ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

三人と一匹に。

2011-01-05 15:27:31 | ケイトーの思い出
昨年12月23日に、ショッキングなニュースが飛び込んできました。ロンドンで40代の女性が、ベルジャン・マスティフに噛み殺されたというものです。女性は事件のあった家に滞在していただけで、飼主はその家の持主である36歳男性。犬は警察によって射殺され、事件当時留守だった男性はその後逮捕されましたが保釈になりました。

一年に数回、幼児や赤ちゃんが犬に噛み殺されるという事件はありますが、成人女性というのはめったにないので驚きました。

本題に入りましょう。

ケイトーはおとなしい犬でとてもなつこく、オットーと私の生活にすんなりと入ってきました。あまりにおとなしいので、最初は私(この犬、もしかしてオシでは!?)と心配したほど。玄関に誰か来てピンポンされた時、元気よく「ワンワン!」と吠えてくれたのでようやくほっとしたのを覚えています。

オットーも私も犬のしつけについてはド素人でしたが、一応犬の世話やボーダー・コリーに関する本など買い、(カタチだけ?)勉強しました。初めの一年半は夫婦とケイトーだけだったので、ケイトーは私たちの子供代わり。写真もけっこう撮りました。

当時はソファーに寝ることを許されていたケイトー。何て格好・・・
しかも自分用の古毛布・古敷布からはみ出てますけど、ケイトーさん?  (←抜け毛防止に気休めに敷かれたもの)


私の大好きな写真。題して『我家の怠惰なオトコたち』。
(ケイトーは去勢されたため厳密にいえば『中性』ですが。それにオットー、鼻、くすぐったくないんか?)


しかし、だがしかし。ケイトーの黄金時代も長くは続かず、約一年半後にニューフェイスが家族に加わりました 


飼い犬といっても動物は動物。最初はそれなりに私たちも、ケイトーが赤ちゃんだったムスメに接近する際は気をつけていました。犬は家族の中で順番をつけるとも聞いていたので、ケイトーがムスメを自分より下に位置づけてしまったらやっかいなことになるぞ、しっかりしつけられるかな、などと心配もしていました。

ムスメとケイトーを対面させたところ、ケイトーはちょっとフンフン匂いを嗅いだだけで離れていきました。ムスメの近くにいても特に興味を示さないので、オットーと私は次第にリラックスしていきました。

ムスメがつかまり立ちをするようになると、ケイトーは誤って踏まれないよう気をつけているもよう。
(居間が乱雑なことには気づかないでいただければ幸いです)


1996年9月、9ヶ月と24日で初めて歩いたムスメの、歴史的記念写真です 背後レイのように?ケイトーがムスメの後ろにバッチリ写っています。実をいうと、それまでムスメにばかり注目して、ケイトーの存在には気がつきませんでした(か、気づいていても忘れていました)。昨年4月にケイトーが亡くなり、悲しみのあまり昔のアルバムをめくってケイトーの姿を探していて気づいた次第です・・・ 


ムスメの誕生により、ケイトーの立場はそれまでの『おぼっちゃま』から『背景の一部』へ格下げに。しかし本犬はいっこう気にせずマイペースでいくつもりのようでした。

こうして順調に滑り出した三人と一匹の生活。この先も順調にいくのか、それとも予期せぬ出来事が!? 続きはいずれまた。乞うご期待! 

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