さんいいお顔です。

スペシャル柄コーナーには、こんなマロさまも・・・

やっぱり今年も、私個人の偏見に満ちたツボをわしづかみにしてくれた、面白本をご紹介していきますね。

小さな本ですが、大きな元気をくれる本ですよ。

表紙のねこさんは、素敵な柄としか言いようがありません

 

 


富士山

2013-01-11 10:39:31 | 心の風景

新しい年が始まりました。

明けましておめでとうございます。

                                               

今年からお正月の帰省先が、夫の兄の引っ越しにより静岡市内になりました。

静岡中心部から撮影の1月1日の富士山です。

いつものカメラを忘れて、携帯写真ですが、絵にかいたような真っ白な雪に覆われた美しい姿です。

皆様の一年が、何か良いことで、満ちてくれますように・・・。

 

1枚目の写真の手前に見えている人混みは、静岡の浅間神社の初詣や商店街の初売りの列です。

 

実は、年末に娘が帰省して、買い物やお出かけなど張り切りすぎて、

大みそかの晩、いやに腰が張るな~と思って寝たら、元旦から人生初のぎっくり腰らしきものになってしまいました。

プチぎっくり腰程度のため、静岡にも出かけてみましたが・・・

浅間神社付近の混雑で、駐車場探しに大苦戦の挙句に、とても遠い駐車場から、痛む腰を引きずり歩く羽目に・・・

来年は電車利用で静岡入りして、浅間神社の賑わいを、レポートしたいです

幸いぎっくり腰は3~4日で、何とか治るものでした。

 

私の腰が癒えたころ、今度は8日に、施設にいる父が、自分の居室で転倒し、

一晩様子を見たのですが、いつもの転倒後とは違う痛みを訴えたため、急きょレントゲンを撮りに、整形外科へ。

左の大腿骨骨折で、ボルトが入っているのとは、反対側の右大腿骨、股関節から腰骨にかけての痛み・・・

幸いにも、レントゲン写真には、骨折の結果は現れず、ほっとしました。

ただ、去年1年で、かなり衰えてきた父が、増えていく介助を、

嫌がらずに受け入れてくれるか(出来れば自分でやることで、最後のプライドを保っている孤高の戦士の父なので)どうかなど、

心配や問題は山積みです。

父にとっても新たな試練です。

お医者さんのお話では、レントゲンで大丈夫でも、高齢の方は、不顕性骨折という目には見えない小さなひびにより、

しばらくしてから、大きく骨が折れる心配もあるので、痛みがあまり続くようなら、MR検査も必要とのことでした。

一難去って、また一難。

今年は、新年からバタバタしております

ま~ピンチはチャンスというか、今年の目標が新年から提示されてしまったようです。

1.体を鍛えること。

2.そして、自分のできることを人のために生かせ。

どちらも、この2~3年、分かっていたのに目をそらしたり、怠けていたことかも。

 

そんなこんなで、暖かなコメントへのお返事が遅れております。

ゆっくりお返事させていただきます。

こんなはっぱですが、今年もよろしくお付き合いお願いいたします。


赤い色

2012-12-29 00:50:17 | お出かけ

今年もあと4日となりました。

我が家の最近の年賀状は、私の撮り貯めた写真から10枚ほどを選んで、

1年を振り返るのが、定番になっています。

秋以降急に失速したブログですが、実はパソコンを開くよりは、

小さな旅に、ちょこちょこっと出掛けていた1年であることを、再認識しました。

3月末には、息子の卒業祝い?旅行に伊豆に2泊3日。

6月初旬には、娘と三島駅でおち合って、長泉町のクレマチスの丘へ。

9月1日には、愛知県の常滑市へ。

そして、去る11月9,10日は、絵本サークルのお仲間と、安曇野に出掛けてきました。

何故か、季節ごとに旅に出ていたようでした。

たくさん撮り貯めた写真、私的な旅行でもあり、何となくアップしそびれてしまいました・・・残念。

年が明けて、またいつかアップしてみたいです。

 

旅は、いいですね。

「僕が動かなければ、景色は変わらない。

でも、動くと、どんどん景色が変わっていく・・・」と、世界中を旅した歌うたいの若者が、語っていました。

 

安曇野の旅、一番印象的だったのは、圧倒的な赤い色でした。

写真を中心にアップしますね。

碌山美術館にて。

      

