いのエう’s blog

のんびりと更新していきます o(^-^)o

スペーサー

2005-10-19 06:08:05 | インラインスケート
 以前、T様のblogのコメントで話題となっていましたスペーサーの話。自分もこれらを読むまで知りませんでした。(恥)

 RYOCYANさんのスペーサーのお部屋
 W.I.Rのスペーサーの検証

なので、ノギス(精度0.05mm)を持ち出して実測することにしました。

フレームの幅:24.20mm
  (BONT Sniper Evo 3 88mm, 84mmとも。ただし、INFERNO 80mmにはバリがあり、バリを含むと24.00mm、含まないと24.20mmでした。)
ベアリング(608)の厚み:7.00mm(10pcs測定)

これらのマテリアルは、精度が良さそう。
しかし、スペーサーの長さとなると

スペーサー(608)の長さ:59pcs中
 10.40mm 28pcs
 10.35mm  0pc
 10.30mm  1pc
 10.25mm 19pcs
 10.20mm  9pcs
 10.15mm  2pcs
 10.10mm  0pc

バラツキが結構ある。
厳密に考えると、理想的なスペーサーの長さは、
 フレーム幅 - ベアリング厚み × 2 = 10.20mm
である。
でも10.40mmの+0.20mmの長さのスペーサーを組み込んで回りが悪くなるのかと思いきや、そうではないようだ。同じ長さのを使うと、フレームに歪みが生じないため、大丈夫なのだろう。

・組み込むときのスペーサーの長さを統一する。
 上記10.40mmのスペーサーはSniper付属のスペーサーだが、全て同じ長さでした。
・ウィールハブの精度が良いウィールを使う。
 どこぞの分からない安物ウィールは注意。
・ベアリングプレス機など使う。
 ベアリングの中心で押し込むこと。
・シャフトをきつく締め過ぎない。
 締め過ぎはフレームやシャフトも傷むのでよろしくないかと。
・ベアリング単体を手で回しても良く回る。
 新品のグリスタイプは使い込めば良く回る。

これらの条件だと良く回るはずだ。
 上記の10.25mmを10個そろえて組み込んだら、ウィールを叩いたりしなくても、良く回りました。ベアリング性能だけでなく、スペーサーの長さも気にした方が良さそうだ。