goo blog サービス終了のお知らせ 

芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

里なび研修会に参加

2010年11月20日 | Weblog
環境省自然環境局主催の、「平成22年度里なび研修会」が10:00から登米市新田公民館でNPO法人「伊豆沼・長沼水環境ネットワーク」と「新田あるものさがしの会」が中心になって開かれ、鈴木隆彦氏が参加するというので、彼の車に乗せてもらっていってきた。
テーマは「生物多様性の保全・活用と農業再興」で、最初に竹田純一・里地ネットワーク事務局長による「里地里山の保全と活用」という題の全体会議の趣旨説明があり、基調講演は、前回も話してくれた岩渕成紀・NPO田んぼ理事長による「里地里山の賢明な利用と地域づくり」という題の話しであった。
竹田純一氏の話しも良かったが、岩渕成紀氏のCOP10の新聞に出なかった話しが聞けるのが楽しみで、思っていた通り、先進国特に米国が発展途上国から持ち去った種子で自分だけ儲けているという新聞に出た話しだけではなかったことが分かった。それが決まらなかったことだけが大きく報じられたが、湿地系としての水田の生物多様性を認める水田決議があったことや、環境省が千数百億円を拠出して、環境ネットワークを支援することになったなど、環境保護が前進していることが分かった。
また、鳥インフルエンザのことを大騒ぎするが、日本での死者は0であり、それに比すれば、地球が6000万年かかって育てて来た知られているだけでも175万種の動植物がこの100年間で毎年4万種を絶滅させていることのほうが、人類も生き残れないことになるといった話しは、私も以前、鳥インフルエンザの大騒ぎは、国連も巻き込んだ米国系資本の製薬会社の企みであることを記しているので、面白く聞いた。
伊豆沼農産の地元産の食材による700円の昼食を挟んで、午後3時まで話しを聞いた。それに関連して、現在、200~300円で、弁当が売られているが、その米は、輸入加工米を使ってもいいことになっていることなども話された。

注文することの多い日

2010年11月19日 | Weblog
先日の桜井充財務副大臣の市民フォーラムでの桜井充氏の発言で面白かったのは、現在、小麦などの輸入食品のアレルギーはあっても、米のアレルギーがないのはなぜかという質問設定をして、自ら、応えたのは、日本人は、数千年の米食をしてくるうちに、米アレルギーの人は淘汰されたのだと答えていた。そうであるから、日本で作る穀物は、米が一番相応しいとも言っていた。流石医者であり、やはり科学者だと思った。
ただ、戸別所得補償を一番難しい米で始めたため、なかなかうまくいっていないとも言っていた。中国産の野菜などと対抗する野菜の所得補償をすれば、良かったのかもしれない。
無農薬や、低農薬野菜、穀物を作っているのだから、価格があまり変わらなければ、当然、輸出において、競争力があるということでもある。
ところで、近所で歩道沿いにクコの木を植えている家があり、今、その実が歩道に沢山落ちているので、拾って食べたら美味しいので、ネネット上で茨城県の滋養農園というところが、中国豊産のクコの苗木を売っているので、注文してみた。
今日は、古家の戸を樹脂サッシで2重にする見積もりも頼んだ。注文することの多い日であった。

ビニールハウス建設の準備

2010年11月18日 | Weblog
今週は一之君に会おうと毎日小竹牛乳に行っているが、いつも外出中で会えない。まず、もう一度許可をしてもらってからビニールハウスを建てようと思うからだ。牛乳屋さんは配達と集金で相当忙しいらしい。佐藤元大工さんは、畑で忙しいようだから、昨日、佐藤元大工さんに糸を張ってもらえなかったのを、今日自分で一面だけ張って来た。
昨年の冬、あまりに寒かったので、今年は、古家を2重サッシにしようと思い、その見積もりやら、工事やらで、予定を組みにくいが、ともかく、ビニールハウスを早く建てないと、来月になってからでは、寒さの中での工事は辛いであろう。
とかく、工事などは遅れがちである。来月半ばに、岸田光祐さんの偲ぶ会があるから、その時に霊前に完成を報告できるようにしたい。
できれば、明日から工事を始めたいので、先ずは、一之君と検分しておきたいから、今夜でももう一度小竹牛乳にいかなければならない。
菅政権のおかしいのは、TPPに入るのが、先ずありきで、農業の環境整備をするというのだが、農業の環境整備はこれまでもいくつか記して来たように、複雑で簡単ではない。米国から言われて、直ぐにそれに応じているのは、今までの政権と変わらない上に、その目的のために、これまで米国主導で米国に利するように作られた、日本農業が農家の納得いくように簡単に変えられると安易に考えている点だ。