 

 

ドウダンツツジの赤

      

ニシキギの大きく育った紅葉の赤。

  

この赤は、さっきの赤と、また違う。

  

                 

             赤い実もこんなに多彩な赤。

 

  

  

      

                           

                                        

赤以外の紅葉にも出会いましたが、とにかく赤に魅せられてしまった旅でした。

帰宅してからも、いつもは紺色、白、黒、茶、グレー、青の服が基本の私が、

赤い色の衣服を手に取ってみたり、ストールなどを、さし色に使って余韻を楽しんでいます。

 

安曇野ちひろ美術館にも行きました。

    

           

ここの中庭庭園にも、赤い色の葉っぱの木。

椅子に腰かけて、ずっと眺めていたい場所でした。

八木重吉の詩を、思い浮かべていました。

   素朴な琴という詩です。

   この明るさのなかへ

   ひとつの素朴な琴をおけば

   秋の美しさに耐えかねて

   琴はしずかに鳴りいだすだろう

 

        

              

いわさきちひろ美術館の入り口付近は、雰囲気のある公園みたいになっていて、到着したのが早朝で、

朝もやが晴れてきて、幻想的な風景に出会えました。

安曇野は、大学のサークル旅行で、訪れたことがあり、2度目です。

ちひろ美術館は、最初にできたのは東京で、安曇野は2つめの美術館です。

やはり大学のころ、西武新宿線の上井草駅で降りて、よく出掛けていました。

亡き母が、ちひろさんの大ファンで、母とも出掛けた記憶を、久しぶりに思い出しました。

この写真の、赤い帽子と手袋の少女の絵は、お気に入りで、よく飾ってありました。

この帽子の色も、暖かな赤ですね。

ちひろ美術館の自分へのお土産は、月光荘の、スケッチブックと、えんぴつと、鉛筆削りと、けしごむです。

安曇野への旅は、赤い色と、思いがけない記憶を呼び戻す旅になりました。

 

    

久しぶりのブログらしいブログ、すっかり長くなりました。

寒い日々が続きますが、どうか暖かくして、風邪などひかぬ良い年末年始をお過ごしください。

 

 

 

 


パンダに免じて・・・

2012-12-12 19:08:20 | 心の風景

あ、どうも~パンダです。

このブログ、なんだかんだで、ひと月半もお休みしちゃったみたいです~。

もうすでに発端は何???って感じの僕なんです。

毎日、カメラは放さず、写真だけは撮り貯めていたのにね~。

この得体のしれないやる気のなさ、歯が痛い、更年期で眠い??(いつもか?!)、父の不調と訳の分からぬ言動や行動、

社会人一年生の息子の応援のし過ぎ?で、ちぎり寝による睡眠不足(合わせ過ぎ?でも、社会人の時、

親子同居の経験のない私たち夫婦には、未知の世界で、ついつい応援したくなるんですわ。)、

そして今年の冬、急に寒くなりすぎ!

なんて、文句のオンパレードですね。

いかん、いかん、こんなん愚痴りたくない気分で、休んでしまったのかな~。

ま、僕のこの自然体なポーズと表情に免じてお許しくださいな。

まあ、まあ休養も、ばっちりとったみたいだし、また僕らパンダみたいに、

ぼちぼち行きましょうや~。

は~お母ちゃんや、おばちゃんになっても、

パンダくんのぽわぽわのお手てで、ぱふぱふ頭を撫でたり、ぽんぽん優しくたたいてもらいたいもんです。

ちょっと、妄想気味ですが、こんな感じでのんびりまいりますよ。

 


秋に思う   ~9月から10月の庭

2012-10-25 19:09:29 | 今日の庭

霜降を過ぎて、霜が降りはしませんでしたが、昨日から一気に気温が下がり、最低気温が10度前後。

日中も21℃くらいまでしか気温が上がらず、カーディガンやパーカーのはおり物が暖かな季節になってきました。

  

