地中深くトンネルを掘る。地上には人々のふつうの生活がある。地中深いから、そこは何をしても良いという法が成立し、東京都の地中深くトンネルを穿く。しかしその地上に近いところで陥没が起きている。地震の多い日本、もし自宅の地下に空洞があったらひとたまりもないだろう。
レーザー探査車は、地上から2㍍くらいしかわからないという。それより深いところはボーリング調査をしなければならないという。となると掘削したところの地上部分のすべてをボーリング調査しなければならないはずだ。さもないと地上のふつうの生活は恐怖に覆われてしまう。
しかしおそらく施工業者はそこまではしないだろう。地上の住民の生活を壊しても、トンネル掘削は強行されるだろう。「公共」工事の前には、人々は沈黙させられる。今までもずっとそうだった。「公共」が人々の生活を破壊する。
リニア新幹線も地下深くに計画されている。東京都、神奈川県、山梨県・・・・・・、同じようなことが起きるだろう。
日本は住みにくくなった。
利権とつながる政治家や官僚が、住民を蹴散らしていく。そういう政府を、日本国民の半数は支持しているようだ。自分で自分の生活を壊しているということになる。
自分の生活を安心しておくるためには、考えることが必要だ。
「もう、ここには住めない」 地下を日本最大のシールドマシンが通過、自宅の真下に高さ4mの空洞が… 調布・外環道トンネル工事