水槽に漬けてから、立てかけたホダ木の数本に大きな椎茸が

2010年11月17日 | Weblog
水槽に漬けてから、立てかけたホダ木の数本にやっと椎茸がいくつかずつなり始めた。周りの人達から予告された通りに、菌駒を植えて丁度2年でまともに生ってきたのだ。水槽に漬けただけではなく、そのあとも水をかけ続けなくてはならないと言われた通りにした結果だ。
農作物に太陽、水、空気が必要なことは当たり前なのに、それが危機的状況にならないと、認識できないのは、私が農業に携わってこなかったからかもしれない。
太陽、空気は当分なくならないであろうが、水は不足してきていて、昔は考えられなかった、ガソリンより高い飲み水を買うことになっている。今年のような旱魃が毎年続いたら、田畑が沙漠化して食糧不足になるのは明らかだ。現に今年、ロシアは、旱魃で小麦の輸出をロシア政府が差し止めた。詳しいことは分からないが、ロシアも大規模農法であろうから、水をどこからか引いているのであろうし、その水が引けないくらいに溜池に溜まらなかったということだ。広大な面積に雨が降るのを待つのにしても、どこかに降った雨や雪を堀で引くにしても、雨が降らなくては仕方ない。かつてソ連の1部だったアラル海の水が干上がって来ているそうだ。この緯度の内陸地域はこれからもしばしば旱魃に見舞われるのかもしれない。そうなると、現在農作物の輸出国が、輸入国に変わりうる。現在60億の地球人口の3分の1は飢餓状態だというし、さらに穀物が減れば、牛などの家畜の飼料もなくなるから、人間を救うためには、何倍もの人が食える食糧を必要とする牛を食うのは止めなければならなくなる。それがいやなら、食糧争奪の戦争であろう。それほど大事な水はこれから、戦争の原因にもなる。昔も水争いはあった。そのように重要な水を土地改良区という怪しげな団体に任せておけなくなる。自民党以外の政権が安定したら、早いうちに手を打たなければならない。自民党では、今までと同じ土地改良区に戻ってしまうからだ。先ずは、予算を削ったことが、改革の始まりだ。税金の投入を半減しても、生き残れる土地改良区は、やはり伏魔殿だ。米国主導の貿易完全自由化の前にしなければならない、環境整備は直ぐにできるような簡単な代物ではないのだ。

ジャガイモを貰う

2010年11月16日 | Weblog
私の作ったジャガイモがあまりに小さかったのを見て、佐藤元大工さんが、ジャガイモを一袋持って来てくれた。しかし、それも直径5センチくらいしかない。私のよりはましだが、今年は、どこも小さかったということであろう。
農作物は、太陽、空気、水がないとできないのだから、今年のような日照りには、水不足で、不作ということになるのだ。先日の桜井充氏の市民フォーラムのあとの懇親会で、桜井充氏の近くに土地改良区の理事長と星登米市議会議長が座り、市議会議長が盛んに、土地改良区に予算を増やすべきだと力説していたので、私は、日ごろから土地改良区が農業の癌であると思っているから、小沢一郎の睨みのお陰で、土地改良区全国の長を野中広務自民党元幹事長が辞職したのは、良かったし、水を引いていない減反にまで水代を加算しているのはけしからんということを言ったら、減反している田んぼももとは水を引いていたのだから、続いて水代を取るべきだと反論された。それなら、国交省に北上川の水代を払っているのかと聞いたら、払っていないというので、維持費だけでそんなにかかるのはおかしいし、用水堀は農民が掃除しているではないかと言うと、鼻じろんだ風に黙ってしまった。その人を攻撃するのが目的ではないから、私は自己紹介して、芳賀邸に遊びに来るように誘っておいた。芳賀邸も知らなかったと見え、取り巻きに聞いてから、近々遊びに来ると言っていた。桜井充氏自身、農協職員が時給800円で雇われ、農民の所得が、時給300円以下なのはおかしいと言っていた。土地改良区の職員は、年のうち、春夏しか仕事がなくて、一年間地方公務員並の給料をもらっているのも農民のお陰で仕事をしているのに、農民の所得は少なすぎるのであって、土地改良区に税をつぎ込むくらいなら、農民に税をつぎ込むほうが良いのだ。
桜井充氏は、欧米並に、農産物補償をすれば、輸入食品並の安い作物を消費者が買え、農民も所得が増えて作る意欲がわき、後継者が出来ると言っていた。
輸入食品より、国内産作物のほうが、安全、美味だから、農産物補償を受けて輸出されて来ている作物に対して逆に日本から輸出できることになる。
ところで、昨日のクローズアップ現代に、立花隆が出て来て、聞くまでもないことをしゃべっていたが、NHKもいよいよ、幹部の差し金であろうが、反小沢一郎,反民主党の立花さん起用で、米国主導の菅首相おろしを始めた。