なかなか庭の植物たちがアップできずにいましたが、9月から10月にかけての写真から。

空がぐんと高くなって、空気が澄んできますね。

涼しくなってきてから、初夏から植えっぱなしの晩秋まで咲き続ける花が、群れ咲いて玄関先の花園?がいい感じです。

後方に紫色からピンクのグラデーションで、釣り鐘状に咲いているのは、エンジェルラベンダー(ゴマノハグサ科アンゲロニア)です。

この植物は、夏の暑さにも丈夫ですが、今年は涼しくなった9月から勢いづいて咲きだしました。

手前右寄りの赤と白は、ペンタス。

手前左よりの細かな白い花は、毎年の顔、大好きなカラミンサ。

ミントのような清々しい香りがします。

一番後ろの列には、ピンクと赤の千日紅。

右端の小道沿いに揺れているのは、シュウメイギクです。

二度の台風の塩害で、新芽がだめになることを繰り返したため、例年より開花が遅れ、

この1月ぐらいの間、この花園は元気いっぱいです。

こうなってくると、いつビオラやシクラメンなどの初冬から春先までの花に、植え替えたらいいものかと悩みます。

      この花園の左端のハート形の葉っぱ、イポメアもぐんぐん伸びて美しいです。

             

            スイートハート・パープルという素敵な名前。

            こういう渋い色のカラーリーフが好きで、庭が甘くなりすぎたなという時、

            一本植えておくと、つる植物なので、ぐんぐん伸びて、いいアクセントに使えます

            サツマイモの葉っぱとそっくりで、ヒルガオ科イポメア属です。

 

    

お隣のKさんの庭の植物も、秋の風情を増してきました。

             

             ツユクサも、秋になってからたくさん咲きました。

            毎年何度眺めても、ツユクサの青色だけは、

            胸の奥に何か他には代えられないような物悲しいような、

            それでいて心が凛とするような、不思議な気持ちを呼び起こします。

            たくさんの思い出や記憶の風景と繋がっているからでしょうか。

           

                  

     

 この紫色の花、我が家で初めて咲きました

 時々寄るパン屋さんのご主人が、お店の周りに、ミニ盆栽や、メダカの水鉢、風知草などを植えてらっしゃる渋い園芸好きの方で、

 お店の周りに、ワイルドフラワーのようなこの花が、よく咲いていたので、名前を尋ねたら、ひと株分けてくださいました。

 丈夫な花との説明でしたが、冬の寒さや、夏の暑さで何度か枯れかかって、やっと1年ぶりに一輪咲いてくれました。

 薄紙で作ったような繊細な薄紫の花です。「よかったぁー、枯らさなくて。」の花であります。

  

ルコウソウも、9月に入り、咲きだしましたが、あんまりたくさん咲いてくれませんでした。

急に冷え込んでもダメなのでしょうか?

けっこうご機嫌の難しいルコウソウなのでした。

 

  

プチトマトや、ミョウガも収穫しました。

ミョウガは、早生品種を地植えと、プランターに植えているのですが、夏のそうめんや冷奴の季節には間に合わず、

いつも、涼しくなってからの収穫で、残念!

一番食べたいときは、お店で買うなんて、悔しい~

 

そうそう、春にアケビの花がたくさん咲いただけに、最近家の東側の緑地帯の林に、アケビがたくさんなっていますよ。

鳥たちは、アケビって食べるんでしょうか?

今年の夏は、この林で、リスに何度か遭遇しました。

 

 

 

 


浜松餃子まつり2012と台風

2012-10-18 23:15:11 | お出かけ

昨日からの雨が降り続いています。

台風がまた発生していますね。

一雨ごとに、空気がひんやりして、寒露も過ぎ、23日は、霜降です。

私のパソコン&アトリエ(最近は作業部屋??兼物置???)の部屋の、

今年のカレンダーは、24節気72候カレンダー(雑誌天然生活の付録)です。

ブログを書くときには、必ず見入ってしまうのですが・・・

今週は、鴻雁来(こうがんきたる)、菊花開(きくのはなひらく)、蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)とありました。

季節を表す日本語の多彩なこと・・・日本人に生まれてよかったと思える言葉がたくさんありますね。

 

歯医者通いが続く中、いつでも痛いわけではなく、気分転換に、色々と出掛けておりました。

9月30日の日曜日、浜松餃子まつり2012に行きました。

ここ何年か、新聞紙上でも有名な宇都宮VS浜松の餃子の街バトル。

浜松で暮らしながら、餃子祭りに行ったことがないのも、さみしいかな~なんて思いつつ参加してみました。

もちろん餃子好きにはたまらないイベント

本当は、29日の土曜に行きたかったのですが、用事が入り、台風17号の近づく不穏な空の下、出掛けてみると、

なんと台風接近を警戒して、4時までの開催が、1時までで、緊急撤収と、いきなりアナウンスされていました。

11時半に到着、すごい人出と、たくさんの出店やテント

    

