先日の、マック柏店店員ブチギレのニュースには驚きました。
マクドナルド店員が年配客に 「表に出ろ」 激怒 同僚女性店員が止めに入る動画が拡散 「心より深くお詫び」 謝罪 - ENCOUNT
マクドナルド柏店、客に怒鳴ってブチギレて炎上!! (以下略) - ゆっくり時事ニュース/ YouTube
マクドナルド柏店店員ブチギレ(以下略) - ニュース漫画チャンネル/ YouTube
こちら には、そのときの会話が字幕で入っていて参考になります。
【マクドナルド】 てめえ出てけ! 罵声浴びせて殴りかかるマック店員動画が大拡散・・・ (以下略) - クレアの食速報/ YouTube
う~ん・・・
男性店員がブチギレる前の高齢男性客の言動が不明ですが、たとえば、たとえばですよ、私の想像ですが、
「アイスが出せないなら貼り紙くらいしとけよカスが!」
みたいな傲慢で失礼な物言いだったとしても、あのキレようはないような・・・
いい歳してそんな言い方しかできない客の方がそもそもカスですから、
「お客様がおっしゃられる通りです、気がつかなくて申し訳ございません、ご指摘ありがとうございました~」
で流してしまうのが最上かと。(でも貼り紙はして欲しい )
皆さんコメントされてますが、キレた男性店員と彼を必死で宥める女性店員との間のやりとりには、本当に違和感を覚えます。
小学生(それも低学年ね)と先生の間のやりとりみたいで。
だいいち、「○○ちゃん」 だの 「何かあったら私と代わるって約束したよね」 だのって、
接客の現場で使うべき言葉遣いとは程遠くないですか?
訪問先の会社で社員同士がこんな言葉遣いをしていたら、(この人たちヤバくない?)って思いませんか?
お客さんにも聞こえる場所でこんな言葉遣いをしなければならない同僚と一緒に働いている女性店員さんに、深く同情・・・。
さらには同じ女性店員さんが、高齢男性客をカウンターから離れるよう誘導するも、
ブチギレ男性店員が追いかけてきたので、女性店員さんが体を張って間に入って!
男性店員が女性店員さんの両腕を掴んだときの衝撃は、動画からも見て取れます。
ほんと何なんだ、あの男性店員!
当初推測されたチャレンジクルーだったにしろ、そうではなくマネージャー級店員だったにしろ、
一介の労働者として接客に不向きなのは明白!
もう二度と、店頭で接客はさせないで欲しいです。
そしてあの素晴らしい女性店員さんを、この店のトップにするべきだ~!
というわけで、このマックの男性店員ブチギレ事件に関しては、店員側が過剰反応したと、個人的には思います。
でもカスハラという言葉もできたように、お客側が必要以上にキレて暴言や暴挙に出るケースの方が、
実際には多いですよね。
【独自】 高速バスで“カスハラ” 警察も到着 「頭下げれば済む」 運転手に暴言 (2024/05/07) - FNNプライムオンライン
うわ~、こんな非常識オヤジが、お咎め無しだなんて~!!
一晩留置場に放り込んで、頭を冷やさせてから、バスを遅延させた迷惑料をたっぷり搾り取ってやればよかったのに~!
『クソ会社』 『謝罪文を書け』 宅配業者への“カスハラ”横行 クレーマーに泣き寝入りの運輸業界に変化 - TBS NEWS DIG
「お客様は神様です」 なんてフレーズが大昔に流行してしまったものだから、どうも日本では、
「客は店員より上」 という概念があるような。
でも本当に、日本の店員さんは礼儀正しく丁寧で親切で、そのサービス精神は世界でもトップクラスだと思います。
(まぁ中には、例外もいますが )
イギリスで暮らしていてたまに日本に帰ると、ほんっとうに実感します!
イギリスでは店員さんも客も同等ですからね。
たとえば昔、私がイギリスに来て間もない頃、お店でお釣りを間違われたことがありました。
すぐにその場で指摘しましたが、「あぁそうですね~、じゃあ、ハイこれ」
みたいな感じで、足りなかったお釣りを出されただけ。
「すみません」 といったお詫びの言葉は、一切ありませんでした。
郵便局で切手を買ったけれど、枚数が足りなかったときも同様でした。
イギリスのサービスは日本とはかなり違うのだということを実感しましたね。
(というよりこれは、サービスというよりは、人としてのマナーかもしれませんが・・・?)
でもそれは、自分が店員の立場になったときでも、お客さんと「同等」であるということ。
サービスを提供する側であっても、自分が正しいと思ったら、堂々と反論できます。
ですから、イギリス式(というか、日本以外の国式?)も、悪くはないのでは?と思うようになりました。
まぁ結局のところは、お客だろうが店員だろうが、バスの運転手だろうが宅配業者だろうが、
人と接するときには、常に常識と礼節を持って対応するべき、それだけですね。
カスハラ関連で、以前書いた記事です。
リンク先の漫画を読んで、スカっとしてくださいね~!
(あ、最初のはカスハラではなかったですね )