「コスプレおばさん」発言、“気分が悪くなる”と…「私は差別をしていない」正当化する杉田水脈(57)は、なぜ自民党で「重宝」されるのか《参院選立候補》
なお、杉田某の報道の際、このひとの顔写真は載せないでほしい。見たくもないからだ。
なお、杉田某の報道の際、このひとの顔写真は載せないでほしい。見たくもないからだ。
「官から民へ」というのは、新自由主義を説明することばだ。公の領域で行われていたことを民間企業に移行することによって、民間企業のカネ儲けの手段を提供しようとするものである。
それは学校でも行われている。先に、大阪で実施された授業料の無償化により、私立高校への入学者が増え、公立高校がなくなっていったことは記した。『デイリー新潮』でさえ、その施策に疑問を呈している。「維新が胸を張る「高校の授業料無償化」に税金の無駄遣いの声…お膝元「大阪」で名門府立高が定員割れの衝撃 専門家は「教育が“弱肉強食”を加速させかねない」」
なぜ私学へと流れるのか。
まず第一に、たとえばエアコンの設置状況であるが、最近になってやっと公立学校にもエアコンが設置されるようになったが、私立学校は早くからエアコンが設置されていた。学習環境は私立の方が整備されていたということである。
第二に、学校の教育課程、つまり年間の授業時数は、文科省の学習指導要領で決められている。公立の学校は、文科省の下請け機関である各地の教育委員会事務局によって厳しく統制されていて、指導要領通りに実施される。しかし、私立学校には厳しい統制がなされないため、相対的に自由に授業時数を決められる。となると、高校入試、大学入試に対応した授業時数が、私立学校では柔軟に対応できるというわけだ。
私立学校は多様であるが、受験に特化した体制をつくることが可能となり、受験に有利に働く可能性もある。
公立学校に対する厳しい統制、他方で私立学校の柔軟な体制、つまり、公立学校を統制することにより、私立学校への子どもの流れを、文科省がつくりだしているというわけだ。
政府・文科省は、他の先進国並みに教育費を増額し、公立学校の施設設備を拡充し(そのなかには教員の増員、学級定数の削減もはいる)、教育の自由を保障することこそ取り組むべきなのである。どういうところに予算を投入するのが、もっとも子どもの学習権保障にとって有益かを、教育学者、教育関係者などから意見を聴取して、現場からの要望をもとに予算を積みあげるべきである。
今回の、特定の政治集団、それも犯罪を犯す政治家が多く所属する「維新」による要求に応じ、問題の多い政策を実施することは、本末転倒である。
先日、高田馬場付近で女性が殺された。女性は「ライバー」、このことば、はじめて知った。そして事件の原因となったのが、「ふわっち」というユーチューブのようなサイトであった。そんなサイトがあるとは、まったくこれも知らなかった。
殺された女性は気の毒ではあるが、わたしはカネというのは、汗水を垂らして稼ぐものであると思っているので、「ライバー」となって簡単にカネを稼ぐという生き方には、まったく同感できない。
事件の内容を知ったときには、これはある種の「ロマンス詐欺」ではないかと思った。相手に恋愛感情をもたせて、その人物から大金をせしめるという、ある種の詐欺。
この種の事件に関して、東洋経済のHPに、こういう記事が載せられたので紹介しておく。