艇庫用ビニールハウスを建てるところを検分

2010年11月15日 | Weblog
昨夜、照ちゃん、守んツアン、秀夫ちゃんに集まってもらい、呑みながら、ビニールハウスの建設の段取りを話し合った。守んツアンが、いつもの餃子を持って来てくれ、秀夫ちゃんは、鍋物と携帯ガス器具を持って来てくれた。照るちゃんは焼酎を持って来てくれ、女子世界バレーの3位決定戦を見ながら、呑み会をした。世界ランク1位のブラジルと互角に近く戦ったから、世界ランク2位の米国に押され気味だったが、勝つのではないかと思っていた通りになった。バレー女子には根性もある。政治・行政と違って、スポーツは勝っても米国から嫌がらせを受けないからいい。
菅政権になってから、政治経済は自民党時代と同じ、米国の下請けになってしまった。東アジア共同体というのはもうかけ声倒れなのか。これからは、アジアアフリカ、中南米の時代なのに、スポーツのようには、正々堂々と戦えないままである。
佐藤元大工さんと一緒に小竹牛乳に行ってもらって、ビニールハウスを建てるところを検分してもらい、小竹牛乳が留守なので、一昨日届いた「月刊ローイング」10月号を置いて来た。「小竹牛乳様にボートを置く敷地を提供していただいている」記事を記しているからだ。「月刊ローイング」をここでは見られなかったので、編集にに頼んだら直ぐ送ってもらえた。

遺伝子組み換え大豆から無臭大豆へ

2010年11月14日 | Weblog
昨日の市民フォーラムで石山けいき衆議院議員は、穀物大手商社、カーギルに触れ、米国の穀物大手が自分たちの穀物を売るために、安値で売りつけてアフリカの農業を先ず潰している。穀物大手独占資本はそのようなことをして、世界の市場を独占していっているから、日本がそのような目にあわないために、日本農業を守らなければならない。ということを言っていた。
桜井充氏は、減反した田んぼには、豆などを植えると良いと言っていたから、18時から宝江の菅原屋で懇親会が開かれたとき、私の左隣りが桜井充氏だったので、最近になって、遺伝子組み換えの大豆にも虫や病気が発生するようになったので、米国穀物大手が日本で開発された無臭大豆を栽培することに関心を持っているという私の知識を披瀝した。この無臭大豆は日本の農水相が特許を持っていて、米国やヴィエトナムでその栽培がされ始めている。西洋人は、大豆特有の臭みを嫌うから、欧米に輸出することを目的に無臭大豆を開発したという。


桜井充財務副大臣の市民フォーラムに出席

2010年11月13日 | Weblog
午前中に、日本環境開発の金森君がビニールハウスの骨組みを築館の千葉さん宅から小竹牛乳に運んでくれた。丁度、築館の友達宅から、廃棄パソコンを運ぶついでがあるということで、4トン車を都合してくれた。照るちゃんが、守んツアンを乗せて来てくれ、3人で、積めるところに運んで、トラックが来ると直ぐに金森君も手伝ってくれて、骨組みを積んだ。小竹牛乳で降ろすのは、割に簡単に済んだ。遠山の里のクララーで照るちゃん、守んツアンとらーめんを食べて別れた。
13時半に、桜井充財務副大臣の秘書氏家英人氏の奥さんが迎えに来て、「市民政策調査会ミヤギ 第104回 市民フォーラム」に出席した。中田農村環境改善センターで14時から始まり、16:30までの予定が時間をかなり押して終了した。内海忠敏氏の司会で、第1部石山けいき衆議院議員 農学博士の講演で、人生を4段階に分け、誕生、教育、労働、老後として、それをいかにいいものにするかのために、農業を改善するというのだ。この4段階は、インドの古代からの人生の4段階に分けるのに似ていて面白かった。違いは、インドの場合、老後のところが、林棲、遊行となる点だ。彼の場合、誕生は、安心して子を産める社会で、老後も安心して住める社会ということだ。
桜井充氏のコーディネートは、以前に比べて、格段に話しが分かりやすくなった。相当勉強している。財務副大臣に指名されて当然の堂々とした意見表明で、皆納得して聞いているようだった。農協をこき下ろしている点では、私と同じ意見だ。海外からの農産物に関税をかけて定価を上げるのでなく、日本農産物に税金で補助をして、海外と同じ値段にすれば、日本農業は輸出もできるというのだ。
米国の農産物補償はWTO試算で、30%、民主党試算で60%、EUは80%の補償、と言う、税金のつぎ込み出始めて、ドイツの自給率100%、英国の自給率70%であり、英国のモデルに日本も近づけるという意見だった。米国やEUが農家に補助金を出して、農産物を安く輸出できている実体は、以前に、桜井充氏と話した時も聞いていた。
次回、第104会市民フォーラムは12月4日(土)仙台エレクトロンホールでだそうだ。

