ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

新潟の親子遭難事故について

2018-05-22 05:26:10 | 日記
早く見つかって欲しいと思いながら毎日ネットで記事を探してる。

この遭難事故は普段あまり山に興味がない職場のメンバーも気にしていて、
「まだ見つからんのかね。」
と話題になっている。

本当にどこへいってしまったのか。

ひとつ、分からない事が。

コンビニのカメラに映っている写真を公開されているけれど、
何故、後ろ姿?
コンビニのカメラなら顔が映った映像もあるでしょう。
それなのにわざわざ後ろ姿の写真を公開しても、

わかる人いるのかね?

山ですれ違ったひと、見かけた人だって顔がなけりゃ
「この人です」
って言えないんじゃないのかね。

それがどうしてもわからない。

大人だけの遭難事故なら「どうしちゃったかなあ」「早く見つけてやって下さい」
くらいで毎日きにすることもないが、つい数ヶ月前まで幼稚園児だった子供を連れているというと、
世の中の親たちは皆心配する。親でなくても心配する。

真夏の山ではない。
まだ雪も残り、天気も不安定な中生きているのかどうなのか・・・。
その前後に同じ登山口からその山に行ったと言う方の動画を見たけれど、結構険しい。
元気な頃の自分とおばばでもよう登らん。
途中で回れ右して帰ってきたくなるような山だった。
この方はそこから縦走予定だったが空模様がおかしくなった事もあり、親子が向かったであろう山から
途中撤退している。

一般的に男親は(特に山男でない場合)子どもの着替えや上着にまで配慮が足りない場合が多い。
自分が大丈夫だから子どもも同じだと思い込んでしまう事がある。
うちでもそうだった。

寒い日にまだやっと1人座りのできるようになったばかりの牛子に
「牛子!行くぞ!」
と喚いて牛子を抱え、そのまま外へ連れ出し風邪をひかせた。
「上着を着せて!」
と後ろから叫んでも
「そんなん、いらん」
と無視された。
「大事な娘を殺す気か?」
と本気で思ったものだ。
その後もそんな事が度々あり、自分は牛子の上着や荷物を抱えて必ずついて行くことになった。

よほど神経質な父親でない限り、男親にはそう言う面もあるので
お母さんが一緒じゃなかったのも悔やまれるというか。
(もっとも、母親でも子連れで出かけると言うのに手ぶらで行く人もいるので一概には言えない)

捜索が遅れて警察が謝罪した事も、おじいさんが「まだいい」って言ったんだから
警察のせいじゃないでしょ。
警察だって、消防だってちゃんと要請しなきゃ動きません。

動けません。

なんか変。夕方4時なら危険のないところだけでも子どもを背負ってたったか歩けば帰れたでしょう。
身長が180㎝もあるなら当然足も長いし歩幅も大きいし。危険なところだけ子どもを降ろして慎重に下れば何とかなったんじゃ・・・。
気温だって上に行くほど寒くなるのだから
「この冷たい空気の中で一晩過ごせるか?」
って考えたらテントもツェルトも無しのビバークなど普通は考えない。

見つからないといろいろなことがわからないのかもしれない。

どこかで生きていて欲しい。

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