hakuunの未来ノート

将来のため、人生やビジネスに関して、考えたこと、感じたことを綴ります。

振り返りの大切さ その2

2013-01-23 | 研修講師

土曜日の研修会。

前回に続いて、振り返りで気づいたことを列記する。


●ビデオでの振り返り

今回、ビデオ撮影していたので、自分でビデオを見ることで、客観的に反省することができる。


○なぜ、早口は悪いのか?

少し早口であり、一方的に話す傾向がある。「間」をとる必要がある。
このことは、大きなテーマである。早口と言うのは「自分軸」は話している。聴く側の立場に立っていない。受講生は様々な人がいる。参加者全員が理解できるように「相手軸」に立って話す必要がある。そのためには、ゆっくり話し、間をとることで、「相手が理解しやすい」ようにする。


○アイコンタクトの目的は?

アイコンタクトが短い。
今回のプレゼンではこの「アイコンタクト」について意識していなかった。
上手くできるから、意識していなかったのではなく、単に意識していなかっただけである。
もう少し意識することで、全員に話すのではなく、一人ひとりに語りかけることができるようになり、より共感を得ることができると思う。


○時間管理はなぜ必要か?

当初予定は20分であった。
当日欠席者もいたので、一人の発表時間は25分に延長された。
5分間延長されたにもかかわらず、2分オーバー。当初計画からすると7分オーバー。
全く時間管理がされていない。
原因はいくつかある。
一番の要因は、質問を多用したことである。
参加者との双方向性を高めるために、受講生に質問を4~5回ほどした。
1人につき30秒、いや1分近くかかる場合もある。
このような時間を入れていなかった。
また、ワークでは、「ワークの説明」で2分要した。これも予定外であった。
さらに、PPTと配布資料の相違に関する言い訳にも時間を要した。

まとめると、準備不足と言うことである。
事前練習をほとんどしていないで、参加したことが主要因と思う。
事前に、シュミレーションしながら、練習することで、余分な言葉をそぎ落とすこともでき、時間管理も十分できる。
改めに、事前準備の大切さを認識した次第である。


○リスク管理の大切さ

「PPTと配布資料の相違」
事前に、事務局にPPTのファイルを送付していたが、朝確認すると、私のPPTがPCに入っていなかったのである。
USBで持ってきていたので、それほど焦らず、USBを使い再現してみた。
ところが、USBの中身は、最新バージョンではなかった。
ここでは少々焦った。
不要なデータは削除して、開始したわけであるが、部分的な修正が行われていない旧バージョンでプレゼンを始めたわけである。
その対応ぶりは、メンバーの評価を参考にしてもらいたい。

以前、ある講師の方が言っていたことを思い出す。
その講師の方は、出張の際、USBを2本持っていくそうである。
一本がダメでも、もう一本あるからOK、というようなことを言っていたことを思いだす。
しかし、今回、私は甘く見ていた。
事務局に送っていたからOK、と思い込み、リスク管理をしていなかった。
おまけに持って行ったのは、旧バージョンのデータである。

今回のプレゼンでは、「事なき」で終わったが、将来のための礎としたい。


●人の話は聴こう

昼食時、Mさんは次のようなことを話していた。
「管理職に成果は、個人プレーではなく、組織として成果を上げること」
「いかに、部下に気付かせて、やる気を出させて、ベクトルを合わせること」

実は、配布資料では次のように記載していた。
目的は、「管理職の部下とのコミュニケーション能力アップ」
目標は、「研修参加者に気付いてもらうこと」

しかし、これをどのように説明しようか、参加者に納得してもらうために、どのように解説したらよいか、定まっていなかった。
しかしながら、昼食時のMさんの一言で気づいたことがあった。

「気づき」である。

昨日記載したKさんの評価にもあったが、「目的」と「目標」を明確にして、説明することである。
そこで、
「目的は、管理職のコミュニケーション能力がアップして(手段)
部下との信頼関係を築くこと(目的1)
さらにコミュニケーションを通じて部下が成長すること(目的2)」
と説明した。

「そのために、本日の研修で、管理職の方々に多くの気づきを得てもらい、部下とのコミュニケーションに利用してもらいたい」
とまとめることで、一貫性を保つ説明ができたと思う。

ということで、研修の際、受講生に対して「一つでも“気づき“を得てほしい」と繰り返し言うことで、納得してもらったと思う。

今回このように、問題意識を持つことで、仲間の一言から、問題を解決できたことはうれしいことである。

改めに、「謙虚に聴く大切さ」を実感した次第である。


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