スペシャオ餃子BANDライブや、ご当地ヒーローショーも、時間に追われていました。

餃子のかぶりものが可愛いですね。

こんな長蛇の列、みんな必死で並んでいます。

台風が近づく中、のんきな静岡県の人は、けっこう和気あいあいと、楽しそう。

「いったい餃子にいつありつけるんでしょう???」と、思ったんですが、

限られた1時間半、夫と手分けして、並びに並び、テイクアウトして、台風が来る前に帰る作戦に出ました。

見て、見て!

食いしん坊大作戦の、戦利品です

写真の、一番上のは、津山ホルモンうどん(岡山)、

その下は、岐阜県の3色餃子、津山餃子、岡山県のお好み焼き風餃子等が買えました。

仕事で来れなかった息子の夕飯にも、バッチリです。

いろいろ食べ比べてみましたが、津山餃子が味に深みがあって美味しかったです。

津山黒豚、津山産小麦(皮)、黄ニラ、巨大胚芽米?、レンコン、無臭ニンニク、タマネギなどが入っています。

市内の餃子や、G1餃王座決定戦などの会場も見えます。

来年は、台風のこない晴れの日に、秋空の下、もっとのんびり回ってみたいもんです。

                      

1時になって、各地からの出店者の皆さんが、テントや調理器具を撤収する中、

私たちも赤い遠鉄電車に乗り込むと、雨が降り始め、

家にたどり着くと、

台風17号が、午後7時には、愛知県東部に上陸し、

なんと、

またまた停電してしまいました

今年は、台風の当たり年なのか、次の日また塩害が出て、庭木やバラに、ジェット水流をかける大仕事が待っていました。

 

 

 

 

 


秋に始めたこと

2012-10-06 21:22:59 | 今日の庭

あっという間に9月が飛び去ってしまいました。

あさっては寒露、朝晩ひんやりするというより、肌寒い日もありますね。

すっかりブログをお休みしてしまいました。

「この写真と、出来事を載せて・・・」と思いつつも、パソコンを開けず。

または、パソコンを開く前に睡魔が襲ってくるの繰り返しでした。

 

「9月に何が?」って自分に問うてみたのですが・・・

1.夫の8年ぶりの異動で、通勤スケジュールが読めないやら、朝さらに早めに起きる生活が始まりました。

  以前の異動より、夫婦ともに年を取ったため、想像以上に柔軟性や、臨機応変な対応が、衰えていたみたいです。

  単純に言うと、夫婦二人とも何やら夕飯後には、ヘロヘロな日々でしたが、夫も頑張っているので、フォローに追われておりました。

2.同居している社会人1年目の息子の、勤務形態が、サービス業のため、土日出勤が当たり前。

  平日に入る休日に何だか振り回されるというか、慣れませんね~

    彼は、今まで見たことないくらい、根気強くコツコツと修行中のため、これまたサポートに追われ、夜遅い帰宅の日は、

    気づくと何故だか私の就寝は、1:45A.M.(もちろん、夕食後に仮眠のようなうたた寝ありですが)

  そして、6時には起床。

  ね、眠いっす

3.9月は夏休みに中断していた歯の治療を再開・・・しかしこれがけっこう難関でして・・・

  以前アップしたように下側に残る親知らずとの噛み合わせを考慮しつつ、左上の奥歯3本を、やり直したんですが、

  違和感と鈍痛がなかなか治まらず、今日に至っています。

  このなじみの悪さも、加齢のためか・・・なんて少しネガティブモードでした

  皮膚科の大きくなり過ぎた襟足のほくろ取りは、意外にも1週間で抜糸してきれいになりました。

4.8月に90歳になった父の様子が、あまり芳しくなく日々格闘中。

               

などなど、あっさりのご報告のつもりが、箇条書きにしたら、長くなりました。

でも、ブログで冷静に自分を振り返るのが、文章に起こすことの効用かもですね。

なんだか9月は、なりふり構わず、流されていたようです。

大好きなクローバーも涼しくなってきて、元気を取り戻してきたみたいだし、私も自分を取り戻す秋を始めます。

 

