美味しそうなお酒、クライアントの方から頂きました。
私の東京時代に担当させて頂いた方です。
私を居場所を調べて遠くから施療を受けに来てくれただけでも
嬉しいことなのに、何とお土産まで。
本当にありがたいです。
そう言えば神戸灘は日本酒製造の本場であったような記憶があるのですが、
日本酒は一時、飲む人が少なくなり酒蔵も減少していたそうですが、
ここ最近、お酒の入れ物もオシャレなものもデザインされたり、
お酒づくりに携わる人たちの努力もあり、
徐々に出荷量も増加傾向にあるようです。
特に外国での人気の高まりは順調らしく、
輸出量第一のアメリカはもちろん、
あの自国の文化に強い誇りを持つフランスでさえ人気が高まり、
高級レストランにワインと共にお酒がお目見えしているそうです。
イギリスでも、伝統ある国際ワインコンテストに
日本酒部門が設置されたりしています。
他のお酒にはない日本酒の特徴として熱燗というお酒の飲み方ですが、
最近でこそウイスキーもワインもホットで飲むこともありますが、
温かくして飲むのは、世界でも類がなかったように
私は聞いたことがあります。
お酒は日本料理をより美味しく食べるためだけのものではなく、
祝い事に欠かせないお酒、何かを清めるためのお酒、
神様に供えるためのお酒、
お酒には何か力が宿ると信じられています。
それもそのはずで、保存に優れ栄養価の高いお米が、
その昔、日本に伝わったことで食糧事情が大きく変わり、
日本人の人口が爆発的に増えることに繋がったと言われています。
故に日本人は文化的な背景からだけでなく、
日本人の命を生み出したとも言えるお米を大切にし、
そのお米から作り出されるお酒に何か力が宿ると、
また神聖なものであると考えたとしても不思議なことではありません。
しかも、日本酒となるまでの行程が、ワインやウイスキーなどよりも
遥かに複雑で手間暇が半端ないことから、
大切にされるようになったのではないでしょうか。
今日は、一人で命の水、お酒を飲んで乾杯を、
お酒を下さった方の優しさに乾杯を、その方の未来に乾杯を、
感謝をこめて乾杯を。
そして、私のブログを訪れてくれているあなたにも乾杯を。
催眠療法＆心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計
