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芳賀明夫の思いつくままに

フィジーから帰国して

支倉常長の慶長遣欧使節

2009年08月20日 | Weblog
江田佳弘君のお母さんの所に行くのは、18日夜に飲みながら始めに打ち合わせたのでは、今日20日の予定であったが、佳弘君のお母さんが今日松戸に行くことが分かり、急遽、一日繰り上げて昨日の夕方に変更したのだ。昨日、山口佳子ちゃんが、午前中に遊びにきて、石巻にドライヴに行こうということになり、乗せてもらって行き、お昼に海鮮丼を食べてから、時間があるので、渡波のサン・ファン・バウティスタ号を見に行った。単に想像して造った舟を見るだけのつもりで行った所が、和船の技術で洋艦を造ったその技術を現代に再現した一大プロジェクトであることが分かり、その造る過程から、航海の行程までを14時から見始めたら、16時になっても見終わらなかった。私は、遠藤周作の『侍』執筆のための取材初期に付き合って、石巻の月の浦や、仙台市博物館に案内したことがあり、また、アカプルコなどへ「遠藤周作と行くメキシコ」ツアーを企画したりしたので、支倉常長の慶長遣欧使節について知らない人よりは、知っているつもりであったが、メキシコのアカプルコ、スペインのセビリア、ローマなどでの様子を古い絵とともに詳しく解説しているのが、面白くて興味が尽きず、結局16:30の閉館近くまでいて、江田佳弘君のお母さんの所に行く時間に間に合うように、途中で切り上げて帰らざるを得なかった。入館者は顔を覚えられる程度の少なさであったが、石巻のもっと宣伝して入ってもらっていい充実した施設である。