秋の爽やかな風の中で、

青い色の朝顔たちが、わびさびの風情で毎朝あいさつしてくれています。

実は朝顔は、初秋の方が、美しいかも。

 

                 

                 今年の夏は、さっぱり咲かなかったナツユキカズラも、9月は白い花が絶好調でした。

                 先日の台風17号で、また塩害が発生してしまい、最後となりそうです。

    

ツリバナの実も、台風でかなり落ちてしまいましたが、最近可愛くはぜ始めてきました。

少しずつ紅葉も始まっていますね。

 

  

シュウメイギクは、今年は白が優勢です。

ピンクのシュウメイギクは、増えすぎて、株を抜き過ぎました。

秋の日差しに透けて、花弁が光っています。

 

彼岸花には、いろんな種類のアゲハチョウが群れをなして飛んできて、夢の中のような風景です。

 

さて、今日のタイトル、『秋に始めたこと』ですが、9月から、近くの公民館で、

隔週の8回シリーズの、ガーデニング講座に通い始めました。

浜松ヒューマンセミナーの講座で、しずおか県民カレッジの登録講座みたいです。

低料金で、充実した内容なので、抽選は激戦で、去年申し込んだウォーキング講座は、見事落選でした。

今回は、当選して、嬉し楽しく通いだしました。

自分でできる内容もありますが、自己流でしか知らない内容もあり、

初心に戻って新鮮だし、植物好きなお仲間も増えるといいな~って期待しています。

 

1回目は、ハイドロカルチャーでした。

    

ガジュマルとタマリュウの初心者でも枯らしにくい丈夫な観葉植物を、3色のハイドロカルチャーに植えつけていきました。

ハイドロボール、セラミスグラニューなど水耕栽培用の培土にもさまざまなものがあるんですね。

私はあまり観葉植物は部屋に置かないので、おもしろかったです。

今回使用した、3色の培土は、ネオコールといって、スギやヒノキの木炭と多孔質セラミックです。

炭の力で、空気浄化出来るみたいですよ。

前と後ろで、3色を使って、模様を描くのが、割りばしやピンセットを使って、凝ると難しいけど楽しい

私は、植物が生きるようにシンプルにしてみましたよ。

100均ショップでも取り扱っているので、興味のある方は、どうぞ。

 

2回目は、私が1番楽しみにしていた苔玉つくりでした。

ペルネッチア(真珠の木、ツツジ科常緑低木)と、ワイルドストロベリーの2種類の植物で苔玉をつくりました。

ケト土と富士砂を混ぜた粘土とミズゴケでおにぎりみたくくるんだ後、黒い糸で、ぐるぐる巻いた後、

もう一度表面をきれいなハイゴケで包んで、球状に黒い糸で巻いて出来上がりです。

               

               たったそれだけのことなのに、こんなに風情のあるものが出来上がるんですね~

               ミニ盆栽や、苔玉の本は買うのですが、ケト土や苔を準備する手間が、自己流ではつい面倒くさくて、

               自分では、やりそびれてました。

               今回講師の先生の用意してくださった材料で、一気に自分でもやる気が出てテンションが上がりました。

               あんまりかわいくて、嬉しいので毎日いろんな器に乗せたり、

               場所を移動して飾ったりして、うっとり眺めています。

               次回は、「ちょっとおしゃれに野菜作り ~プランターで野菜を育ててみよう」です。

               また、ご報告しますね

 

 

 


夏の終わりの朝顔日記

2012-08-30 19:43:10 | 今日の庭

 処暑も過ぎたというのに猛暑が続いていますね。

今日は特に蒸し暑くてまいりました。

今年の朝顔の花の、その後です。

        

  

上の5枚の写真でお分かりのように、最初丸いハート形のドイツ朝顔の葉っぱが、たくさん茂って緑のカーテンだったのが、

だんだん葉っぱが小さめのものになり、今はかなりすきすきな状態のカーテンです。

葉っぱのレースのカーテンとしておきましょう。

  

ピンクのドイツ朝顔は、1輪1輪花の表情が違って楽しませてもらいました。

白とピンクの絞り染めみたいな風情がありますよね。

 

    

こちらは、曜白朝顔です。

中輪系の朝顔で、中央の曜と、縁辺が白くなる品種なので、曜白朝顔というみたいです。

私は最初に種を買った時に、「ふーん、曜日朝顔か~、毎日日替わりで咲くのかな?」なんて、勘違いしてました。

 

