心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

ヒトヘルペスウイルス

2020年12月01日 | 雑感・愚見

2019年 中国の四川省で29歳の妻がインターネットで

合計30万元(約467万円)も浪費したのを知って

ショックを受けた29歳の夫が自殺未遂。

夫の給料は、2万元とのことです。

 

 

最近の中国国民の平均年収は、

2001年頃は、200万円弱だったのが

2018年には、750万円~と急増しているようですね。

ちなみにサラリーマン層は、250万円~とのことです。

 

それらの情報からすると夫の月収2万元で

年収は約24万元だと考えて

妻が浪費した夫の年収のやや多めの30万元となり

仮にそれが丸々カードの借金となっていたとしても

頑張れば返済出来そうに思えます。

 

年収と同じ借金があるのは確かに堪えますが

自殺を選択せざる得ない程の絶望的な金額ではなさそうです。

 

なので妻の散財で借金を抱えたのではなくて

夫が結婚前から将来のためにとコツコツと貯蓄していたお金が

あまりにも短期間で煙の如く消えてしまったことに

大きなショックを受けた可能性も考えられます。

 

浪費された金額も原因の一つだとは思いますが、

それ以上に妻に裏切られたのような何らかの気持ちが

大きかったのではないかとも思われますが、

ただなあ自殺未遂とは悲しすぎます。

 

火事で逃げ場が無くなった時には

人は5階からでも飛び降りたりするように

危機的な状況から脱するためには

少しでも助かる可能性がある道を選択をするものです。

 

しかし、絶望、失望、悲観、諦め、無力、無気力etc

自殺者の多くの場合は、

劫火の苦しみや辛さに塗れる状況から逃れるには

最悪の選択をする以外にないと思える精神状態に陥っています。

 

ですが俯瞰して自分を客観的、理性的に眺めることが出来たら

開いている未来への扉がまだまだあり

それらの感情や気持ちは現実と合致していないことに

気が付けるはずですが、

心の中に爆発的に広がった負の感情や気持ちが

それを発見し感じ取ることを難しくします。

 

 

少し前に東京慈恵会医科大学の研究グループから

鬱病に関しての驚きの発表がありました。

 

ほぼ全ての人が感染しているヒトヘルペスウイルスは、

普段は血液の中に潜伏していますが

疲労が溜まると唾液の中で急増します。

 

マウスの実験では急増したヒトヘルペスウイルスは、

鼻と脳を隔てている嗅球(きゅうきゅう)に達して

脳のストレスを強めることが確認できたそうです。

 

ヒトヘルペスが鬱病の原因の全てでないとしても

この研究がさらに発展すれば脳が受ける強いストレスを軽減して

鬱病予防や鬱病治療に革新的な方法が確立されると思われます。

 

ネガティブに捉えることが過大になると

強い負の感情や気持ちを生み出し、

それらが精神を披露させてヒトヘルペスウイルスの増加となる。

 

ヒトヘルペスウイルスの増加を抑える薬が開発され

鬱病と言う重篤な精神状態に陥ることを防止できるのは

素晴らしいことだと思われますが、

 

強い負の感情や気持ちを生み出すことを防止することとは

別のことだと思われるので心の癖を改善については

変わらずに取り組むことが求められるように思うのです。

 

ネガティブな捉え方が過ぎると心が疲弊します。

心が疲弊すると判断力が鈍ったり、気力が削がれます。

以前のように結果が出せずに他者からの評価が下がったり、

自分を疑い自己評価が下がり自信が揺らぎます。

 

そのような悪循環に陥らないようにしなければなりません。

 

 

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