ハナママゴンの雑記帳

ひとり上手で面倒臭がりで出不精だけれど旅行は好きな兼業主婦が、書きたいことを気ままに書かせていただいております。

映画 『巨人ゴーレム』 (1936年)

2016-02-22 19:02:17 | エンターテインメント

ウィキぺディアによると、大魔神映画は

「チェコスロバキア映画 『巨人ゴーレム』(1936年)で描かれたゴーレム伝説に材を採った」 とのこと。

ゴーレム? 何それ?? ゴーフルなら聞いたことあるけど・・・

よーし、調べてみよう!

1936年の映画、『巨人ゴーレム』。 フランスとチェコの合作なので、タイトルは LE GOLEM とおフランス語ざますよ。

 (下右は DE GOLEM ですが、LE と DE の違いについてはわかりかねます・・・

  

 

あらすじ (英語版ウィキのシロウト意訳なのでそのつもりでお読みくださいね): 

近世(たぶん)のプラハでは、ゲットーに住むユダヤ人が皇帝ルドルフ2世によって迫害されていた。

そのためユダヤ人の中には、ラビ・ジャコブの屋根裏に保存されているゴーレムを覚醒させることを望む者もいた。

ルドルフ2世が婚約を発表すると、嫉妬した愛人は手下を使ってゴーレムを盗み出させた。 ゴーレムの消失を知らされた皇帝は

ジャコブを呼び出し、「もしユダヤ人がゴーレム消失に関係していたら、全員縛り首だ」 と通告する。

宮殿内をぶらついていた皇帝は偶然ゴーレムを発見し、地下牢の壁に鎖で繋がせる。

皇帝の命で、ジャコブを含むすべてのユダヤ人指導者が投獄され、処刑を待つ身となる。

ジャコブの妻レイチェルはジャコブから、獣がゴーレムの近くで吼えるとゴーレムが目覚めることを教わっていた。

皇帝を讃えるため宮殿に続々と客人がやってくる。 レイチェルはゴーレムの牢の近くでライオンを吼えさせ、

ヘブライ語で 『真実』 を意味する言葉 “emet” をゴーレムの額に彫ることによりゴーレムを甦えらせる。

 

      

 

自分を地下牢の壁に繋いでいた鎖を引きちぎり、放たれたライオンたちとともに城内にパニックを起こすゴーレム。

囚われていたユダヤ人たちは自由になり、皇帝の側近たちは殺され、皇帝は命からがら宮殿を逃げ出す。

ジャコブがゴーレムの額に刻まれた最初の文字を消すと、残された文字は “死” を意味する言葉になり、

動きを止めたゴーレムは、やがて崩れ落ちる。

その頃皇帝の情け深い兄(弟かも)マティアスが、プラハに着こうとしていた。 《 終 》

 

YouTube で見つけた動画はコチラ。 (おフランス語ですが・・・

1:18:20 あたりから、動き出したゴーレムが見られます。

でもこのゴーレム、巨人は大げさでは? サイズ的には普通の人と大差ないですもん。

むっつり無口なタイプの大柄な人、って感じ。

 

ところでこの1936年のゴーレム映画は、それより前に作られたものの続編として製作されたそうですよ。

なので次回は、さらに古いゴーレム映画の話!

 

 

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