美味しいコーヒー

2010年11月12日 | Weblog
昨日の夕方、佐藤元大工さんが来たので、こもれびコーヒーを開封して飲んだ。前より美味しくなっている。焙煎がだんだん上手になっているのだろう。専門家が指導しているのだから、当然と言えば当然だが、以前は、少し我慢して飲んでいた。美味しい物は一度いいものを食べたり飲んだりすると、それよりまずいのはあまり食べたくなくなるのはやむを得ない。
ところで、私の好みというより、比重の置き方からいうと、今回の海上保安官による中国船による海上保安庁船への衝突ビデオのネット上への公開は、またもや、マスコミが犯罪者扱いでの報道をしているが、単に政府首脳の失策者が犯罪者扱いしているだけで、それを背景に、警視庁と検察が、任意とは名ばかりの強制捜査をしていて、それ自体が問題である。
しかし、私は、これ以上に問題が大きいと思うのは、警視庁のテロ捜査関連資料のネット上での公開である。これは明らかに機密であり、その問題性を隠すために、海上保安官の事例をマスコミに騒がせているのではないかと思われるほどに、警視庁のテロ捜査関連資料のネット上での公開は、隠され霞んで見える。日本のマスコミ、政府が中国や北朝鮮の人権をあげつらうのが笑止なほどのテロ捜査関連資料に対する軽視だ。マスコミの海上保安官に対する今回の扱いも、小沢一郎の時とまるで同じで、あたかも犯罪者扱いである。小沢一郎の、当年に記載漏れし陸山会会計簿に翌年になって記載したのが、虚偽記載という言い方で、犯罪であるというのは、私などからすると、私自身かつて、仕事が忙しかった時に、立替金を経理に請求したのが、翌々年だった事もあり、それが領収書があったために、受け入れられた経験があるから、小沢一郎の陸算会会計記載のどこに問題があるのか知りたいくらいだ。領収書より、前の日時に記載するのは、あるいは虚偽になるかもしれないが、翌年や翌々年になるのは、いくらでもあるのではないか。米国主導の怪しげなNPOによる、告発と検察のリークが世論を形成したのだ。今回の中国船と海上保安庁船の衝突も中国主導での日本政府対応であり、貿易立国の割に、政府の外国に対する対応が自主性に欠けている。

茸の豊作

2010年11月11日 | Weblog
一昨日、留守中に紫シメジを置いていってくれ、昨日、佐藤元大工さんが、白シメジを採りにまた連れて行ってくれた。かなり採れた。
今日は、照るちゃんが、彼の持ち場から採って来た紫シメジを持って来てくれた。私もそこに行きたかったが、採って直ぐ持って来てくれるのを食べるのでも良い。次々と茸が持ち込まれるので、食べきれない。嬉しい悲鳴というやつだ。
母の見舞いに行った帰りに、佐藤元大工さんが車で通りかかるのに遭った。今日、こもれびコーヒーが届くから飲みに来るように誘った。
午後に、氏家英人氏に遠山の里で遭ったので、ちょっとお茶を飲んで、民主党の菅政権について、小沢首相であれば、実力が全然違うから、前にも話したように、政権を健全に維持できたことを話した。13日(土)14:00~16:30に中田農村環境改善センターで市民フォーラム・戸別所得補償制度を考える!を開催するから、出席してほしいと言う。第1部 衆議員議員・農学博士 石山けいき氏のこうえん、第2部 財務副大臣 参議院議員 桜井充氏のコーディネートで石山氏のパネリストの討議だと言う。