水槽に漬けてから、立てかけたホダ木の数本にやっと椎茸がいくつかずつなり始めた。周りの人達から予告された通りに、菌駒を植えて丁度2年でまともに生ってきたのだ。水槽に漬けただけではなく、そのあとも水をかけ続けなくてはならないと言われた通りにした結果だ。
農作物に太陽、水、空気が必要なことは当たり前なのに、それが危機的状況にならないと、認識できないのは、私が農業に携わってこなかったからかもしれない。
太陽、空気は当分なくならないであろうが、水は不足してきていて、昔は考えられなかった、ガソリンより高い飲み水を買うことになっている。今年のような旱魃が毎年続いたら、田畑が沙漠化して食糧不足になるのは明らかだ。現に今年、ロシアは、旱魃で小麦の輸出をロシア政府が差し止めた。詳しいことは分からないが、ロシアも大規模農法であろうから、水をどこからか引いているのであろうし、その水が引けないくらいに溜池に溜まらなかったということだ。広大な面積に雨が降るのを待つのにしても、どこかに降った雨や雪を堀で引くにしても、雨が降らなくては仕方ない。かつてソ連の1部だったアラル海の水が干上がって来ているそうだ。この緯度の内陸地域はこれからもしばしば旱魃に見舞われるのかもしれない。そうなると、現在農作物の輸出国が、輸入国に変わりうる。現在60億の地球人口の3分の1は飢餓状態だというし、さらに穀物が減れば、牛などの家畜の飼料もなくなるから、人間を救うためには、何倍もの人が食える食糧を必要とする牛を食うのは止めなければならなくなる。それがいやなら、食糧争奪の戦争であろう。それほど大事な水はこれから、戦争の原因にもなる。昔も水争いはあった。そのように重要な水を土地改良区という怪しげな団体に任せておけなくなる。自民党以外の政権が安定したら、早いうちに手を打たなければならない。自民党では、今までと同じ土地改良区に戻ってしまうからだ。先ずは、予算を削ったことが、改革の始まりだ。税金の投入を半減しても、生き残れる土地改良区は、やはり伏魔殿だ。米国主導の貿易完全自由化の前にしなければならない、環境整備は直ぐにできるような簡単な代物ではないのだ。
農作物に太陽、水、空気が必要なことは当たり前なのに、それが危機的状況にならないと、認識できないのは、私が農業に携わってこなかったからかもしれない。
太陽、空気は当分なくならないであろうが、水は不足してきていて、昔は考えられなかった、ガソリンより高い飲み水を買うことになっている。今年のような旱魃が毎年続いたら、田畑が沙漠化して食糧不足になるのは明らかだ。現に今年、ロシアは、旱魃で小麦の輸出をロシア政府が差し止めた。詳しいことは分からないが、ロシアも大規模農法であろうから、水をどこからか引いているのであろうし、その水が引けないくらいに溜池に溜まらなかったということだ。広大な面積に雨が降るのを待つのにしても、どこかに降った雨や雪を堀で引くにしても、雨が降らなくては仕方ない。かつてソ連の1部だったアラル海の水が干上がって来ているそうだ。この緯度の内陸地域はこれからもしばしば旱魃に見舞われるのかもしれない。そうなると、現在農作物の輸出国が、輸入国に変わりうる。現在60億の地球人口の3分の1は飢餓状態だというし、さらに穀物が減れば、牛などの家畜の飼料もなくなるから、人間を救うためには、何倍もの人が食える食糧を必要とする牛を食うのは止めなければならなくなる。それがいやなら、食糧争奪の戦争であろう。それほど大事な水はこれから、戦争の原因にもなる。昔も水争いはあった。そのように重要な水を土地改良区という怪しげな団体に任せておけなくなる。自民党以外の政権が安定したら、早いうちに手を打たなければならない。自民党では、今までと同じ土地改良区に戻ってしまうからだ。先ずは、予算を削ったことが、改革の始まりだ。税金の投入を半減しても、生き残れる土地改良区は、やはり伏魔殿だ。米国主導の貿易完全自由化の前にしなければならない、環境整備は直ぐにできるような簡単な代物ではないのだ。