まあまあ人生

70年の人生 まあまあですね

冬至

2007年12月22日 | Weblog
午前4時40分に起床。大阪城に行く。天候が悪いのか星は見えなかった。心なしか集う者が少ないようであった。うさぎと亀、子どもの世界、この歌は、デズニーランドのスモールワールド館で全館で響いていた。緑のそよ風、おぼろ月夜、いじわる木枯らし、寒い朝、ここで冬至について話をされた。そう言えば、八百屋さんの前を通ると、今日は、冬至 柚子を と記されていた。私には、冬至について深い想い出がある。それは、国民学校3年生の時、福井県味真村のお寺に、集団疎開をしていた。当時は、食べ盛りであるが、食料事情が極端悪かった。子ども心に冬至がどういう意味かは分からなかったが、その日の3時に「南瓜ぜんざい」なるものが振舞われた。それまでは一度も食べたことがなかった。今思うにどんな味であったか分からないが、その時は大変美味しかったことが記憶に残っている。冬至が来るたびに「南瓜ぜんざい」のことが思い出される。それ程、当時は食べるものがなかった。現在の、平和な何でも味わうことの幸せを感謝す。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。