心の扉 神戸カウンセリング花時計

心理療法や催眠療法、ストレス解消や悩み等メンタルに関するもの、そして日常の出来事を自由気ままに掲載します。

高齢者ドライバー

2024年08月04日 | 雑感・愚見

 

2005年 高齢を理由に妻の運転免許の更新を

拒否されたことに抗議するために

オーストラリアの老夫婦が車で旅に出発しました。

 

二人は警察を避けて走行し2週間後に保護されるまで

2,300㎞以上の距離を走破していました。

 

 

しかし、ド派手な抗議をしたものです。

車を出発させる時、爺さんと婆さんはノリノリの冒険気分で

ヒーハーと叫んで出発したかも。

 

これ運転免許の更新を拒否された

妻の年齢が何歳だったのでしょうか。

 

日本の運転免許の更新は、

基本、自己申告で健康状態に特に問題が無い場合は、

運転免許を更新するのも自主返納するのも

本人の判断に任せられて………(高齢者の事故が増えた今は違う?)

外国では年齢による線引きがあるということなんでしょうか。

 

高齢者の運転による交通事故を減らすことだけを考えれば、

明確に年齢で線引きをすれば、

必然的に高齢者の運転による事故が無くなるので

非常に簡単なことだと思いますが、これって難しい問題だなあ。

 

年齢によって追い越し車線を走行禁止にして

時速30キロ以上出せない車をメーカーが製造して

高齢者は、その車種のみ運転できるとか………。

 

田舎の場合は、交通機関も簡単に利用できず

それでいて歩いて行ける距離に

食料や生活必需品が揃うお店もなく

体調を崩した時に病院もなくて

核家族化が進んだ現代で運転できないとなると

かなり困った問題が生じてしまいます。

 

狭い国土の日本の場合は、

あともう少しすれば生活必需品や食料品などの

宅配サービスが整ってくれると思うのですが、

 

オーストラリアのようにあれだけ土地が広いと

宅配サービスが整うのも簡単じゃないと思うので

運転が出来ないとなると大変なことだと思うんですよね。

 

で、運転免許の更新を拒否されたオーストラリアの老夫婦は、

急激に不便な生活を強いられることへの抗議なのか、

まだまだ元気なのに老人扱いされたことへの抗議なのか、

 

ワシらはまだまだ安全に車を運転できるわい。

で車を運転して二週間で2,300㎞となると

熊本から札幌までを走破した感じかあ。

 

抗議の旅に出て二週間後に保護されたとあったので

旅に出る前か道中で息子か娘に

「これこれと言う訳で抗議の車旅に出るわ。」

なんて連絡を入れていたことで

心配した息子か娘から連絡を受けた警察が

老夫婦を探していたのかもね。

 

それだけの距離を走破できる体力があることや

それだけの距離を安全に運転できることを示したとて

免許の更新が許可されるはずもなく

それでいて無免許運転状態なので、いかんよなあ。

 

結果として、事故もなく無事に保護されたのは何よりですが

もしかしたら命に関わるような

大きな事故を起こしていたかもしれませんからね。

 

まだまだ元気であることを示せたことや

安全運転をする能力があることを示せたことや

事故を起こすことなく冒険の旅を終えたことは

メデタシメデタシではあるのですが

それとこれとは違うってことで

なんらかのお叱りを受けたんでしょうね。

 

 

 

催眠療法&心理療法 神戸ストレスカウンセリング・ルーム花時計


投票ボタン

blogram投票ボタン