ぐうたら主婦 きっとの暮らしと遊び

ヘタレな主婦の山歩きとぐうたらな生活の中で思ったことなどを書き連ねてみました。

水頭症?

2019-07-31 23:27:25 | 日記
おばばが数年前から時々おかしくて、それもはっきりと「おかしい!」
と言う状況ではなかったので、今までのびのびになっていた脳の検査。


春に脳神経内科に受診して
「パーキンソン病に症状が似ているんですけど、どうなんでしょう?」
と聞いたら、画像を撮って認知症の検査をして

「これは水頭症の症状がありますから大きい病院で検査をしてもらって、手術とかに
なる場合もありますので紹介状を書きましょうか?」
と先生は言ってくれた。

私一人で決めるわけには行かないので、「一度相談してきます」
と言って帰ってきたんだけどもー、呆けの症状はひどくなるばかりだし、歩けば歩いたで
ちゃんと歩けないし、とても2年前までヤマを歩いていた人とは思えない歩き方をするので
とうとう大きな病院へ検査に行くことになった。

それで、月曜日に行ってきた。
「水を抜いて検査する日を決めましょうね」
とか言われるかと思ったら、処置室に簡単な手術のできるスペースがあって、
そこで局所麻酔を腰に打たれ、脳の水を14ml抜いたそうだ。

「これで症状が少し改善されれば、入院して手術して水を抜きましょう」
と言うことだった。

水頭症になるとうまく歩けないらしい。
頭は歩くように指令を出すんだけど、肝心の足が動かないから
同じところをぐるぐる回っちゃって転びそうになるから、ささえるこっちは往生する。

熱中症になるといけないからと、クーラーをつければ
「涼しくなったから」
と言ってクーラーのスイッチを切ってしまい、窓を閉め切ったままにしたり、
クーラーがついているのに、窓を開けたり。
一緒に住んでいる弟(長男)が発狂しそうになっているので
今日も午後からちょっと様子を見に行ってきた。

少しは動きが良くなってるかと思ったものの、それほどでもなく
相変わらずぼーっとしている。

まあ、数年前に風切山の林道を下りてきて、あともう少しで車、と言うところでいきなり転んで
大怪我をしたのも原因がよくわかった。

最近は借りている畑へ行って、簡単に転んであちこち痣を作って帰って来るので
「一人で畑へ行くな」
と言ってある。
それでも、そんなことを忘れてしまうから
また出かけそうになるので困っていた。
それでいよいよ紹介状を書いてもらい、大きな病院へ行ってきた。
「あー疲れた疲れた!」
と騒いでいたが、付き添いする方が疲れるんだよっ!

今まで、人の付き添いなどで大病院へ来たのは40年も50年も前、今はおっさんになった
息子たちを病院に連れてきた以外ないのだ。
「病院は汚いから」「あー、汚い汚い」
と言うのがおばばの口癖だった。だから私が癌の手術をして入院した時も一回しか
病院へ来なかった。
ムスメの牛子を生んだ時などは来なかった。

人の心配より自分の事が大事な人なんだな、とわかったので
事故って入院した時は言わなかった。

でも私はやるべき事はやっとくからね、と内心おばばに言いながら
付き合ってあげている。