浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

住みにくくなる日本

2020-11-23 19:51:02 | 政治

 地中深くトンネルを掘る。地上には人々のふつうの生活がある。地中深いから、そこは何をしても良いという法が成立し、東京都の地中深くトンネルを穿く。しかしその地上に近いところで陥没が起きている。地震の多い日本、もし自宅の地下に空洞があったらひとたまりもないだろう。

 レーザー探査車は、地上から2㍍くらいしかわからないという。それより深いところはボーリング調査をしなければならないという。となると掘削したところの地上部分のすべてをボーリング調査しなければならないはずだ。さもないと地上のふつうの生活は恐怖に覆われてしまう。

 しかしおそらく施工業者はそこまではしないだろう。地上の住民の生活を壊しても、トンネル掘削は強行されるだろう。「公共」工事の前には、人々は沈黙させられる。今までもずっとそうだった。「公共」が人々の生活を破壊する。

 リニア新幹線も地下深くに計画されている。東京都、神奈川県、山梨県・・・・・・、同じようなことが起きるだろう。

 日本は住みにくくなった。

 利権とつながる政治家や官僚が、住民を蹴散らしていく。そういう政府を、日本国民の半数は支持しているようだ。自分で自分の生活を壊しているということになる。

 自分の生活を安心しておくるためには、考えることが必要だ。

「もう、ここには住めない」 地下を日本最大のシールドマシンが通過、自宅の真下に高さ4mの空洞が… 調布・外環道トンネル工事

 

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