  

こちらは、「かわいい朝顔」と種袋にありました。

ツルがほとんど伸びない品種で、鉢植えにしました。

赤や紫は咲かず、この渋めな赤紫と、薄いピンクの2色でした。

るこう草と一緒に植えてありますが、星形のかわいいるこう草は、秋の気配がしないと咲かないみたいです。

 

    

最近よく咲きだしたのが、

ダカーポ ライトブルーという西洋朝顔です。

日が短くなる初秋からの朝顔のようです。

水色に入った濃い紫がなんとも言えずロマンチックな色合いで、気に入っています。

 

      

                     

風車シリーズの、桔梗咲き朝顔もよく咲きました。

八重咲きには、お目にかかれなかったのが残念でした。

白に赤い日の丸は、去年の種からです。

 

最近のお気に入りは、この淡い水色と白の大輪朝顔です。

去年の種から咲いてくれたようです。

                               

同じ株から、今朝はこんなに青が強い色合いで、思わず見とれる清々しさです。

  

雨の日が少ない夏でしたので、頑張って水やりしてたら、キノコも根元に顔を出したりしましたよ。

今は庭はバラがちらほら咲いているくらいですが、少しずつ秋の気配がしてきました。

次回は秋の気配を、お知らせしますね

 

 

 

 

 


残暑

2012-08-16 18:10:04 | 今日の庭

残暑お見舞い申し上げます。

残暑が続いたと思えば、お盆休みは、大雨や雷の日が続いて、お墓参りも雨の中でした。

でも、あともう少しで、秋に手が届きます。

庭や、自然は、着実に秋に向かっているのを、感じます。

 

  

デッキの緑のカーテンの朝顔たちも、暑さにめげず頑張っています。

先日、ガーデニングの雑誌、ビズ盛夏号に、「お江戸浮世絵花巡り」という連載で、「夏の早起きのお楽しみ」という題名で、

こんな浮世絵が載っていました。

   

朝顔を見る女性が咥えているのは、房楊枝と呼ばれた江戸時代の歯ブラシですって。

この浮世絵でもそうですが、朝顔と歯磨きと早起きが、江戸時代の浮世絵では、

セットになっていて楽しいですね。

左のご婦人は、寝坊してしまったのか着替えが済んでなくてご愛嬌ですね~

 

皆さん、夏バテ解消に、しっかり食べて、水分も摂っていますか?

今年の夏のマイブームは、甘酒(米麹の物)のソーダ割りです。

酒粕の物は、子供さんはだめですが、米麹の物は、大丈夫。

少し甘ったるいのが苦手な方は、ソーダ多めでいかがですか?

最近の発酵食品ブームを反映してか、大人味のすっきりした甘酒が販売されています。

何かの情報番組で、点滴してもいいくらい、熱中症対策にいいよということでした。

とある日の夕飯から・・・。

最近は、子供も仕事で遅く、夫婦二人の食事で、ついつい暑さもありやる気が落ちていますが・・・

居酒屋的なメニューばかりでなく、夏バテの日こそ、しっかり食べねばですね。

ちなみのこの日のお魚は、夫の釣果、シメサバも。イサキの刺身も、メジナの湯引きも夫作でした。

海の幸、感謝していただきまする。

夏野菜の葛よせ風冷しゃぶと、旬ののトウモロコシ入り雑穀スープです。

この日の雑穀は、ハト麦と押し麦入りですが、たくさん作って冷蔵しておくと、

次の日からは、雑穀のおかげで自然なとろみがついて優しい味になりお勧めです。

 

この日のお魚は、サバを塩麹に浸けておいて焼いてみました。

  

庭でどんどん採れるキュウリも、甘酢漬けや、和風ピクルスにしてバリボリ食べています。

空腹時のおやつにもお勧め、ダイエットの友ですよ

  

今年は、このチョウチョが一番たくさん飛んでいます。ウラギンヒョウモンでいいのかな?

右の写真が、ビオラを食べていた幼虫と思われますが・・・違うでしょうか???

