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気ままに?!

広くも無い庭でガーデニングと野菜つくり 時々花見の旅に出かけています

大型連休明けの電話から 息子の療養生活 ①

2022-11-28 18:46:30 | 療養記
大型連休明けの5月6日 
昼過ぎに息子が在園している施設から電話がありました。
施設からの電話はたいがい楽しいことの報告か 今度こういうところに連れて行きたいのですがよろしいですか?などと私にも嬉しい電話が多いのでこの日もウキウキ電話に出ました。

でも違っていました。 
食欲旺盛 病気知らずの息子が前日の夜とこの日の昼食後吐いたという内容でした。
生まれてこの方そんなことは一度たりとも無かった息子です。
ただ事では無いと感じた私はすぐ息子が行くという病院に駆けつけました。

息子は担当の支援員さんと施設の看護婦さんに挟まれ静かに長椅子に座っていて私の顔を見るなりニコッとしました。

「コロナでずーっと会えなかったのですから今日は息子さんと手を繋いで一緒に座っていてください」の有難い言葉に従い診察の順番を待っていました。

診察が一通り済んだところでMRI とCTの検査を受け再度の診察では「胃がだいぶむくんでいる。胃壁もずいぶん分厚いけど 多分胃潰瘍でしょう。コロナで帰省が出来ていなかったからストレスで胃潰瘍になってしまったかな?」との診断で栄養剤と胃潰瘍の薬 食事が摂れなかったときのための点滴剤を処方されて息子は施設に帰っていきました。
「一週間もすれば胃潰瘍は良くなりますよ。」のお医者様の言葉に安堵した私も家路につきました。

この時は夢にも息子が恐ろしい病に冒されているとは思ってもみませんでした。


重苦しい事実の羅列のブログもう少しの間続きます。申し訳ございません。
息子の療養記録と私の気持ちの整理のための一方的なものになっております。

皆様の楽しいブログに訪問することもコメントすることも今はためらっております。




少しづつ

2022-11-23 19:36:20 | ガーデニング
しばらくの間お休みしていたブログ 少しづつ復帰出来たらと思います。

今の生活が正常な日常なのか悪い夢の中の生活なのか判断がつきかねた神経で
暮らしてしている有様です。

スキルス胃がんという胃がんの中でも最悪の癌に罹ってしまった息子。
死ぬよりつらい治療をしても生存率が非常に少ないスキルス胃がん。

「今 治療入院を選択したら多分元気な息子さんには二度と会えないと思います。」のお医者様の言葉。
その言葉に打ちのめされながらも 少しでも元気な息子と暮らしたい
息子が誰にも遠慮しないで我儘が言える環境で療養をさせたいの一心で施設退所 自宅介護を決心しました。

それから4か月半後 息子はお浄土に旅立ちました。

まだまだ泣いてばかりの私ですが少しづつ日常生活を取り戻そうと思います。

しばらくの間は息子との生活を振り返るブログになりそうです。

息子との生活を振り返りながら自分自身の気持ちを整理していこうと思います