気ままに?!

自宅での療養介護を決心する 息子の療養生活➃ 

6月3日 2回目の胃カメラ診察を終えて施設に帰る息子を病院で見送った後 私も帰途につきました。
車を運転しながらも涙が止まりません。

死ぬほど辛い治療なんて絶対させない。
コロナで面会も許されない入院なんてさせたくない。

だったら私が毎日24時間見守ることにしよう!
そう決心して 
辛いことでしたが息子の細胞診の結果が最悪であることを想定しその場合はすぐに施設を退所して万全の状態で自宅に迎え入れられるようにしようと決めました。

もうグズグズしていられません。 
翌日の6月4日には障害福祉課に行き在宅になった場合はどのような福祉が受けられるか こちらの希望も言いながら訪ねると週1回同じ曜日にヘルパーさんが来られて息子の自宅での見守りをすることができると言われホッとしました。
これで生協での宅配の買い物で足りなかったものをスーパーに買いに行けると一安心しましたが イザ息子が帰ってくる段階になって再び市役所の障害福祉課を訪ねると別の方が「そういう制度はありません。」と反故にされてしまいました。

40代でも末期がん患者は介護保険が適用されることを知り高齢福祉課にも行きました。
対応はとても親切なのですが決まりごとの机上論を丁寧に話してくれるだけで深堀した話には無理がある感じで「ともにはぐくむ介護保険2022年度版」を貰って帰ってきました。
そのパンフレットを読んだ私はさらに奈落の底につき落とされました。
というのも 自宅での介護には24時間対応の訪問看護と訪問診療は絶対欠かせないもの それらを利用しながら息子の療養介護をしようと考えていましたから・・・それなのにその項目の注意書きに「市内にはこのサービスを提供できる事業所はありません」と赤い小さい文字で書いてあるのです。

真夜中に強い癌の痛みが出た場合や高熱が出たときはどう対処するんだろうと不安になる一方でした。

このままでは万全の状態どころか暗中模索の状態で息子を迎え入れギブアップする羽目になってしまいます。 それだけは絶対避けなければなりません。

ならばとご近所の内科の先生に相談に行きました。まだ 最終診断結果も出ていない 紹介状もない 息子も同伴していない状態でしたが快く相談に乗ってくれ もし息子が本当にスキルス胃がんで在宅療養になった場合は24時間対応の診療と24時間対応の訪問看護を手配してくれることを約束してくれました。
やっぱり現場の力は凄い!を実感した瞬間でした。






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