幼虫はスミレが主食と図鑑にありましたが・・・。

 

  

こちらは、いただきものの「くり壱」、岐阜の銘菓、上品なお味でした。

では、皆様お体大切に、今少しの夏を楽しみつつも、秋の気配を心待ちにしてお過ごし下さい。

 

 

 

 


7月の庭     ~夏の花木やバラたち色々

2012-07-25 19:34:08 | 今日の庭

最近の毎夕の水やりは、完全武装で格闘しています。

夏草が茂ると、蚊もいっぱいな高台地区の庭です。

長袖、帽子、手袋をはめれば、かなり蚊に刺されませんが、唯一無防備な顔面を狙ってきます。

腰から下げるタイプの蚊取り線香も試しましたが、どこかに出掛ける前は、体中が燻されてしまうので、

蚊取り線香スモークおばさんになってしまいます

でも、夕方頑張って水やりすると、植物も回復するだけでなく、気化熱で、家の周り中がひんやりして、

夜は何とかエアコン無しで眠れるので・・・家族の健康と節電のため、蚊と闘っています。

    

家の北側のギボウシは、7月に入ると終わってしまいましたが、

奥の方に見えるホトトギスが緑の葉を青々と茂らせて、スタンバイ中です。

年々大きな株になってたくさん花を咲かせてくれます。

 

6月に塩害でやられたバラたちも大分復活して、ポツリポツリと順番に咲いてくれています。

    

赤いリリーマルレーンは、繰り返しよく咲きます。

右の2枚は、息子からのプレゼントの白いバラ(シェフの名前のフランスのギヨー社のバラ)は、

背丈もそんなに伸びず、大きな株になって一年中繰り返し咲いています。 

清楚な白が爽やかなバラです。

    

ピエールドロンサール、ウィンチェスターカテドラル、ペネロペも春のように派手ではないけど少しずつ咲いています。

それから、オレンジ色の、パットオースチン。

塩害で大分剪定したので、小ぶりな花がたくさん休まず咲いています。

夏はイングリッシュローズは樹勢が弱まるのか、小ぶりで淡い色で、実は私はけっこう好きなんです。

黒点病で、かなり葉を落としますが、バラの生命力に任せて、最近は農薬はお休み中です。

 

    

塩害でやられた北米原産のアジサイ、アナベルの枯れなかった花が、私の大好きな淡い緑色に変わってきています。

一輪だけ、白い花が残って咲いています。

    

右のシュウメイギクには、もう蕾がついています。

真ん中の写真のアスチルベは、ミズヒキとシュウメイギクに押され気味で、枯れかかっていたので、

周りのシュウメイギクをかなり抜いて、助け出しましたが、来年は復活してくれるでしょうか??

宿根草は、植えっぱなしでも、季節が巡ると花を咲かせてくれて、ローメンテナンスな庭には便利ですが、

花たちにも真剣勝負の縄張り争いがあって、突然消えてしまう植物もあります。

よいガーデナーは、よく見張って、目を光らせないとだめですね。

  

緑地帯のムクゲが咲きだすと、盛夏の始まり。

               

             シマトネリコの白い花も咲いています。

      

カラミンサ、ラベンダーラス(ペラルゴニウム、最近植えてみた品種)、ツルハナナス、ミゾハギ?

    

プチトマトに、レモン。

     

花苗は、暑さに丈夫で、花が繰り返し咲くもの。右の二つは、ペンタスの八重の品種。

    

この3種は、トレニアの新品種、どうもこういうはかなげな色に弱いんです。

真ん中の黄色いのは、イエロームーンという品種ですって。

もちろん定番のこの小さな花のトレニアも好きで、毎年植える夏の一年草です。

  日日草も、可憐な花を選ぶのが、夏の定番です。

皆どれも、地植えでも丈夫で、毎日花をたくさん咲かせる働き者です。

                          

最後は、今年久しぶりに植えてみたタチアオイです。

北海道の紫竹ガーデンでは、たくさん広いところに群生させていて見事でした。

もう少し派手な赤も植えたのですが、それは背丈が伸びず、まだ咲きません。  

我が家の庭の住人、この子たちも毎日元気です。

私はカナヘビかと思い込んでましたが、先日塗装屋の棟梁が、ニホントカゲだと言ってました。

棟梁は、家で川の魚やメダカを飼っているそうで、生き物好きの棟梁の説が正しそうですが・・・

どなたか詳しい方、教えてくださいな。

久しぶりの花日記、なんだか長くなりました。

けっこういろんな花が咲いているので、チョウチョもいっぱい飛んできます。

今日は、大きなアゲハチョウを見ました。