ララやララDXに掲載されてた緑川ゆきさんの
短編集です。
4つお話が入ってます。
・花唄流るる
1番普通っぽい話だと思います。
・蛍火の杜へ
この本作品の中では1番好きな話です。
蛍とギンが出会ってからだんだん惹かれあう
様子が良く描かれてます。
・くるくる落ち葉
椿の名字が煙巻なのはやっぱりハッ○リくんから
きてるのでしょうね。
木からひらりと飛び降りたり、男の子と
けんかして勝ったり見た目とのギャップが
すごいです。
・ひび、深く
2話目の「蛍火の杜へ」もそうですが、
緑川さんの作品にはこういうむくわれない恋の
話がけっこうありますね。
でもこの人の作品だからこそ味のある話に
なってると思います。
珍しく全部恋愛話になってるけど、やっぱり
抽象的な感じがします。
「くるくる落ち葉」の続きとか見てみたいです。